ローマ教皇が送った言葉〜日本への力強いメッセージ〜

この記事は約 3 分で読むことができます。

はじめに

令和元年11月23日に、38年ぶりとなったローマ教皇の日本訪問がなされました。82歳の教皇は4日間の滞在中、各地を精力的にお周りになり、8回のスピーチを行われました。

教皇は南米出身で、権威をかさに着ることのない気さくな人柄で知られています。ツイッターやインスタグラムを駆使し、メキシコとの国境に壁を建設する計画を打ち立てたトランプ大統領を批判したり、異教徒とも熱心に対話するなど、メッセージ性溢れる改革派のリーダーと呼ばれています。

教皇のアドリブ

メディアでは、教皇が広島、長崎を訪れて、核根絶を力強く訴えていたことなどが取り上げられましたが、東京カテドラル聖マリア大聖堂で行われた「青年との集い」でいじめなどの経験を語った若者3人に対して逆境にどう立ち向かうか、講和なさりました。その中で、教皇は「多くの人々が人との関わり方が上手ではなく”ゾンビ化”している」と語られ、世界中で深刻化している孤独、つまり現代人の心の貧困についての懸念を示されました。そして、マザーテレサの予言的な言葉を引用なさったのです。

「孤独と誰からも愛されていないという感覚は最も残酷な形の貧困です」

そうしてこう続けました。「私たちは色々なガジェット(道具)を発明したが、”魂のセルフィー”を撮ることはできない。写真は人に撮ってもらってこそ。自分の殻から抜け出し、人と繋がることが大切です。鏡の中の自分ばかりを見ていると、鏡は壊れてしまうのです」。つまり、自分ばかり見ていては大切なことを見失うと警鐘を鳴らしたのですね。

教皇の祈り

前述のように、キャッチーで独創的な言葉、表現を用いて人の心をつかんだと言える教皇。この日の青年たちへ向けての講話では、大切なのは正しい答えを用意するのではなく、正しい質問を行うことだとまとめました。

他者のために、他者とともに、支え、支えられて生きることの大切さが伝わってくるようです。孤独がカッコいいだとか、孤独であることは自分の責任でしょ、という論調も見受けられる中、高齢者の孤独死や社会的孤立者の犯罪、引きこもりなどが問題となって久しい日本。教皇の言葉の数々は、まるで現代日本の現状を見越して発せられたようで、重く響きます。

孤独との付き合い方

私necoも、主治医の先生から「necoさんは感情を自分の中に溜め込んでしまうから、色々な人と繋がりましょう」ということで、行政の方々や病院のスタッフと繋がることができています。週に1回は訪問看護があり、近況報告をしています。病気になった経緯から孤独の怖さが分かるため、何はなくとも話せる相手がいる安心感が私を支えてくれています。でも、1人も嫌いじゃない私。きちんと自炊して、買い出しに行く日、掃除をする日と決めてリズムを作り、不意にやってくる不安な気持ちに頭を抱えることがないようにしています。後は、やはり友だちとのコミュニケーションでしょうか。

まとめ

4日間の滞在中に様々なメッセージをお伝えになった教皇。広島と長崎を訪れていることからも、世界へ向けての非核化への強い願いを感じました。福島の原発問題に関しては、「勇気を持って大きな決断をする必要がある」と述べられています。私もそれを願ってやまない1人です。環境省大臣の小泉さんに期待を込めて、今後を見守ります。教皇の法被姿がチャーミングでしたね!人から愛されるとは、をも教わった気がしたnecoでした。

参考元

東洋経済ONLINE

https://toyokeizai.net/articles/-/316733

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です