ギャンブル依存症を早期発見する自己診断テスト「LOST」について〜もしかしたら、あなたが?周りにも?〜

ギャンブル依存症

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こんにちは、どうも、ゆたです。

私は以前の記事でギャンブル依存症のメカニズムについて記事を書きました。

依存症はなぜ起こるの?それ、実は脳から分泌される、アレが原因かも?

その際に軽い診断テストを用意していましたが、今回はそれより簡単で分かりやすい自己診断のテストを発見したので、是非、参考にしてもらいたいなと思います。

『LOST』

LOST

今回ご紹介するは『LOST』という自己診断テストです。

LOST』は公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会や国立精神・神経医療センター、筑波大学、株式会社NTTデータなどが共同で2年間かけて開発を進めた自己診断テストです。

LOST』は【L】【O】【S】【T】それぞれを頭文字にした4つの症状を依存症の疑いのある方の日頃の行動と照らし合わせてみて、その中の2以上当てはまれば依存症である可能性が高い、という結果になります。
つまり、4つの症状を見て、正直に答えていただければ、依存症かどうかわかるということですね。

それぞれまとめてみますので、是非、試しにやってみてください。

【L】=Limitless【リミットレス】
ギャンブルをする予算や時間を決めても守ることができず、ずっと続けてしまうことがある症状です。


【O】=Once again【ワンス・アゲイン】
「もういちど賭けよう」と勝った分のお金を次の賭けに使って、勝ち金をギャンブルの軍資金以外の用途として考えられなくなる症状です。
【S】=Secret【シークレット】
ギャンブルをしたことを秘密にする症状です。すでに周囲に注意されたり 心配されているので、人に隠れてギャンブルを行う場合も含まれます。


【T】=Take money back【テイク・マネー・バック】
賭けて負けたお金を、次の賭けですぐに取り返そうと考える症状です。それによって負けた額が大きく膨らんでいくことがあります。

皆さんはどうでしたでしょうか?
二つ以上当てはまったでしょうか?

もし、友人や家族にギャンブルをする人がいれば、是非このテストを教えてあげてください。

自分がギャンブルに依存しているかも、と考えるきっかけになるかも知れませんし、ギャンブル依存症になっていた場合、自力で回復するのは難しいものなので、治療を促すきっかけにもなり得ると思います。

参考:ギャンブル依存症を早期発見する自己診断テスト「LOST」

参照:ギャンブル依存症自己診断ツール『LOST』を 開発しました

『LOST』が生まれた経緯

実は、以前まではSOGSと呼ばれる、同様のテストが存在してました。

ただ、これは複雑で質問内容が多く、かなり専門的な要素が強い傾向にありました。

なので、誰でも使えるような形式ではなかったと言います。

しかし、今回開発された『LOST』はその難点を見直し、シンプルなテストになっています。

開発に携わった公益社団法人ギャンブル依存症問題を考える会代表の田中紀子さんは、このテストを開発するきっかけは「SOGS」は正確なものではない、と感じたからだと言います。

というのも「SOGS」は依存者対一般人を比べたものだと言います。

そうではなく、ギャンブル依存症対ギャンブル愛好家の差を比べなければ、意味がないということを研究し、分かったのです。

その中で「ギャンブル依存症特有な考え方」を抽出し、診断テストに落とし込んだのが、今回紹介した『LOST』なのです。

ギャンブル依存症とギャンブル愛好家の間にははっきりと違いがあるようです。

以前の記事では、私自身のギャンブル体験からもしかしたら依存症なのかも、と考えていたのですが、今回のテストも実際やってみて、はっきりとギャンブル依存症ではないのではないか、と結論が出ました。

ただ、ギャンブルを月に2、3回している私から言いたいことがあるとすれば、『LOST』の「T」に関しては全員そうではないのかな?と思うのです。

ギャンブルといっても私は基本、パチンコがメインですが、負けた時こそお金を使ってしまうのは、よくあることのように思います。

更に他の要素についても、ギャンブルをしたことがある人ならきっと、理解はできます。

ただ、そうならないように自分を戒めているんだと思うんです。

私の感想にはなってしまうのですが、多くのギャンブラーは『LOST』の要素を持っているけど、それを『自制』できるかどうかが重要なのではないかなと思っています。

そこにギャンブル依存症と愛好家と呼ばれる人と差があるように私は感じました。

終わりに。

現在、コロナをきっかけにオンラインカジノが日本人にとっても身近な存在になりつつあるそうです。

日本ではギャンブル依存症が疑われる人が320万人もいると言われています。

「自分は平気だし」「私には関係ないから」そう思っていても、あなたの周りや大切な人がギャンブル依存症になる可能性は予想より低くありません。

取り返しがつかなくなる前に、今、ギャンブル依存症では皆さんの力が必要なのかも知れません。

私も友人に無類のギャンブル好きがいるので、一度、この話をしてみようかなと思います。

今回はここまで。

以上お相手はゆたでした。また、次回の記事でお会いしましょう!

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