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こんにちは、翼祈(たすき)です。
皆さんは、「超低出生体重児」という小さく生まれてきた赤ちゃんのことをご存知でしょうか?
「超低出生体重児」は、生まれた時の体重が、1000g未満の赤ちゃんのことです。年間2500人程度生まれ、近年では医療の進歩で500g未満で生まれた子どもの生存率は60%まで高まって来ました。
毎年11月17日は、「世界早産児デー」という記念日があって、日本でも「超低出生体重児」の成長を追った、写真展などが開催される日でもあります。
2011年からは少しずつ認知度の上がってきた、[リトルベビーハンドブック]という冊子も、「超低出生体重児」のいるご家庭で、広く使われる様になりました。
「超低出生体重児」であることで、母子健康手帳に、「体重や身長が書き込めない」など悩みがありましたが、国も遂に対応を考える運びとなりました。
2025年4月から、こども家庭庁は、1000g未満で生まれた「超低出生体重児」のお子さんを持つ親御さんが中心となって、要望の声などもあったことで、母子健康手帳の発育曲線のグラフをお子さん全員に対応することにし、配付することになりました。
今回は、「超低出生体重児」に対応した母子健康手帳になる前となった後で、変わったことをお知らせします。
「超低出生体重児」に対応した母子健康手帳は、どんなところが見直されましたか?

出生時の平均体重は3000グラムほどで推移し、子どもの発育状況などを記す母子健康手帳は、これまで発育曲線のグラフの目盛りは1000グラムから始まっていました。
こうした声を踏まえ、こども家庭庁は、10年をめどに行われている発育曲線のグラフの改訂にあわせ、目盛りの最小値を体重は0から、そして身長は40センチだったのを20センチからに見直しました。
引用元:NHK NEWS WEB 母子健康手帳 見直し 発育曲線グラフ 小さく生まれた子に対応(2025年3月23日公開)
私は、「超低出生体重児」ではなかった。でも…
今から30年以上前の5月に私は生まれました。2920gでした。
あの当時にしては3000gも多かった中で、小さい方だったといいますが、助産師さんからは『十分に大きいですよ』と言われたそうです。
ですが、私は発達障害の影響で、成長が何でも遅い子でした。
首のすわりも、つかまり立ちで歩くのも、人の倍以上遅く、首のすわりは4ヵ月の終わり頃(一般的には3ヵ月〜4ヵ月初め)、寝返りが9ヵ月初め(一般的には4ヵ月終わり〜6ヵ月)だったそうです。
つかまらず、立って自分の足で歩くことも、1歳半かかりました。
私は初め、『この子は骨が細いですね。この子はこの先、歩けないかもしれない』と言われていました。
母は、「そんなの嫌だ!」と思い、地元で、歩行訓練をしてくれる施設に暫く私を連れて行きました。
そこでは、ボイタ法という運動機能障害に対する治療法が1年間、行われました。
1年半という身体に障害があるかないか判定するギリギリのラインで、私は歩くことができて、母はその担当して下さった男性に感謝をしました。
数年前、その男性がテレビで取材をされていて、理学療法士として、障害者の家庭訪問をしていると言っていました。
母にとって、恩人であるその男性に、テレビを通して、再度お姿を見れたことに、感謝をしました。
今では本当に医療の進歩で、小さく生まれた子も、大きくなれる様になりました。
小さいことで、合併症のリスクもあって、手術を生まれてから、何回も経験している子もいると聞いています。
それでもその子も懸命に生きているし、親御さんも頑張って子育てをしている。
「超低出生体重児」のことは表記できない過去の母子健康手帳で、傷付いた親御さんも、多かったことでしょう。
それが2025年4月から、国もようやく対応してくれた。
「超低出生体重児」の親御さんの想いが国を動かしたと思いますし、本当に親の愛は強いと、希望を持たせてくれました。

noteでも書いています。よければ読んでください。0
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