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こんにちは、改めましてM. Jです。
私は「若い頃のままでいたい」と思う人間ですが、最近歳をかなり取ったと感じています。
この記事をご覧の皆さんは、いかがでしょうか?
今回は若いままでいたい!という皆さんに向けて、「内面からの老化予防」についての記事を書いていこうと思います。「若返りたい」という目的があれば、「内面からの老化予防」はきっと参考になると思います。最後までご覧いただければ有り難いです。
今回取り上げる老化予防を簡単に言いますと、体内でAGE(終末糖化産物)が増えることによって「老化」が進むので、「若返り」を目指すために、「AGEの入った食品を多く摂取しない」ということです!
この記事では、AGEについて以下の項目に沿って詳しく書いていきます。
- AGE(終末糖化産物)とは
- AGEが増えるとどのようになるか
- AGEの多い食品・調理法によるAGE量の変化
- AGEの生成・蓄積を抑える方法
- 老化予防:医療では・・・
- 老化予防の実際:M.Jを通して
AGE(終末糖化産物)とは
AGEとは「終末糖化産物」のことです。
聞き慣れない言葉ですが、一体、どんなものでしょうか?
まず「糖化」とは、食事から摂取した余分なブドウ糖が、身体のタンパク質と結びついてAGEとなり、細胞を劣化させる現象です。これを「糖化反応(メイラード反応)」といいます。
ブドウ糖はご飯やパンなどの炭水化物が消化酵素によって分解されたものです。これが私たちの脳や筋肉を動かす主なエネルギー源となっています。
エネルギー源として消費されず余ってしまったブドウ糖は、肝臓や脂肪細胞に蓄えられます。それでもなお余ったブドウ糖は、体内のタンパク質と結びついて糖化現象を引き起こします。
最終的に生成される物質をAGE(終末糖化産物)といいます。
糖化、何か恐ろしいものを感じます。細胞が劣化するので、正直怖いです。タンパク質と過剰な糖の結びつきで「AGE」が蓄積することがわかりました。
人間の身体にとって「AGE」は、有害なものと考えられています。
AGEが増えると身体はどのようになるのでしょうか? 次の項で考えてみましょう。
AGEが増えるとどのようになるか
さて、AGE(終末糖化産物)が増えてしまうと、身体にとってどのような影響を及ぼすのでしょうか?
AGEが増えた時の身体の変化は以下の通りです。
①皮膚:肌の弾力を失う、たるみ、黄色のくすみ、シミ、シワなど
②血管:動脈硬化、心筋梗塞など
③脳:脳梗塞、認知症など
④骨:骨粗しょう症、変形性関節症など
⑤目:老眼、白内障、網膜症など
体内で「糖化」が進み、AGEが蓄積することで「老化」が進みます。
肌のコラーゲンでも「糖化」が進行します。
老化は、病気になるリスクや身体能力の衰えばかりではありません。
「見た目の変化」は「糖化」の蓄積を映し出します。
「若返り」という視点で考えていくと、AGEが増えて、蓄積していくのはかなり怖いです。
AGEが増えることによって、初めはお肌に現れてきます。
AGEが増えた状態のまま「生活習慣を変えない」ということが続くと「危険な病気」にかかることが考えられます。先述の血管や脳、骨や目の身体の変化は、「介護が必要になる病気」や「生命の危険が出現する病気」になってしまいます。
「老化」を自然現象として「仕方ない」と捉えてしまってはいけません!
「老化→要介護状態・最悪の場合は死」と捉えるくらいの「危機感」を持っていただきたいと思います!「AGEを増やさない生活」を心がけることが大切です!
どのようにすればAGEを増やさないで生活していけるでしょうか?次の項で考えてみましょう。
AGEの多い食品・調理法によるAGE量の変化
AGEの多い食品はどんなものでしょうか?
AGEの多い食品は「老化」を「進行」させてしまいますので、できるだけ「避ける必要性」があります。
以下がAGEの多い食品です。
●ハンバーガー ●フライドポテト ●ポテトチップス
●かっぱえびせん ●フランクフルト→5分間焼いたもの
●ロースカツ ●チキンカツ ●鶏肉→25分間揚げたもの
●プロセスチーズ ●パルメザンチーズ ●ピーナツバター
◆炭水化物では、AGEはご飯よりもパンのほうが多いです。
◆トンカツ、唐揚げ、ステーキ、焼き鳥など、動物性脂肪食品はAGEが多く含まれます。
◆AGEの多い食品は、いわゆる「油物」に多いです。
「若返り」を達成する為には「揚げたもの」や「焼いたもの」の摂取を避けることです!
