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こんにちは、りんごいくらです🍎🩸
ふと思い出しました。
ここ数年、星空をゆっくり眺めていないな、と。
「眺める」といえば——
今日は、入院していた頃の小さな思い出の話です。
※吐き気や嘔吐の話が出てきます。苦手な方はここでそっと閉じてくださいね。
抗がん剤の副作用による吐き気
治療の副作用で、吐き気が強かった時期がありました。
食欲はなく、食事の名前も匂いも聞きたくない。
配膳車が廊下を進んでくる
ゴロゴロ、ゴロゴロ、という音。
それだけで気持ち悪くなって、布団を頭からかぶって、
「早くこの時間が終わりますように」とひたすら待っていました。
吐き気止めを使っていても、吐くときは吐きます。
慣れる、なんて言われるけど、正直その時は慣れません。
看護師さーん、オーロラの色と同じだわ
夜中、明け方4時ごろ。
気持ち悪さで目が覚めて、
枕元のガーグルベースン(うがい受け)に吐きました。

ほとんど水分だけ。
吐いたあとは、決まりなのでナースコールを押します〇
夜勤の看護師さんが来てくれて、
静かに処理をしてくれました。
ビニール袋の中をふと見ると、
そこに入っていたのは——
透明で、きれいなエメラルドグリーン色の液体。
私は思わず言いました。
>o<「ねえ、私の胃液って、オーロラみたいな色で綺麗じゃない?」
^^「……ほんとだね、きれいだね」
>o<「なんで緑色なの?」
^^「肝臓で作られる胆汁が混ざってるからだよ」
たぶん看護師さんは、
(早く詰所に戻りたいな)と思っていたかもしれないけれど、
ちゃんと付き合ってくれました。
そのあと私は、
「来てくれてありがとう。おやすみなさい」と言って、
また眠りましたzzz
今思えば…
吐くことはつらいし、しんどい。
でもあの夜の記憶は、なぜかとても静かで、やさしい。
吐いたものまで、
「きれいだね」と一緒に眺めてくれる人がいたこと。
それが、14年たった今でも
私の中に残っています。
あのときの看護師さんへ。
透明なオーロラ色の胃液を、
一緒に眺めてくれてありがとう
しょーもない闘病記、
読んでくれてありがとうございました。
ちゃんちゃん




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