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こんにちは、翼祈(たすき)です。
まず、聴覚障害者あるあるだと思う話をします。
外で車などが走っていたら、その音が大きく、それ以外はよく聞こえません。
逆に静かな場所だと、小さな声でも割と聞こえています。
聞こえていないことで、全神経が聞くことに集中し、研ぎ澄まされるという感覚でしょうか?
ただ、研ぎ澄まされることは、時に場面によっては体調悪化を招きます。
詳しくは最後の自分の感想で述べます。
私は先日、同じ聴覚障害者としてまた一人尊敬する方ができました。
その方は『みみトモ。ランド』代表のえりさんという精神科のナースの方です。
今回は、『みみトモ。ランド』はどんな活動をしているか、私が聴覚障害者として最近苦しんだ話をしたいと思います。
『みみトモ。ランド』は、どんなことがきっかけで始めた事業ですか?
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みみトモ。ランドとは、聴覚障害の悩みを話したくても話せなかった私たちが、気軽に話せる場所を求め、始めたコミュニティです。
みみトモ。ランドでは私たちが生きやすくなる最新情報と悩みを吐き出せる仲間、協力者を得られます。
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『みみトモ。ランド』では、聴覚障害当事者向けの【メタバース】も開催しています。
または、障害者の言い換えとして、「フロントランナー」と表現されています。
私個人としても、代表のえりさんは同じ聴覚障害者、20代で起業、精神科のナースと、尊敬の眼差し。または、社外の方へのインタビューで、お話をお聞きしたい方のお一人です。
いつか、えりさんのそのスケールの大きい話に、私も参加させて下さい!
私が『みみトモ。ランド』主催の【メタバース】で思ったことを話します。
障害をお持ちの方は、住んでいる都道府県もバラバラで、なかなか気軽に会えません。近場に住んでいても、オンラインだったりが主流。
そんな時に、この【メタバース】なら居住地問わず、お話ができる。同じ悩みを持つ方と出逢い、生活がしやすくなるかもしれない。
ここでなら、本当に幅広く、聴覚障害という括りで、多くの色んな経験を持ち方で出逢えるなって思いました。
本当にこういう居場所があることは、聴覚障害者が生きる上でも、知恵とかが散りばめられていて、生活がしやすくなる、大事な場所の1つだと言えますね。
私の心が叫んだ時
ここで私のエピソードを紹介します。これも聴覚障害者あるあるだと思います。
先日、とある社外の方へのインタビューでした。
ライターの支援員さんを含め、数名で参加。
通常、インタビューをする時に音を増幅させない様に、こちらはライターの支援員さんだけマイクをオンにし、他は切っています。
一台しか音を出さないため、たまに片耳難聴なので、上手く聞こえない時も。
この日の先方の方は声が聞き取りやすく、一台でも聞こえてました。
楽しくインタビューをしていたはずだったのに…
急に先方の声が大きくなりました。気のせいかと思っていましたが、私の前で別の方が切っていたマイクを解除し、音を上げていました。
二台から音がするので、右耳が悲鳴を上げました。
私は基本的に音を大きくして、テレビなどを観たりしません。耳を守るため。
この日は、段々気分が悪くなり、吐き気もし始めました。
インタビューの質問はしっかりしました。
でもそれは気力と、本当なら「ちょっと、すみません」と立ち上がって、席を外したい。
でもインタビューに穴を空けるわけにも、先方にも迷惑はかけられない。
ただ、その2つだけで、乗り切った。
インタビューを終え、ホッとしたと同時に耳鳴りを伴う体調不良。正直、インタビューを振り返って、無理して笑顔で話す様子を見せたくない位、体調が悪かった。
帰宅するとまだ耳が痛く、枕に顔を沈め、暫く身体がだるく動かせなかった。
普段耳鳴りの症状がない私は、あの日かなり体調が著しく悪化。
この時初めて、聴覚障害者ですが、普段から耳鳴りで悩む方の気持ちを身をもって体感しました。
私はこの日耳鳴りを体験しました。もし、耳鳴りでお悩みの方が、『みみトモ。ランド』が主催の【メタバース】に参加をすると、「私は耳鳴り酷い時、こうやって労わっているよ」。「こうやると症状が落ち着いたよ」とか、アドバイスを貰えるかもしれない。
凄く、聴覚障害者にとって、真摯に自分の障害と向き合えると思いました。
noteでも書いています。よければ読んでください。












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