ユニバーサルツーリズム。〜障害者の方でも安心して旅が出来る整備しています〜

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

最近は障害者の為の旅プラン『ユニバーサルツーリズム』というプランが、どんどん日本で加速しているみたいです。具体的にはどういうものなのか、事例を上げながら、この『ユニバーサルツーリズム』について皆さんと考えていきたいと思います。

障害者のために、「ユニバーサルツーリズム」整備

兵庫県は障害を抱えているかや年齢に関係なく旅行を楽しめる「ユニバーサルツーリズム」を加速させます。全国初の条例化を視野に、観光・交通事業者の認証や添乗員を養成する研修制度整備など、新たな策を検討します。体が不自由な高齢者や障害を抱える人ら、旅行を諦めていた人たちが安心して外出できる仕組みをつくり、新たな市場創出に結び付けたい考えです。

「ユニバーサルツーリズムの推進に関する検討会」を新立し、2021年11月18日に初会合を開催されます。高齢者や障害を抱える人は全人口の3割強を満ちますが、要介護状態になると旅行頻度が極端に低下するとの調査結果が出ています。兵庫県では、ひょうご観光本部が2015年度からユニバーサルツーリズムの普及啓発や情報発信、旅行商品化に果敢に挑んできました。兵庫県知事の就任を受けて2021年10月に担当職員を増強し、事業拡大に発車します。

寝たきりの人がベッドのまま移動、入浴できたり、ホテルの客室に点滅式ブザーが付き、聴覚障害者が物事を認識しやすくなったりする環境整備を期待しています。

参考:年齢や障害で旅をあきらめないで ケア・支援できる体制、県挙げて整備へ 兵庫 神戸新聞NEXT(2021年)

私は全く旅行には行けていないのですが、最近はバリアフリー化が大いに進んでいるみたいですね。外国人の旅行者は活動的な方が多いので、こういう寝たきりの方でも旅行がしやすくなると、もっと流動的になるかもしれませんね。

介護タクシーで旅

コロナ禍で遠出を控える高齢者や障害を抱える人を支援しようと、旅行代理業を手掛ける兵庫県相生市矢野町の女性が、旅行に特化した介護タクシー事業のサービスを開始しました。新型コロナウイルス感染「第6波」の拡大が続く中、電車やツアーバスを使わずに遠くに旅をしたいをしたいと思う人の需要を見込みます。

「介護タクシー」を使った旅行の希望者は同行する介護スタッフから車椅子の乗り降りや旅行先の移動などの介助を受けられ、宿泊も出来ます。泊まるホテルや旅館の料金のほかに、利用時間に応じた運賃と介護スタッフへの介護料、その旅行先までの交通費を支払います。

運賃は1時間の利用で1組5240円。介護スタッフの「介護タクシー」への同行料は1日1万6500円で、旅先での介護スタッフによる介護料は1時間2200円。すでに老人会などから沢山の問い合わせが届いています。

参考:「介護タクシー」で旅しませんか コロナ禍、遠出控える高齢者や障害者向け 地元旅行業者が事業スタート 兵庫新聞NEXT(2022年)

介護スタッフもいての旅行、少しでも不安を取り除けて旅が出来ますね。

聴覚障害者向けマップ作成

秋田県仙北市内の手話通訳者や観光関係者らでつくる「聴覚障がい者のための観光マップを作ろう会」が聴覚障害者向けの観光マップを作製した。乳頭温泉郷や角館の武家屋敷などの観光地を紹介するほか、筆談対応を示す「耳マーク」のある施設を掲載。3月から市役所や観光地などで無料配布している。

A4判、全19ページ。耳マークを掲示した観光施設や飲食店など市内の116カ所を紹介した。裏表紙には「駅」や「いくつですか?」などの単語や数字を載せ、指し示すだけで会話ができるようにした。

会は2019年設立で会員は12人。20年3月に田沢湖・西木地区、同4月に角館地区の耳マークを記したリーフレットを作り、今回は市内全域を対象にした。

20年9月にはワークショップを開催。聴覚障害者からは「簡単な筆談でのコミュニケーションで十分」「観光地で筆談対応の店が分かれば入りやすい」といった声をマップに反映させた。

活動を通し、発足当初は65カ所だった市内の耳マーク掲示施設は今年3月には128カ所に増えた。マップに掲載しきれなかった施設もある。マップは2000部作成し、市のホームページで見ることもできる。

引用:乳頭温泉郷や角館、筆談できる施設は? 聴覚障害者向けにマップ 河北新聞(2021年)

特別な1日を。

ume,yamazoe(奈良県山辺郡山添村片平452)は、障がいや重度の病気があり、旅行に行きずらい方とその家族をご招待する取り組み、宿泊ご招待day「HAJIMARI」を2022年3月3日より開始いたします。

画像・引用:障がいや病気のある方とその大切な方たちに、特別な一日を。 PR  TIMES(2022年)

こんなにもあった障害者向けの旅。

最初「障害者 旅」から検索して、見つけた『ユニバーサルツーリズム』という言葉。障害があると色々旅をするのにも大変ですが、こんなにも沢山障害者が気兼ねなく出来る旅のプランがあるなんて知りませんでした。

介護タクシーを使っての旅行も私的には高く感じますが、ずっと旅行出来ない方にとっては介護スタッフの方もいらっしゃるなら、安心して旅が出来ますね。コロナ禍ですが、障害の有無に関わらず安心して旅が出来る様になれば良いですね。

参考サイト

COTRAVEL

『COTRAVEL』は従来の旅行記投稿サイトにはなかった身体特性による絞り込み機能を搭載した新しい旅行記投稿サイトです。旅行先やキーワードだけではなく、肢体不自由や視覚障害、聴覚障害などの身体特性に注目して読みたい旅行記を簡単に見つけることができます。会員登録(無料)を行えば、自らの体験を旅行記として執筆・投稿することもできます。

ユニバーサルツーリズムについて 国土交通省 観光庁

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎、右手人差し指に汗疱、軽く両膝の軟骨すり減り、軽度に近いすべり症、坐骨神経痛などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。