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こんにちは、翼祈(たすき)です。
私は人以上にものを大事にできない人だと思います。
簡単に捨てている、とかではなく、手先が不器用すぎて、一般的に1人1つで済むところが、使っている間に、すぐに折れたり、変な袋の破り方になって、結局何か別に乾燥しない様にジッパーの付いた袋が必要になったり…。
「大切に使わなきゃ」と思って、残りが余りないものであっても、不注意で落としたり、そのことで中身がさらに減ったり、不器用すぎて、いつも自分自身に困ってしまいます。
WEBライターの始める前の自分は幼くて、「自分が生きている間は資源がある」と思って、ものは何でもちょっと破損したら捨てたりとか、ものを大事に、多少壊れても使う、その意識が薄かったと思います。
その考えが変わったのが、幾つか「アップサイクル」の記事を書いてからです。書き続ける内に、「ものは無限ではない、有限だ。大事に使わなきゃ」という意識に変わりました。
今、「アップサイクル」にしたものを展示して、新たな価値をこの目で理解し、触れることのできる展示会が、兵庫県で開催されています。
折れたバット→箸、廃タイヤ→カバン、ホタテ貝殻→洗剤…。
捨てられてしまうものに新しい価値を加えて生まれ変わらせる「アップサイクル」をテーマにした企画展『価値の手直し展』が、兵庫県三田市弥生が丘6にある県立人と自然の博物館(ひとはく)で開催されています。豊かな発想力で再生された多彩な商品およそ50点などが並び、来場者を楽しませているそうです。
今回は、『価値の手直し展』が私たちに問いかけることとは?などを特集します。
『価値の手直し展』があることで、私たちが考えなくてはならない、未来へと続く価値とは?
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2025年2月15日より、兵庫県立人と自然の博物館では、アップサイクルをテーマにした企画展示「価値の手直し展(Re:value EXPO)」を開催します。本展示は、ひょうごフィールドパビリオンSDGs体験型地域プログラムの1つに位置づけられています。本展では、一度は価値を失ったモノたちが、斬新なアイデアや創造的な技術によって新たな価値を得るプロセスを紹介します。襤褸(BORO)や大阪万博2025でも用いられる廃木材由来のパビリオン素材など、多彩な展示を通じて、私たちの暮らしとモノとの豊かな関係を再発見します。
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画像・文章引用元:兵庫県立 人と自然の博物館 企画展「価値の手直し展~アップサイクルから見つめるモノと人の豊かな関係~(Re:value EXPO)」
参考元:ひょうごフィールドパビリオン 価値の手直し展~アップサイクルから見つめるモノと人の豊かな関係~(Re:value Expo)
この記事を書く前、
私はnoteの方に、カイロを再資源化しているという記事を書きました。
カイロは使い捨てで、最長でも14時間位しか熱を持たず、多くの場合、ポイッとごみとして捨てられてしまうでしょう。
ですが、実はカイロは成分の炭と鉄を分けることで、水質浄化剤や土壌改良剤に加工できます。
これも同じく兵庫県ですが、長いもので、5月末まで、使い捨てカイロを回収し、それを支援団体のもとに行って、再び「アップサイクル」として、水質浄化剤や土壌改良剤として、誰かの生活の役に立てよとうとしています。
ただ、使い捨てカイロの回収は実施していない都道府県がほとんどで、多くの人が見過ごしたまま、カイロを捨てています。
私も寒い日にカイロを付けていて、お風呂に入る前、着ている服を脱ぐ時に、何も考えずに捨てていました。
あの記事を書くまで、カイロは使い捨てで、再資源となるなんて、そういう考え方が私にはなかったからでした。
今は本当に資源は有限だと思っています。
生活を支えている石炭も、どんどん掘れという人もいますが、長い目で見れば、今石炭を頼りに生きている私たちですが、未来の人たちはそれに変わるものを探して生きていかないといけない。まだ生まれていない人もいるであろう、未来の人たちに、多くの課題を突きつけているカタチです。
プラスチックだって、未だに国際会議で議論がまとまらず、今なお製造を続けている国もありますし、海で分解されてプラスチックがマイクロプラスチックやナノプラスチックとなって、ヒトへの代償として、多くの影響を与え続けている。
今いる私たちだけでは、到底漂流したプラスチックを回収することは相当難しく、今後も影響を与え続けるでしょう。
この記事の『価値の手直し展』で、実際に元のものから現在の姿を観た時に、多くの人が、ものに無駄なものはなくて、付加価値があるんだと、見出せるでしょうし、
多くの人の価値観をガラッと変える位のインパクトや影響力を持つ、展示会だなと感じました。
noteでも書いています。よければ読んでください。
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