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こんにちは、翼祈(たすき)です。
ただの精神障害じゃなく、1つの全く新しい障害として枠が出来て来た、発達障害。私自身も診断を受けた時より、発達障害を取り巻く環境や配慮が変わって来たと感じる時が多くなりました。今度2022年6月より発達障害当事者の妻をモデルにした、夫婦漫画家さんの漫画が、『僕の大好きな妻!』としてTVドラマ化される事が決まりました。
今回はそのドラマの話を中心に、発達障害について考えていきます。
[僕の妻は発達障害]、TVドラマ化‼︎
ナナトエリさん・亀山聡さんの[僕の妻は発達障害]のTVドラマ化が決定しました。土ドラ『僕の大好きな妻!』のタイトルで、アイドルグループ「ももいろクローバーZ」の百田夏菜子さんが連続ドラマ初主演で、東海テレビ・フジテレビ系で2022年6月4日から放送スタートします。(23時40分~深夜0時35分、全8回)。
百田さんは、結婚後に自身が発達障害だと分かり、多くの壁にぶつかりながらも夫と共に全力で生きる妻を演じます。夫婦漫画家として話題の人気漫画を原作に描く、とても可愛らしくて、前向きで、心が温まる、“とある夫婦の幸せのかたち”を描いた優しいラブストーリーです。
ある日、大好きになった人が発達障害だとわかったら――。
アパレルショップで働く妻と、マンガ家のアシスタントとして働く夫。惹かれあって結婚した2人に、“思いもよらぬ事態”が…。それは妻が《発達障害》との診断。多動気味で忘れっぽく、物事の整理が苦手な妻と夫の、1組のカップルの日常を描く、優しさに溢れたラブストーリーが展開されます。
あらすじ
新婚ホヤホヤの知花(30)と悟(30)は、新居に引っ越してきた。
あわてんぼうな知花とマイペースな悟はお互いにツッコミ合って笑う、ささやかで幸せな日々を迎えている。しかし次第に、部屋の散らかりっぱなし、約束忘れ、これは嫌がらせ? と思う違和感が表出してきて……。
ある日、悟が帰宅すると、知花はいつにない様子。仕事をクビになったという知花は、なぜ自分がうまくこなせないのか悩み、自分と似ていると思った「発達障害」の検査を受けることに。
その結果を聞いた知花と悟は、周りの人々に見守られながら、それぞれ思いがけない行動に出る。
“人を愛することがこんなにも幸せ”で、“うまくいってもいかなくても、一緒にいたい”…。そんな知花と悟の愛情あふれるラブストーリーだ。
引用:百田夏菜子が発達障害を抱える妻役で連ドラ初主演「愛し合う優しい世界がもっと広がれば」 TVLIFE Web(2022年)
撮影は今月4月5日に関東近郊でスタート。
登場人物
北山知花(きたやま・ちか)・・・百田夏菜子
アパレルショップの派遣販売員。30歳。
漫画家アシスタントの悟と結婚。新婚生活を始める中、日常に違和感を覚え、発達障害の検査を受ける。
おしゃべり好きで悟との何気ない会話が何よりも大好き。検査結果を受け、自分の特性と向き合おうと前向きに歩き始めるものの…。
原作者のナナトエリさんが発達障害当事者の目線から実体験を交え、発達障害を抱える妻の知花と夫の悟という若い夫婦が、日常の中で起きるハプニングと向き合いながら、支え合う姿を描いています。
原作[僕の妻は発達障害]
妻・ナナトエリさん、夫・亀山聡さんの漫画家夫婦による人気作[僕の妻は発達障害](新潮社、月刊コミックバンチ連載中)が原作。既刊3巻まで発売中です。2022年6月9日に4巻が発売されます。
当事者の実体験をもとに、支え合う夫婦の姿を描き、読者の共感を集めています。大切なことでも言葉で伝えることをおろそかにしてしまいがちな現代社会を背景にドラマ企画が立ち上がり、夫婦の日常的なラブストーリーを通して、大切な人と過ごす時間の尊さを伝えます。
参考サイト
関連記事
「僕の妻は発達障害」1巻、問題だらけだけどけっこう楽しい凸凹の夫婦生活を描く コミックナタリー(2020年)
恥ずかしながら原作を知りませんでした。
発達障害の当事者として恥ずかしい話ですが、最近は昔から読んでいる雑誌の漫画しか買わなくて、ここ数年とかで出来た新しい雑誌の漫画はその雑誌自体を読んだ事がなかったので、この漫画の事も知りませんでした。私自身本屋さんに余り行かなくなった分、漫画の新規開拓がなかなかしにくくなってしまいましたね。
