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気が弱すぎる?
私は高校生の頃、クラスメイトの誰かが怒られていると自分には関係ないのに自分も怒られているように感じてしまうと友達に話したことがある。そう話したら、大半の友達がそんなことは感じないといい、私のことを気が弱過ぎると言った。
その当時、なんかモヤモヤと納得いかない気持ちになったことを覚えている。
ジャッチメント係
私は小学生の頃、誰かがもめはじめると、なぜか私にどうしたらいいか聞いてくる場面がいくつもあった。そこはじゃんけんで決めたらとか、この前は○○くんがやったから今度は○○くんがやろうかと私が決めるのを促す役目をしてしまう。悪ふざけがひどくなるとここらへんで止めないとイジメになるから、私が止めようとか、言い出す係になった。私が止めないと誰もとめないし、勝手に使命感にかられてやってしまう。ジャッチメント係を気がつくとやってしまうのだ。
田村淳さんも公表した「HSP」とは?
HSPとは、Highly Sensitive Personの頭文字をとった呼称です。日本語に直すと「非常に繊細な人」となり、一般の人よりも感受性が高く、外部からの刺激に敏感な人々を指します。
HSPは病気ではなく「気質」であり、生まれ育った環境やその人の性格によるものではないことが分かっています。統計的には人口の15~20%がHSPの性質を持つとされています。
田村淳さんも公表した「HSP」とは?
芸人のロンドンブーツ1号2号の田村淳さんのお話を聞いていると、彼も学生時代から人の調整役をかって出るタイプの人だったらしい。
人の調整役をする人間は他人の感情に敏感にならないとうまく渡り合えない。人一倍繊細なアンテナを張っていないといけないのである。
私も、子供の頃から、両親が喧嘩すればその間に入って宥め、友達が揉めれば仲裁をしてしまう。
自分の周りが平和でないと落ち着かないのである。
それに、無頓着な人がいるのも事実である。
美しい音楽を聴くと泣く
学生の頃、厳格な父親へのトラウマを抱え、ピアノに没頭するあまり精神を病んでしまったピアニスト、デイヴィッド・ヘルフゴットの実話を基に製作された「シャイン」という映画を観にいったときのことだった。
私は音楽の素晴らしさに感動して泣いてしまった。友達には笑われてしまった。
そのような感性の持ち主であるのもHPSの特徴であろう。
共感?
ただ、私は共感しにくい性格である。厳密にいえば、共感する範囲がものすごく偏っている。人に合わせて共感してしまうとそれが間違っている場合がある。それがものすごく嫌なのだ。自分の判断は自分一人で決断したい。
そんな性格なのでHPSよりも発達障害グレーゾーンに近い性質を持っていると思う。
理由があったのだ。
「気が弱い」とか「ついつい本当のことを言って人を怒らせてしまう」性格には理由があったのだと分かっただけでも少しは救われた気分である。
参考サイト
HSP(Highly Sensitive Person)とは?発達障害との違いや対処法について
noteでも書いています。よかったら、読んでみてください。
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