えがお共創プロジェクト。〜川崎フロンターレと感覚過敏を持つ子ども達を繋いだ縁〜 

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こんにちは、翼祈(たすき)です。2022年8月にサッカーの川崎フロンターレが感覚過敏のある発達障害の子ども達を招待した、『えがお共創プロジェクト』が3年ぶりにスタジアムでの観戦が実現しました。このプロジェクトは2019年からスタートし、2020年と2021年はコロナ感染拡大を考慮し、スタジアムでの観戦は見送られていました。3年ぶりの開催に子ども達は楽しそうに眩しい笑顔が輝いたイベントとなりました。今回は川崎フロンターレと発達障害の子ども達を結んだ、『えがお共創プロジェクト』を特集します。

『えがお共創プロジェクト』とは?

二〇一九年に始まった企画だが、昨年と一昨年は新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、アウェーゲームをテレビ映像で楽しむPV観戦にとどめ、生観戦は三年ぶりとなった。

引用:発達障害の子に笑顔の輪 フロンターレが企画、3年ぶりホーム生観戦 東京新聞(2022年)

センサリールームとは?

発達障害を持つ方々が安心して観戦できるようにスタジアムに設置された部屋です。適切な照度で、大きな音や声などの大音量を遮る防音ガラスが施され、人混みや周囲の視線を避けられます。

2021年1月に行なわれた「天皇杯 JFA 第100回全日本サッカー選手権大会 決勝」で、日本サッカー協会がこのセンサリールームを設置しました。川崎フロンターレが実施したことを起点に、Jリーグのルヴァンカップ決勝でも取り入れられるなど、広がりを見せています。

引用:「見るサッカー」の垣根をなくす。JFAがSDGsに取り組む理由 AZrena(2021年)

2022年、3年ぶりの『えがお共創プロジェクト』開催

感覚過敏を伴う発達障害を抱えていて外出が難しい子ども達に観戦を楽しんで欲しいー。サッカーJ1の川崎フロンターレは2022年8月10日夜に、神奈川県川崎市中原区の等々力陸上競技場で実施されたホームゲームに、感覚過敏の子ども達の為に特別観覧席《センサリールーム》を用意したイベントを行いました。川崎市内に住んでいて、自閉症など発達障害を抱えている小学生以下の子ども達とその家族など15組41人がこのイベントに参加し、サッカーの試合の雰囲気を思いっきり楽しみました。

人混みに巻き込まれない様にするため、通常VIP専用の競技場6階のテラスシートを格安の値段で、感覚過敏を持つ子ども達とその家族に開放。試合が始まる前には希望するご一家をグラウンドレベルに招待し、試合に登場する選手達を間近で見れました。子ども達からは「こんなに選手の皆さんが近くにいてすごーい!」と嬉しそうな歓声が轟きました。

試合は2-2と引き分けましたが、観戦した小学6年の男の子は「すっごく楽しかった。ゴールが入って、サッカー選手って凄いんだなと思いました」と笑顔を弾ませます。一緒に『えがお共創プロジェクト』のイベントで試合を観戦した男の子のお父さんも「発達障害に理解と配慮を持っている家族同士だと、安心して息子とも試合を観戦可能だ」と笑顔を見せました。

自閉症を抱えていて新しい施設に外出するのが難しいという男の子と参加したお母さんも「息子が声を大きな声を出したりウロウロ歩き回っても、このイベントなら共通の理解があるから心が和らぐ」と言いました。

画像・参考:発達障害の子どもが楽しくサッカー観戦 川崎フロンターレが特別席を用意 保護者も安心「ここなら理解がある」 東京すくすく(2022年)

川崎フロンターレ・プロモーションを担当している男性の話では、「この『えがお共創プロジェクト』に関しては、障害があってもなくても、みんながサッカーを観戦出来る環境を整えていくことが目標です。今度もできるだけ沢山の人がみんなで一緒に試合観戦を体験出来る様に配慮していきたい」と言います。

『えがお共創プロジェクト』協賛の会社

私たち発達支援専門誌【PriPriパレット】を発行している世界文化ワンダークリエイトにおきましては、サッカーJ1川崎フロンターレ並びに共催企業各社の皆様と、感覚過敏などをお持ちで出かけることやスタジアムでのサッカー観戦が難しい発達障害を抱えた小学生の皆さんとそのご家族につきまして、スポーツを介したユニバーサルツーリズムの一環として、川崎フロンターレの試合観戦を実施致しました。

当社では発行している【PriPriパレット】で掲載しました、発達支援施設で使用して頂いております、「点つなぎ」「塗り絵」「さがし絵」などが体験出来るブースを、サンセリールーム内に展開致します。

画像・参考:発達障害のある子どもたちへの取り組み 「2022えがお共創プロジェクト」開催のお知らせ PR  TIMES(2022年)

まとめ

以前クワイエットアワーについて書きましたが、あの記事も感覚過敏のある発達障害の子ども達に配慮した、優しさ溢れる空間で、今回のこの『えがお共創プロジェクト』も、きっと子ども達がキラキラした明るい笑顔を見せて、観戦を楽しんだイベントになったと思います。

最近私は感覚過敏のある発達障害のある子ども達のためのヘアサロンなど、自分が当事者でありながらなかなか書いてこなかった、発達障害というものについて多く書ける様になったと思います。私自身もよく発達障害は特性が幅広い分、知らないことも多くて、記事を書きながら、1つずつ発達障害について勉強させて頂いています。

色んなテーマを書くことも好きですが、私がずっと書きたいと思い続けている社会福祉の記事に関しては、これからもその社会福祉の浸透と発展の為にも、書き続けて行きたいテーマだと思っています。

noteでも書いています。よければ読んでください。

TANOSHIKA 翼祈|note

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。