「ハンバーガー」「ポテトチップス」「コーラ」は、AGEをかなり多く含みます。ジュース、清涼飲料水などの甘味料も摂取し過ぎないようにしましょう。
上記のことよりも「重要なこと」があります。むしろ、調理法についてのことを知っておいたほうがいいです。
調理法によるAGE量の変化
同じ食品であっても、調理の方法によってAGEの量は大きく変化するのです。
高温で長時間調理をすると、AGEはかなり増えていきます。
こんがり焼き目をつけたり、油を使って揚げたりするような調理方法は「老化の抑制」という観点では、避けたほうがいいでしょう。
以下は、調理方法です。①から⑥まであります。
①生 ②蒸す(茹でる) ③煮る ④炒める ⑤焼く ⑥揚げる
①の調理法がAGE含有量が最も少ないです。一方で、⑥はAGEが最も多いです。
◆生野菜や刺身はAGEが少なく「老化予防」にはとても良い食べ物です。
◆蒸す、茹る、煮るといった調理の方法で、AGEの量はかなり少なくなります。
次の項では、別の視点で「AGEを増やさない方法」について考えてみましょう。
AGEの生成・蓄積を抑える方法
AGEを増やさない方法として、このほかにも以下のことが勧められています。
①食物繊維を最初に食べる
◆食事は「野菜」を中心にする。特に、葉物野菜がオススメ。
(ポテトサラダやカボチャサラダは、脂質が多いため避けたほうがいい)
②ビタミンB1、ビタミンB6を積極的に摂る
◆玄米ご飯、絹ごし豆腐、豚肉、赤パプリカ、鶏肉 などです。
(牛肉は避けた方がいい)
③低GI食品を選んで、摂取する。
◎若返りする為には、AGEを増やさないように、日常生活で「工夫すること」が重要です。
◎日頃の食事において「野菜から食べる」ことを心がけていきたいです。
◎出来るだけ「牛肉」を避けることも「老化防止」の観点からは大切だと考えられます。
老化予防:医療では・・・
老化予防・若返りについて「医療」では次のようなことが実施されています。
◇栄養療法 ◇点滴療法(ビタミン、ニンニク、プラセンタの注射)
◎上記の療法は、主に美容形成外科などで行われています。これらの治療は「自由診療」になり、保険適応外となります。
現在、若返りの「医療」実施されていますが、保険適応外(自由診療)ですので、一般的にはあまり知られていません。
中年から高齢者の医療、介護で「若返り」の考え方について、一切なされていません!
「高齢者の社会保障」が社会問題となっているなか「若返り」について考慮されていないことはとても残念です。
「若返り」について、一部であっても「保険適応」になれば、高齢者医療・高齢者介護はものすごく変化していくと思います。
いつの日か「若返り医療」が「保険適応」になることを願っています!
老化予防の実際:M.Jを通して
私は、若い頃(20〜30歳代)「ハンバーガー」「ポテトチップス」が好きで、たくさん摂取してきました。これらの物を食べることが楽しみでした。
実際、これらの食品を摂取した後、肌荒れを起こし、抜け毛、白髪、異様な疲れといった「老化」の症状がかなり出現しました。
この症状が出て、かなりの時間が経過した後「AGEを増やさない(減らす)医療」と出会い「AGEについての本」を購入しました。
「山岸昌一 教授」の文献を見たのが最初です。(関連記事を参照)
読んでみて改めて、AGEを増やさないことの重要性を認識しました。その後「ハンバーガー」や「ポテトチップス」は、ほとんど食べなくなりました。年に1回だけはどうしても食べてしまいますが。
そのような食事をした結果「老化」の症状は減っていきました。
また、私は「野菜ファースト」を心がけるようになりました。
「揚げ物」は控えめにしています。「牛肉」を月2回以上は摂取しないようにしています。
少しずつ、身体が軽くなった気がします。動きづらさは、徐々に取れてきました。
この記事をご覧の皆さんは「若返り」をしたいと思いますか? そうであれば、今回の記事を参考にして行動していただければと思います。
記事をご覧いただき、ありがとうございました。
今回の記事は、以下の文献を参考にしました。
くだまつ美里ハートクリニックー抗加齢(アンチエイジング)外来
関連記事 :日経BPー老化物質「AGE」の謎と介入戦略:山岸 昌一
関連記事:AGE牧田クリニックーAGEとは?
今回の記事を書いていくにあたって、以下の記事を参考にしました。とても素敵な記事ですので、ぜひご覧ください。
今後について
興味があることや、今後書いていきたい記事のテーマとして、活性酸素を減らす方法〜若返りについて、若い頃からの膝のメンテナンス、発達障がいを持つ私が「視野を広げること」について考えたがあります。
皆さんに役立つ情報を届けていければと考えています。
今後ともよろしくお願いします!
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