何となく婦人科に行きづらいのは、しかたなくない~私の体験談~

様々な女性たち

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何となく婦人科に行きづらいのは、しかたなくない

私が、「#しかたなくない」プロジェクトを知ったきっかけは、「安全なセックスとは?~さまざまな避妊方法~ | AKARI」を書いたときでした。

この「#しかたなくない」プロジェクトでは、様々な「#しかたなくない」をテーマにしています。

その中で、私が体験したことと同じような「#しかたなくない」があったのです。

それが「何となく婦人科に行きづらいのは、しかたなくない」というテーマです。

「#しかたなくない」プロジェクトとは?

株式会社ネクイノでは、「スマルナ」というオンラインピル処方サービスを展開しています。

”ココロとカラダが健康で、自分らしい人生を選べる世の中を作る”ことを目標に掲げ、「しかたない」という我慢や諦めをなくすことで、「セクシュアル・リプロダクティブ・ヘルス・ライツ(SRHR:性と生殖に関する健康と権利)」の実現を目指し、自分らしい人生を歩むためのサービスを提供してきました。

そのサービスを展開、開発を通じて、直に多くの方から

実際の声

「体調不良でも、周囲に迷惑をかけたくないので出社するしかない。」

「パートナーが避妊をしてくれない。」

「生理の日でも学校を休むことができない。」

「出産したらキャリアアップすることができない。」

といった実際の声を聞いている中で、わたしたちは気がつかないうちに、「しかたない」と諦めてしまっていることに、今こそ向き合わなければないけないと感じました。

 性やカラダにまつわる「しかたない」をビジュアライズし、みんなで話し合ったり考える機会をつくることで「しかたない」を「しかたなくない」へ変えていく。

当事者に限らず、すべての人に考えてもらえるように「#しかたなくない」を合言葉にしたプロジェクトを立ち上げています。

参考:ネクイノ×渋谷未来デザインによる「#しかたなくない」プロジェクト12/14始動。渋谷109前にてマガジン創刊号1万部無料配布開始!

20代の頃から生理不順で…

私と産婦人科、婦人科病院との付き合いは長く、20代の頃になります。

私は20代の頃から生理不順がひどく、半年以上生理が来ないことなんて当たり前でした。

「病院に行かないと…。」とは思っていたのですが、私にとって産婦人科はとてもハードルの高い所でした。

何となく婦人科に行きづらいのは、しかたなくない」の中でも、

初めて婦人科に行ったのは、子宮頸がんの検診のため。

何が起こるかわからない怖さと、自分のプライベートな部位を見せる恥ずかしさが相まって、行くまでには時間がかかりました。

その後も婦人科に行くのは何かしら必要に迫られるような出来事があったときだけ。気軽に通うにはまだハードルを感じています。

引用:Vol.8 何となく婦人科に行きづらいのは、しかたなくない | TOPICS一覧

と語られています。

実際に産婦人科に行ってみた

生理不順も治らないので、地元の産婦人科に行ってみることにしました。

しかし、わたしはそこで最悪の経験をしてしまうのです。

内診の時でした。棒状のエコー?を膣内にいれるのですが、痛みがひどく、痛がっていると

「こんなことで痛がって。」

と産婦人科の医師に言われてしまったのです。

そして、診断は「原因不明。飲んでいる抗うつ剤の副作用だろう。」ということでした。

診察を受けて、帰るとき、わたしは泣いていました。

「すごく恥ずかしかったし、すごく痛かったのに。あんなに冷たくされて、結局原因はわからない。」

こんな目にあうなら、もう二度と産婦人科に行くものかと決心しました。

それから10年後、改めて婦人科に

それから10年後。相変わらずの生理不順でまったく生理がきません。

さすがに病院に行かないといけないだろうと考え、今度は慎重に病院選びからはじめました。

できれば、産科のない「婦人科」の病院で久留米市内で通えるところを探しました。

「産科」のない所は、なかなか見つからず辛うじて一件の「婦人科」を見つけました。

その婦人科は、できたばかりで綺麗なこじんまりとした病院でした。

先生も、とても優しく、やはり内診で痛みを感じると、

「痛いよね。ごめんね、がまんできる?」

と優しく声かけをしてくれたのです。当たり前のことかもしれませんが、わたしはすごく感激しました。

昔、言われていた抗うつ剤の副作用も心配ないとのことで、はじめて治療のために「低用量ピル」を処方してもらうことになりました。

病院に向かう女性

わたしの「#しかたなくない」

わたしの「#しかたなくない」の体験でしたが、いかがでしたでしょうか?

産婦人科で嫌な思いをした人は少なからずいると思います。しかし、そこで治療をあきらめずに様々な病院に受診してみるのもいいかもしれません。

「#しかたなくない」の中でも、

その医院のいい評判を家族や友人など、信頼できる人から聞けば、安心も大きいですね。

今度行ってみようという気にもなりますよね。

子宮頸がんの検診を20歳になったら受けることも、性別に関わらず知っておくべきことです。みんなが婦人科に関する話を知っていくことで、普段の会話でも話しやすくなると思います。

また、相談相手がいる環境をつくることなど、婦人科に通っていることを話しやすいトピックに変えていくことは、とても大事なことです。

参考:Vol.8 何となく婦人科に行きづらいのは、しかたなくない | TOPICS一覧

家族や友人の紹介は心強いかもしれませんね。わたしも20代の頃、もう少しまわりに相談をしていれば、治療に長い月日がかからずにすんだのかもしれません。

 

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参考サイト

しかたなくない」プロジェクト

ネクイノ×渋谷未来デザインによる「#しかたなくない」プロジェクト12/14始動。渋谷109前にてマガジン創刊号1万部無料配布開始!

 

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2 件のコメント

  • 記事を読ませていただきました。病気になる前の予防と考えれば必要なのかもしれませんね。

    • コメントありがとうございます。
      恥ずかしいと思う気持ちや、婦人科特有の内診などを考えると行きづらいのは、重々納得できますが、コメントでもいただいたとおり、病気になってしまってからでは遅いので、早めの受診を私は推奨しています。
      記事を読んでいただきありがとうございました。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    TANOSHIKAライター。うつ病、AC(アダルトチルドレン)、機能不全家族育ち。現代詩を勉強中です。セクシャルマイノリティ当事者。読みやすい、わかりやすいをモットーに様々な記事を書いていきます。