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皆さんこんにちは。Pinkです。季節は秋ですが、まるで冬のような寒さが続いています。「インフルエンザ」が流行しているとのことなので、気を付けなければならないと思っています。
ここ数年は「新型コロナ」のことで頭が一杯だったので、「インフルエンザ」のことはすっかり忘れていて、Forbes JAPANで「インフルエンザ流行」の記事を読んでハッとしました。
少し前になりますが、東京都で9月21日にインフルエンザの「流行注意報」を発表したことは、1999年の統計開始して以降、一番早い発表だったとのことです。
インフルエンザが早く流行した理由
それでは、なぜ今年はこんなにも早く流行したのでしょうか。また、終息に向かいつつあるとも言われている、「新型コロナ」の状況とは関係があるのでしょうか。
「インフルエンザ」と言えば、冬にかかる病気だと思っていたのですが、このような季節外れの流行には、「新型コロナ」の流行や、今年の日本の「異常気象」も関係しているようです。
日本では「インフルエンザ」は毎年1月頃をピークに流行を繰り返してきたそうなのですが、「新型コロナ」の流行が発生して以来、2021年・2022年と2年間にわたり、冬の流行が起きなかったとのことです。
その理由としては、コロナ対策で「国際交通」を止めたことが大きいようですが、昨年から「国際交通」が少しずつ回復したことにより、今年の1月には3年振りの「インフルエンザ」流行が起こったそうです。
また、「インフルエンザ」の復活時は大きな流行になるだろうと予想されたにも関わらず、患者数も増えることなく3月には収束したとのことです。
その理由としては、「新型コロナ」が2類相当になり、感染対策の強化をしていたためだと考えられています。基本的な予防対策については、「新型コロナ」も「インフルエンザ」も同じだということから拡大を防ぐことが出来たとのことです。
インフルエンザの早期流行は予想されていた
3月には収束していた「インフルエンザ」が4月以降、少ないながらも患者は発生している理由としては、流行がしばらくなかったことによる、国民の免疫の低下に加え5月8日からの「新型コロナ」5類移行による「感染対策の緩和」が影響しているとのことです。
その後、例年であれば流行が完全に収束している、6月から8月の夏の間も「インフルエンザ」患者の発生は続き、学校が新学期を迎える9月には、学童・学生を中心に「インフルエンザ」の流行が瞬く間に拡大していったそうです。
このような、「インフルエンザ」の早期流行は、海外の状況からある程度予想されていたといいます。例を挙げると以下の通りとなります。
① アメリカ
⑴ 「水際対策」と「感染対策」の緩和が早かったため、2022年1月に「インフルエンザ」の流行が復活するも、大きな拡大はなく収束 。しかし6月頃まで少数の患者発生は続く。
⑵ 例年より早い2022年11月より、2022年〜2023年冬の流行が始まり、患者数は「新型コロナ」前を超える大流行となる。
② オーストラリア・南アフリカ
南半球の冬にも経験されており、冬が始まったばかりの6月にピークとなる。大きな要因 としては「インフ ルエンザ」の免疫の低下が考えられる。
インフルエンザの今後
2023年〜2024年の冬の流行が早期に始まることは、アメリカや、南アフリカの状況から予想されていたということですが、9月という秋から流行するのは想定外だったとのことです。
「インフルエンザ」の流行は冬なので、本格的な冬の流行に入っていくと予想されるそうです。また、患者数は「新型コロナ」流行前よりも多くなることも想定しておいた方がいいとのことです。
予防するためには、インフルエンザワクチン接種を受けておくことが、最も効果的な方法で、その他にも「新型コロナ」と「インフルエンザ」の同時流行の可能性が高くなるため、「マスクの着用」「手洗い」「部屋の換気」といった「感染対策」の最強化が必要になると言われています。
「新型コロナ」5類移行による「感染対策の緩和」により、以前より不安も少なくなりましたが、今後のことを考えると、事前に予防することが最も大切だと思います。
参考サイト:インフルエンザ流行、今年はなぜ秋からだった? 目前に迫った冬は …
noteでも記事を書いているので、よかったら読んでみて下さい!
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