ボタン電池誤飲の恐ろしさ。原因や予防策。

ボタン電池 誤飲

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

皆さんは、ボタン電池での誤飲の恐ろしさを知っていますか?

国民生活センターによる実証実験の結果ですが、人の臓器に見立て、生理食塩水に浸した鶏肉の上にボタン電池を並べると、鶏肉が溶け出しました。

電気分解での化学反応により強いアルカリ性の液体が作成され、たんぱく質を溶かしてしまいます。20分後、ボタン電池を鶏肉から取り出すと、ポッカリと穴が空いてしまっていました。

この実証実験で分かる通り、ボタン電池が人の体内に入った場合は、1時間以内に食道や胃などを傷付け、穴が大きくなっていきます。

今回はボタン電池の誤飲で起こること、注意して欲しい点、予防策などをお伝えしたいと思います。

ボタン電池が人の体内に入った場合の恐ろしさ。

時計やおもちゃなど、身の回りにあるものに使われる「ボタン電池」。このボタン電池を、誤飲してしまうと亡くなるケースも発生します。

ボタン電池を誤飲だなんて普段の生活では起こらないことでしょう?と、思い込んでいませんか?日本中毒情報センターによれば、相談された5歳以下のお子さんの誤飲・誤飲の疑いの通報件数は毎年100件超となっています。

「1歳の娘が電気器具の電池のふたを外し、ボタン電池を出して、知らない間に誤飲してしまった。病院に駆け込みましたが、気管と食道に穴がポッカリと大きく空いてしまいました。2ヵ月も娘は入院しなくてはなりませんでした」

消費者庁に相談をされた実際に起こった誤飲の事故です。ボタン電池の誤飲で体内に穴が空くとはどんなことなのでしょうか?

人の体内にボタン電池が入った時は、1時間以内に食道や胃などの粘膜に傷が出来て、時間が経過するほど傷も深く拡大していきます。

中でも注意を払わねければいけないのは、食道でのボタン電池の引っかかりです。病院で全身麻酔をかけてボタン電池を取り除く大手術となり、小さなお子さんの体には負担が重くのしかかります。

アメリカなど海外では死亡事故も発生し、ボタン電池の誤飲での恐ろしさは世界の共通の認識で啓発されています。

そんな危険なボタン電池による誤飲の事故。食道にボタン電池など何か詰まっているケースではいつもよりお子さんがよだれを垂らし、繰り返し嘔吐します。

一方で、誤飲しても症状が現れないケースもあって、誤飲の4割程度は、親御さんが気付かない事例もあります。

また、親御さんはお子さんがボタン電池を誤飲したところを目撃した時、とっさに叩いて吐かせようとしまいますが、ご家庭では無理にボタン電池は吐かせない方がいいと言われています。嘔吐したボタン電池などが気管に逆流して窒息を起こす原因にもなるケースもあり、ボタン電池を誤飲した時は早急に病院を受診して下さい。

消費者庁のまとめたボタン電池の誤飲のデータ

消費者庁がボタン電池の誤飲に関するデータをまとめています。誤飲する直前での、ボタン電池のご家庭での使われている状況です。

ボタン電池の誤飲のデータ

▽キッチンタイマーやライト、電卓、補聴器、体温計、時計などの日用品…35%

▽保管や放置されてままだった何かのケース     …27%

▽おもちゃ              …25%

(医療機関ネットワークに相談されたケース248件・消費者庁まとめ)

身の回りのあらゆる製品にボタン電池が使用され、お子さんが触れている間に、電池のフタがふとした瞬間外れてしまう場合があります。そして、おもちゃにも、お子さんの力だけで簡単に電池のフタが外れてしまうものもあります。

リチウムボタン電池の普及

また、“リチウムボタン電池”の一般的な普及が、危険性を上げてしまったと警鐘を鳴らします。

小さい子どもの事故防止に励んでいる佐久医療センター小児科の医師の男性によれば、「特にここ20年間で、リチウムボタン電池が誕生し誤飲のリスクが上がってしまったとされます。従来のアルカリボタン電池と比較しても電圧が3ボルトと凄く高いもので、その分臓器の粘膜を傷つけてしまうパワーが凄く強まりました。直径も従来のアルカリボタン電池より更に大きく、お子さんの食道に引っ掛かってしまって、そのまま食道に留まり続けると、もっと食道を傷付けてしまいます」と懸念しています。

誤飲しない為の予防策

①おもちゃについては、安全基準をクリアしているおもちゃには「STマーク」が書かれています。

ネジ付きだと、電池のフタが簡単に外れない仕組みです。

おもちゃは「STマーク」を目印に買うとより安全となります。

②自宅にある製品の中で、どの製品にボタン電池が使用されているか確認し、フタが簡単に外れる製品はテープで固定して下さい。

③ボタン電池を交換した後では、古い電池をついそのままに放置してしまうこともあるかもしてませんが、すぐに保管場所へ移して下さい。

お子さんに見つからないと場所に、保管しましょう。

④ボタン電池を換える時はお子さんにそのシーンは見せない様にしましょう。

お子さんが大人の行動の真似をし、フタを外そうとしてしまいます。

参考:ボタン電池、飲み込むと1時間でキケン! NHK NEWS  WEB(2022年)

小さい子どもの事故防止に励んでいる佐久医療センター小児科の医師の男性によれば、「食道の壁はとても厚みが薄く、その食道の奥には心臓や肺など大事な臓器も沢山あります。ボタン電池の誤飲でそういう臓器が損傷し穴が空いてしまうと、結果として命に落としかねない様な大きな事態が起こり得ます。凄く危険な行為です」と話し、お子さんの食道は大人と比較しても狭いので、少し大きいボタン電池だと食道に引っかかり、重篤な状況に至ると懸念します。

私も危なっかしい子ども時代でした。

私が小さい頃にはリチウムボタン電池などはなかったのですが、私の場合、耳や鼻の穴に異物を詰める癖が、小さい頃にありました。母の話では、何か小さな異物を穴に詰め、指で奥までやって取れなくなり、耳鼻科に連れて来て、ギャン泣きしながら、先生に詰めた異物を何個も取って貰ったことが多々あったそうです。そういう意味では、私が子どもの頃にリチウム電池があれば、更に恐ろしいことになっていたんじゃないかと思います。

リチウム電池は私の身近なところだと、唯一残っている、本当は私が入院していた時に使っていて、家族で揃えて買った万歩計があって、今は父の分しか残っていないのですが、父が電池が切れるとよく替えています。私は映画館で映画を観に行った時に、恐らくですが万歩計を失くしました。

本当に身近なところに溢れているリチウムボタン電池。これと同じ位言われているお子さんの誤飲は、トイレに置いてある花型などの芳香剤ではないでしょうか?誤飲は命やその後の人生を脅かします。お子さんの誤飲は増加傾向なので、周りにいる大人達やこの記事を読んで下さった方に気を付けて欲しいなと思って、この記事を書きました。

noteでも書いています。よければ読んでください。

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。