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こんな記事を書きました。
「発達障害のある私。」シリーズとして、発達障害の特性を持ちながらどんな人生を歩んできたか、幼少期編、思春期編を書いてきましたが、今日は最終章の「大人編」を書いてみようと思います。
よかったら読んでくれると嬉しいです。
大人になって困ったこと
大人になってから新たに出てきた発達障害による困りごとがあります。
こだわりが強い
ある特定のことにすごくこだわるようになってしまいました。
こだわりは、疲れている時によく出ます。
こだわり過ぎて、家で一人で泣いてしまったりする事が増えてしまいました…。
未だに、このこだわりについてはどう対処したらいいか困っています。
調べると、こんなサイトを見つけたので、参考にしようと思います。
こだわり、不安がつよい:困りごとのトリセツ(取扱説明書)|発達障害プロジェクト
友人が少なすぎる
友人が少なくて寂しい思いをしています。
発達障害の方で、友人が多い人もいると思いますが、私は人間関係がすっごく苦手なのでなかなか友人関係に発展しません。
友人が欲しいので、色々なイベントにも参加しましたが、疲れ切ってしまいダメでした。
同世代の人に比べたら、寂しい生活かもしれません。
この他にも、色々な生きづらさがありますが、なんとか周囲のサポートで子どもの時よりは生活しやすくなってきました。
発達障害と判明
21の時に、発達障害(自閉スペクトラム症)がある事が判明しました。
実は、前から主治医は発達障害がある事を分かっていたのですが、私が精神的に不安定だったので、動揺しないように隠してくれていたのでした。
他の障害があり、TANOSHIKAに入った私。
就労継続支援A型であるTANOSHIKAでさえ、私はお仕事をうまく出来ませんでした。
困っていました。
そこで、発達障害ではないのか、と主治医に聞いてみました。
そこで、主治医から初めて発達障害がある事を告げられたのです。
聞かされた時は、少しショックでしたが、特に動揺もしませんでした。
他の悩みの方が大きかったからだと思います。
動揺するような余裕さえ、当時の私にはありませんでした。
ただ、アルバイト先で失敗しまくりだった過去を思い出して、
「ああ、私は努力不足で失敗していた訳ではなかったんだ」
とほっとしたのを覚えています。
私の新しい人生はそこから始まりました。
発達障害と共存していく
先生に発達障害がある事を教えてもらった時。
先生は、発達障害がどういうものなのか、説明を時間をかけてはしませんでした。
その代わり、「発達障害関連の本はたくさんあるので、自分で本を読んで勉強するように」と言われました。
正直、少し「冷たいな」と思ってしまったのですが、それが逆によかったです。
自分から自発的に自分の発達障害と向き合う事が出来るようになったからです。
先生の狙いだったんだと思います。
早速、発達障害に関連する本を読んでみました。
あとは、SSTにも参加してみました。
SSTについては、こちらの記事で書きましたので、よかったら読んでみてください。
そして、発達障害の人向けの講座にも参加してみました。
徐々に、発達障害と上手に付き合っていく自分に気付きました。
周囲のサポートもあり、TANOSHIKAでも昔よりは上手にお仕事が出来るようになったと思います。(今でもミスは少しありますが)
この記事で、私が発達障害と付き合う中で気をつけている事を書いてみました。
よかったら読んでくれると嬉しいです。
やっと訪れた青春時代
TANOSHIKAに入ってから、私にも青春時代が訪れました。
優しい仲間、優しい支援員さん、楽しいお仕事。
環境に恵まれて、少しずつ辛かった過去を忘れる事が出来るようになりました。
遅れて青春がやってきた感じがします。
まだまだ、苦しい事はありますが、今はとても幸せなんです。
私を救ってくれる人たち
TANOSHIKAはもちろん、今の私を救ってくれる人々がいます。
好きな芸能人たち
前回の思春期編でも書きましたが、大人になっても、好きな芸能人のYouTubeを観たり、真似したり、本を読んだりする事がいい息抜きになっています。
福祉のサポート
大人になってから、福祉の人に助けてもらうようになりました。
色々な福祉の人々に救われています。
本当に感謝しています。
家族
子ども時代、思春期時代は散々迷惑をかけてしまった家族。
でも、今では私もだいぶ落ち着き、家族とももっと仲良くなりました。
悩みとかをよく聞いてくれて、感謝しています。
こんな風にたくさんの人々に助けられながら、生きています。
未来に向かって
今では、いくつかの夢を持つくらい、明るくなりました。
夢はころころ変わってしまうのですが、子どもを生みたい、たくさん働いてお金を稼ぐ人になりたい…などです。
下の記事でも、夢について書いてみました。
よかったら読んでいただけると嬉しいです。
今後の目標としては、一般就労が出来たらなあ、と思っています。
こんなに希望を持てるようになったのも、支えてくれる皆さんのおかげだな、と思っています。
最後に
今は、環境に恵まれて幸せなのですが、まだまだ乗り越えれない困難がたくさんあります。
こだわりで泣いちゃったり、人が言っている意味が分からなかったり。
人間関係も苦手で、友達も少なく、「寂しい」と思う日も多いです。
発達障害さえなければ…。
と強く思う事もあります。
でも、なんとか乗り越えたいです。
よかったら、そんな私を応援してくれると嬉しいです。
最後まで読んでいただいて、本当にありがとうございました。
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