この漫画も既刊3巻ならまだ買いやすい、読みやすい長さだと思います。
私が子どもの頃は障害者が題材の、しかも主人公の漫画は全くなかったので、本当に多様な社会になったんだなーと感じました。原作も面白そうですし、探してみます。私自身他の発達障害を抱える人の事をあまり知らないので勉強になりそうです。
発達障害同士の夫婦が実践した、特性に合った工夫。
ここからはADHDの特性を持つ夫と、ASDの特性を持つ妻と、発達障害同士の夫婦が実践して来た、それぞれ苦手な事に対して、どの様に対応して、苦手な事を克服して来たか、書き出します。
ADHDの夫の生活の工夫
ADHDのある夫は抜けで忘れ物が多いので、メモに書いて説明。
お茶のペットボトルや傘を何本も買ってくるので、飲みかけのお茶がたまってしまう。
冷蔵庫にお茶の本数を書いたメモを貼ったり、傘を玄関の傘立てに入れておく。
傘も買わない様に折りたたみを持っていくことで無駄な買い物を減らした。
参考:夫婦で発達障害、貧困スパイラルに…それでも結婚してよかった ESSEonline(2019年)
①ものを減らす。床にものを置かない。ものは机か棚かベッドの上に置く。
その場所が散らかって来たら、「今日はこの1ヵ所だけ片付ける」と決めて、掃除する。
②お皿は一人4枚までで、洗い物は増やさない様にする。
③掃除は基本自分のいる場所をコロコロするだけ。
④1年使っていないものは処分。捨てたり、フリマアプリに出したり、知り合いにあげたりする。
⑤片付けが苦手なら、掃除が得意な人から一度全ての工程を教わる。一度モデル基準を見てみる事で、その中で自分が出来る、出来ない、しない事を決めると、自分で楽になれる。
参考:ADHDでも部屋が片づいた。皿は4枚に限定、掃除はコロコロだけ ESSEonline(2020年)
家事が出来ない夫の為に、簡単なメニューで自炊をしてもらった。
①買い溜めしないと決める。
肉か魚、野菜、果物のみ。
②作るメニューは3品のみと決める。
肉と魚は凝った味付けをせず、焼く時は塩コショウのみ。
隠し味を止め、シンプルな味付けに。
③調理法はシンプルに。焼いて盛り付けるだけ。
焼くだけなので調理時間15 分で済みます。
④調味料はバリエーション豊富。飽きづらいがメリット。
⑤健康につながる、地味になりがちなメニューに。
赤・緑・黄色の三原色を必ず取り入れて、目に入れても彩り鮮やかな印象にする。
参考:発達障害の夫が毎日自炊ができた。調理工程を極限までシンプル化 ESSEonline(2020年)
ADHDの夫は仕事が今まで続かなかったが、「人の話を聞くのが好き」で、その中で資格を取り、天職を見つけた。抜けが多くても、時間が決まっているシフトなら、遅刻せずに仕事に行ける。
参考:夫婦で発達障害、別居婚からいよいよ同居へ?離れて暮らした期間に変わったこと ESSEonline(2022年)
ASDがある妻の生活の工夫
ASDがある妻が服を畳むのが苦手なので。自分が動きやすい服だけ残した。
インナーや靴下は全て同じものを買い揃え、服は畳まず、投げ入れる箱を部屋に置いておく。
参考:発達障害夫婦、お互いに洗顔や洗濯物をたたむことがストレス…日常の苦手を克服する方法 ESSEonline(2021年)
ADHDの特性のある夫は今では部屋をキレイに保ち、自炊したり、植物を育てたり。
妻は自分の仕事に集中が出来て、整理整頓が好きで自分の空間を保つ事が出来た。
このように、それぞれの特性に合わせて苦手なことは無理せずに簡略化したりすることで、お互いが無理なく生活できるライフスタイルを確立しています。
お互いの生活や関係を守るためにあえて別居婚までされましたが、そのおかげで今では以前よりも関係も良好の様です。
参考:発達障害同士であえて別居婚。夫婦仲が以前より良好な理由 ESSEonline(2020年)
関連記事も同じように発達障害当事者同士の結婚事情に関する記事です。
こちらもよければ併せてご覧ください。
関連記事
夫28歳・妻33歳「発達障害同士」の結婚事情 東洋経済オンライン(2018年)
noteでも書いています。よければ読んでください。