「糖尿病」と診断された私が一か月間、『ヒカチュウ』で治療した結果とは。part1

皮下注射を打つ男性の線画

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こんにちは、どうも、ゆたです。

今回のお話は、11月から始まった糖尿病治療の実体験です。

少し長くなりそうだったので、part1、part2の二部構成で記事を執筆しようかなと思います。

血液検査で血糖値異常。治療はまさかの「ヒカチュウ」?

黄色のネズミ

11月10日の月曜日。

普段通っている精神科の病院で、三か月に一回の血液検査があります。

そこで先生が何やら険しい表情。

「ゆたくん、血糖値が高いね」

そういわれて見せてもらった血糖値はなんと正常の人の3倍の数値。

大体100前後なのですが、私は300を超えていました。

先生は、

「多少の上下はあるけど、ここまで上がるのはあり得ない。糖尿病の可能性が高いから内科に行ってみて欲しい」

とのこと。

私の家系は糖尿病の人も多いので、そこまで深く考えず、次の日に内科へ。

そこで血液検査をしてもらうため採血をし、13日に結果を聞きにいきました。

先生は血液検査の結果を見るや否や、

「糖尿病ですね」

とはっきり言いました。

やっぱりか。

改めて言われると少しショックでした。

ただ、薬で下げることができるのは知っていたので、これから飲む薬が増えるなー、なんて考えていたら、

「皮下注、しますか?」

ヒカチュウ?

なんだ、その有名なでんきねずみモンスターのような名前は?

実際に見せてもらい、説明を受けると、

ヒカチュウとは、漢字で皮下注、正式には皮下注射の略だそうです。

皮下注射の説明するイラスト

皮下注射ですが、その使用方法は、なんと、自分のお腹に自分で注射を刺すタイプのものだったのです。

皮膚と筋肉の間にある皮下組織に薬剤を注入することで、ゆっくりと薬剤が吸収されるため、比較的安定した効果が期待できるといいます。

なので、毎日ではなく、週に1回で効果が持続するようです。

私はかなりビビってしまいました。

自分で注射を打つなんて怖い、絶対痛い。

そんな恐怖心に支配され、先生の話は全く入って来ませんでした。

ただ、先生は、飲み薬より皮下注射のほうが効果が期待できるらしく、かなりおすすめされたのと、毎日の飲み薬より、週に1回の注射のほうがまだ楽かも知れないと思ったので、半ば諦めたように了承しました。

病院から帰宅し、自宅で緊張しながら注射を打ちます。

注射は筒状のものでそれをお腹に押しつけながら、上のボタンをぐっと押すと針がお腹に刺さる仕組みになっています。

母は横で「頑張れ!」と声援を送ってきます。
「応援するぐらいなら変わってくれ!」と訳のわからないことを言い出した私ですが、勇気を振り絞ってボタンを押しました。

ちくりと痛みがありましたが、大した痛みではありませんでした。

何なら普段の注射よりか痛くないほどで、大人なら全然耐えられると思います。

十秒間ほど押し込んだ状態でじっと耐え、ゆっくり外すと、じわっと血が滲みましたが、その後は痛みもなく、無事に終えることができました。

「なんだ、楽勝じゃん」

この時の私は皮下注射のことを甘く見ていました。

その後の経過は?

腹痛で苦しむ男性と腹痛の文字

注射を打ってから1時間後。

お腹が少しぐるぐる鳴るようになりました。

そこから徐々に腹痛に変わり、次の日の朝は、とんでもない吐き気と腹痛

トイレに駆け込むもお通じはなく、その日はどうにか出社するも、腹痛はかなり続いていました。

土日も家でゆっくり休むもまだまだ腹痛は治まりません。吐き気も強く、ご飯を食べる気が全く起きませんでした。

その後は日にちを重ねる事に、少しずつ腹痛は収まっていきましたが、それでも、仕事ができる状態ではなく、このまま注射を打ち続けるのはしんどい、そう思い、18日の火曜日に内科を再び受診することにしました。

「それは結構よくあることなんですよ」

先生はそういって整腸剤を処方してくれました。

確かに注射に恐怖してあまり話を聞いていなかったけど、初めて注射を貰った13日も副作用について話していたような……?

私が使っている皮下注射は「トルリシティ」という薬なんですが、副作用で腹痛や吐き気、便秘などがあるようです。

トルリシティとは別に、オゼンピックやマンジャロという皮下注射もあります。

これらは、トルリシティより効果は絶大で、副作用もより強くなります。

先生は、

「副作用が強くても途中で辞めないで欲しい」

とのこと。

なので、20日の木曜日に2回目の皮下注射を打ちました。

21日、案の定、腹痛でダウン。仕事も休んでしまいました。

22日の土曜日にはご飯を食べると吐いてしまうほど、副作用はきついものでした。

整腸剤を飲みだしてからは便秘などの症状は改善されましたが、吐き気と腹痛は治らず。

どうにか耐えながら仕事をするも、なかなか集中ができない、そんな日々を送っていました。

ただ、注射を打って5〜6日間程経過すると、腹痛がかなり収まり、食欲も戻ってきます。

なので、26日の水曜日辺りから体調が戻ってきました。

この薬には、血糖値を改善する効果以外にも、胃の動きを緩やかにし、食欲を抑える効果もあります。

なので、朝昼晩は毎日の習慣で食べるんですけど、量もかなり減りましたし、間食はほぼほぼなくなりました。

ですが、先ほども話したように日数が経つと食欲が復活します。

ルンルン気分でご飯を食べていましたが、それは同時に次の注射の時間が近づいているのです。

今までは毎週木曜日に注射をしていましたが、そうすると、金曜日の仕事はいけなくなってしまうので、注射は金曜日に打つように調整してもらいました。

3回目の注射は28日の金曜日になります。

副作用は、一か月ほどで徐々に収まっていくといいます。

収まっていくのであれば、腹痛も楽になっていくはずなので、どうにか乗り越えられるかも?

3回目の注射の副作用はどうなるでしょうか。

終わりと注意喚起

ここまでが13日の木曜日から27日の木曜日までの二週間の流れです。
次回は残り二週間と血液検査の結果についてまとめてお話しようと思います。

一つ、注意喚起として、若い女性を中心にマンジャロという薬が瘦せるということでダイエット目的で流行っていると聞きました。

元々、高血糖であれば、問題ないのかも知れませんが、血糖値が高くない人が使用してしまうと低血糖になる恐れがあります。

低血糖もかなり危険な状態ではありますので、用法用量はお守りいただけると幸いです。

以上、今回はここまで。それでは次の記事でお会いしましょう。

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皮下注射を打つ男性の線画

1 個のコメント

  • hiniki
    ゆたさん、お久しぶりです。体調はいかがでしょうか?
    記事が読めて嬉しかったのと、体調が心配です。
    私は、注射がすごい苦手です。でも、自分で指すとか、超恐怖です。今は、チャレンジャーに通所されてますか?
    あまり、無理はなさらないでください(>_<)
    私も、母が腎臓が弱いので、要注意ですね。
    参考になる記事ありがとうございます!

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