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子どもが生まれた時の気持ちや喜びを覚えていますか?私の記憶にあるのは、無事に生まれてきてくれたことでした。そんな私も親になって、人との関わり方も接し方も希薄だったので、これからの子育てに悩むことも多くなりました。また、困った時には助けとなる相談窓口や、相談員の人がいることを知らなかったのです。
乳児検診の時でも困っていることがありましたが、話すことができないまま帰っていたように思います。子どものことで相談をするには、時間がかかっていました。
そこで、私と同じように子どもとの接し方について悩む方も多いと思うので、子どもが愛情不足の時に出す8つのサインとその時の接し方について参考記事を元にまとめていきたいと思います。
子どもの愛情不足で起こる問題行動
①指しゃぶり、爪かみ、口に入れる癖
・強いストレスを感じています。
・不安を感じています。
・退屈な時や寂しい時に口に手を持っていきます。
*子どもの個性によって、ストレスの受け方も違ってきます。
≪親の対処方法≫
子どもの個性をそのまま受け入れて、子どもに伝わる言葉を使って愛情表現をすることが重要となります。
②人(家族、友だち)の物を隠す
・寂しい気分を感じています。
・哀しい気分を感じています。
・自分を見てほしいと思っています。
・自分を構ってほしいと思っています。
≪親の対処方法≫
親が子どもの出すSOSに気がついたら、手を止めて遊んだり話を聞くようにします。
③何でも自分でしようとする
・自分のことは自分でするという意識が強すぎて、甘えることが苦手な子どももいます。
・できることも親に甘える場合もあります。
・愛情不足なのに厳しいばかりだと、やがて親への関心や期待をなくします。
≪親の対処方法≫
子どもの要求に応えてあげるようにします。
④他人に甘える(親以外の人)
・周りの大人に甘えます。
・自分の親に甘えることができない環境にいます。
≪親の対処方法≫
親の愛情が足りない部分に気がついたら、子どもの要求を満たします。しかし、親の愛情をもらえない子どもは、他の大人でカバーをしています。
⑤無表情になる
・感情を共有したいのに、その相手(親)が傍にいないと、次第に表情が乏しくなります。
・喜怒哀楽の表情をしなくなります。
・同じテレビを見ていても声をかけなくなります。
≪親の対処方法≫
同じテレビや遊びで子どもが声をかけてきたら応えてあげます。
⑥嘘をつく
・誰かに構って欲しくて、周囲が興味をひく話をします。
・周囲の注目を集めます。
・うそを重ねます。
・自分がうそをついていることがわからなくなります。
≪親の対処方法≫
周りの大人が気づいたら子どものそばに行ってあげます。
⑦色の無い絵を描く
・心に不安をかかえています。
・他の色の物を黒で塗ります。
・他の色を使わないでいます。
*子どもが黒を使っても愛情不足とは限りません。
≪親の対処方法≫
子どもの日頃の行動に注意深く観察するようにします。
⑧怒りっぽい(親への依存)
・親からの愛情を求めています。
・親に不満をぶつけます。
・集団生活に馴染めにくくなります。
*年齢によって違いますが、4歳を過ぎても親のそばにいることが今後の集団生活に支障をきたします。
≪親の対処方法≫
子どもの気持ちをくみ取りながら愛情の安定をはかります。
まとめ
ここに書いた8つの問題点で共通するのは、親からの愛情不足によって起きているのです。
子どもの性格や家庭環境にもよりますが、親に愛されたいという子どもの気持ちを受け止めて、年齢に応じた接し方が必要なのかもしれません。
そういう私も母親の愛情不足を父親で埋め合わせても、足りないことが多かったように思います。イライラして怒ったりが多くて、楽しいことや嬉しいことが少なかったかもしれません。
子育てをしている方が普段から子どもと向き合って、愛情不足にならないように気をつけてほしいと思います。
参照:マーミー「子供の愛情不足8つのサイン&子供を救う大人の接し方」
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