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こんにちは、金次郎です。
9月になったと言うのに暑い日が続き、秋の気配すら有りませんね。
今夏は、最高気温が40度を超える地域も去年より多くなり、テレビのニュースでも「危険な暑さ」という見出しが出たままです。
特に今年の季節の移ろいの特徴として、梅雨の時期が凄く短くいきなり暑くなった感じです。
故に「熱中症」に罹ってしまう方も多く、消防署の救急隊員も休む暇なく出動しています。
プロ野球中継を見ていても、試合中に選手が「熱中症」に罹ってしまい途中交代する場面を今年は何回か見ました。
この様にプロのスポーツ選手でも「熱中症」になってしまう時代ですが、日頃の睡眠不足や疲労が蓄積してなってしまう「熱中症」もある事をご存じでしょうか?
今回は、熱中症の中でもこの「蓄積型熱中症」についても書いてみます。
熱中症「警戒アラート」から「特別警戒アラート」へ
元号が令和になった辺りから、地球温暖化が進み続けている影響か「熱中症」に罹る人がかなり多くなってきました。
これをうけ、環境省と気象庁は
・気温や暑さ指数(WBGT)などの情報をどの様に国民に伝え、熱中症予防に
活用してもらおうか?
と言うのを検討していました。
これを受けて2021年(令和3年)4月28日より、暑さ指数が33℃以上になると予想される時に「熱中症警戒アラート」を発表するようになりました。
参照元:(国土交通省 気象庁 青森地方気象台)熱中症警戒アラート(2021年)(pdf形式3ページ)
しかし、夏の暑さはとどまるところを知らず、どんどん暑くなっています。
それで3年後の2024年(令和6年)4月24日からは、更に強く警戒を呼びかける「熱中症特別警戒アラート」の運用も始まりました。
これは、暑さ指数が35℃を超える「危険な暑さ」が予測される日の、前日17時頃もしくは当日朝5時頃にアラートが発表されます。
このアラートが発表された場合は、無用な外出は控えて冷房の効いた屋内で過ごしましょう。
参照元:(政府広報オンライン)熱中症特別警戒アラートとは?発表時の対策と熱中症予防のポイント(2024年11月22日)
「蓄積型熱中症」って?原因と対策はなに?
熱中症と言うと、暑い屋外で活動していて急になってしまうイメージですが、「蓄積型熱中症」は身体に溜まって行く疲労や熱が時間をかけて起こしてしまう熱中症です。
この「蓄積型熱中症」になってしまう原因は以下のものがあります。
1、睡眠不足
部屋の温度が高い環境で床につきますと、睡眠の質が悪くなり深い睡眠が取れ
なくなりますので、自律神経の働きが乱れたり体温調節がうまくいかなくなり
ます。
2、水分不足やミネラル不足
発汗により失われた体内の水分や塩分を十分に補給できない場合、汗の質が
悪くなりますので、体温を下げる事ができず熱が体内にこもりやすくなりま
す。
3、疲労の蓄積
休み無く仕事や運動をして身体に疲労が蓄積すると、体温調節機能が低下しや
すくなります。
4、高温多湿な生活環境
適切にエアコンを使わないや風通しの悪い部屋で寝るなど、高温多湿の環境に
い続けると、身体の熱が放出されず蓄積していきます。
「疲れがとれない」とか「ずっと食欲が無い」などが続く場合は、この「蓄積型熱中症」かも?と疑ってみましょう。
「蓄積型熱中症」にならないための対策は以下の事を実践しましょう。
1、睡眠環境(質の良い睡眠をとるために)
・寝る時もエアコンや扇風機を点けて、室温が25℃〜28℃辺りになる様に設定
する
・通気性の良い寝具で寝る
・寝る前に、ぬるめのシャワーを浴びて体温を下げる
2、水分補給
・のどが渇かなくても水分補給(1時間に1回コップ一杯程度)
・大量に汗をかいた後は、スポーツドリンクや経口補水液を利用(ただし、糖
分が入っているので摂り過ぎに注意する「糖尿病予防」)
・ミネラルウォーターや麦茶などで、1日に1.2リットル~1.5リットル
3、食事で栄養補給
・ビタミンB:豚肉、納豆など(疲労回復効果)
・ビタミンC:果物、野菜など(ストレス対策)
・塩分 :味噌汁や梅干し(発汗対策)
4、生活環境
・日中の外出時は、日傘を差したり帽子をかぶる
・吸湿性の高い服を着る
・帰宅後は、シャワーを浴びたり冷却グッズを使って身体を冷やす
参考元:(大阪グランドクリニック)蓄積型熱中症とは?原因と今から実践できる対策(2025年9月3日)
暑さはいつまで続くかな
気象庁が発表した3ヶ月予報によると、9月~11月の向こう3ヶ月も全国的に平年より気温が高い日が続く予報です。
ただ、梅雨が早く明けたせいなのか?今夏は日本各地で「ゲリラ雷雨」が猛威を奮っていますよね。
しかも、降り方が半端ない雨量の降り方です。
日が照っていても、傘を持って外出しないと心配な日々を過ごしています。
参考元:(国土交通省 気象庁)向こう3か月の天候の見通し全国 (9月~11月)(2025年8月19日)
終わりに
私は20代の頃、働きすぎから「うつ病」や「パニック発作」に罹ってしまい入院しました。
その時から「睡眠導入剤」を飲んで寝ています。
最近になってこの「睡眠導入剤」の減薬に挑戦するなど、睡眠時間だけを見れば眠れていますが、薬で寝ているので睡眠の質は悪いのかも知れません。
暑すぎるせいか?食欲はあるのですが、空腹時に胃もたれみたいな不快感が7月頃から有ったので8月に胃腸科で「胃カメラ検査」をしたところ「軽い胃炎が見られます」と指摘されました。
原因を聞いて見ると「寝不足か何かがストレスになっているのじゃないかな?」と言う事で、特に新しく薬は処方されませんでした。
寝不足と言うか睡眠の質が悪いのは自分でも感じていますが、ストレスと言うなら何がストレスの原因になっているのだろう?と考えて見ますが分かりません。
現在、胃の不快感に関しては症状が出た時や汗をかいた時は「梅ドロップ」など梅味の飴を舐めて対処しています(各論②で書いた「塩分補給」で少し胃の不快感は軽減されます)。
私の胃の不快感も「熱中症」の症状の1つかな?と悩んでおりますが悩み事が増えるのもストレスになってしまうなと思ってあまり深く考え込まないようにしています。
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