海洋生物に悪影響だった護岸、海の生物を守ることになる驚くべき実験とその結果とは!

海の中、魚や珊瑚など

この記事は約 3 分で読むことができます。

皆さんこんにちは。Pinkです。IDEAS FOR GOODのニュース記事で、次の記事が気になりました。

コンクリートをカラフルにすると、海の生物多様性に好影響?オーストラリアの大学が実験

今回は、この少しユニークな実験について紹介したいと思います。

灰色のコンクリート「護岸」

もう夏も終わりに近づいていますが、海辺の街で灰色のコンクリートの「護岸」を目にすることはないでしょうか。

記事によると、「護岸」は、災害時に海沿いの都市を守る大切な役目を果たす一方で、実は海洋生物の多様性を著しく低下させる要因となってきたとのことです。何気なく目にしていた「護岸」にそのようなことがあるとは知りませんでした。

また、これまで機能性だけを追求した平坦で灰色の構造物である海壁は、自然の岩礁が持つ複雑な地形などによって、多くの海洋生物が住処を見つけられず、沿岸の生態系は貧弱なものになっているそうです。

このような生物多様性の損失は、生態系全体の健全さを壊すだけでなく、水質浄化や漁業資源の維持など、人間が受ける生態系サービスの低下にも繋がるとのことです。

参照元:(IDEAS FOR GOOD)コンクリートをカラフルにすると、海の生物多様性に好影響?オーストラリアの大学が実験(2025年8月26日)

青空と雲と海岸に並べられたテトラポット

オーストラリアの大学での実験

前述の「護岸」の課題に対し、オーストラリアの研究者たちは、「」で状況を改善できるという新たな可能性を示したとのことです。そして、大学の研究チームは、コンクリートに「」をつけることで、人工の海壁が豊かな生態系を取り戻せることを実証したそうです。

研究チームによる研究の結果、赤・緑・黄のタイルが、これまでの灰色無着色のタイルに比べて、より多くの、より多様な海洋生物を引きつけることを発見したとのことです。

色によって、違うというのは不思議な気がしました。海洋生物は色を識別していて、そことも関係しているということなのでしょうか。

詳しい内容については、参照元をご覧ください。

参照元:
(IDEAS FOR GOOD)コンクリートをカラフルにすると、海の生物多様性に好影響?オーストラリアの大学が実験(2025年8月26日

赤、黄、青色などカラフルなタイル

最後に

災害時に海沿いの都市を守る大切な役目を果たしている「護岸」が、海洋生物の多様性を著しく低下させる要因となってきたことは、とても残念に思いますが、大学の研究チームがコンクリートに「」をつけることで、人工の海壁が豊かな生態系を取り戻せることを実証したように、今後もよりよい改善策が見つかることを願っています。

また、多様性の時代といわれている現代において、
海洋生物の多様性の問題を知ることができてとても考えさせられました。


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