津屋一球(つや・かずま)選手。難聴であっても、Bリーグで活躍するバスケ選手。

バスケットボール選手

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

私は、障害者である自分のことを受け入れられない自分がいました。

数年前まで自分は、かなり自己肯定感の低い人間でした。今でもそんなに上がった方とは言えないかもしれませんが。

「障害があるから、自分には他の人が持っているものは、何もないんだ」

「障害があるから、自分は何もできないんだ。それが当たり前なんだ」。

そう言って、自分の可能性を自分自身の手で潰していました。

障害があることで、技術や知識が身に付くのに、健常者の方より時間がかかる。

それでも、自分の可能性は、人からより与えて貰うより、自分を信じて、切り拓いていけば、無限に広がる、そう思える様になりました。

後ろ向きな発言ばかりしていた私は、少しずつ前向きな言葉を意識して述べています。

意識を変えることで、自分の人生が、良い方向に進む、そう信じたいからです。

そんな私が最近気になっている、スポーツ選手がいます。

この記事では、私と同じ聴覚障害を抱えながらも、Bリーグでプロとして活躍されている、津屋一球(つや・かずま)選手というバスケ選手について、自分の想いも綴りながら、述べたいと思います。

津屋一球選手は、どんな聴覚障害者のプロのバスケット選手ですか?

津屋一球

画像・引用元:津屋一球 | B.LEAGUE(Bリーグ)公式サイト

動画・引用元:B.LEAGUE 【津屋の日】津屋ってる!!キャリアハイタイとなる20得点の活躍!三遠#28 津屋 一球|第21節GAME1|2.8.2025 プロバスケ (Bリーグ)(2025年2月8日公開)

2025年2月、Bリーグ1部、三遠ネオフェニックスの津屋一球選手がバスケットボールの日本代表に初選出されました。

津屋選手の両耳には、小さな補聴器が入っていて、目をこらさないと気付かないほどだといいます。

聴覚障害を抱えている選手がプレーする「デフバスケ」の経験者では、日本代表の初選出は、初快挙でした。

津屋選手は、こう述べました。

難聴を抱えていても関係なく、トップでプレーができる姿を観て頂きたいです」。

参照元:朝日新聞デジタル 難聴の選手が史上初のバスケ日本代表 リスク覚悟で挑戦やめない意味(2025年4月20日公開)

私が感じた、津屋選手へのリスペスト

素直に凄いなと思います。

私は、津屋選手の入れている補聴器は耳には入れていません。片耳難聴で、補聴器を入れると、逆に正常に聞こえる右耳も悪くなってしまうからです。

私が聴覚障害だなと感じることは、ものの距離感が掴めないことです。

別に意識が飛んでいたら、周りの音が聞こえていない瞬間もあって、人が接近していることに気付かなかったりします。

また、自転車は私が気付いていないことで、急ブレーキをかけて、その音が聞こえるまで、近付いていることも分からないことが多々あります。

それ位、自分の中の音の認識が、弱いのかもしれません。

津屋選手は、補聴器を着けていることで、もしかしたら重度の聴覚障害があって、補聴器がなければ、音が聞こえないのかもしれません。

それでも、周りの音が聞こえなくても、補聴器の力を借りて、他の選手のプレーを追って、バスケットボールに懸命に取り組んでいる。

本当に凄いことだと思います。

私が聴覚障害者だからこそ、目に留まった津屋選手。

改めて、障害は弱点ではない、自分が武器だと思えば武器に、強みだと思えば強みに、そう感じて、私も頑張ろうとそう思えました。

noteでも書いています。よければ読んでください。

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、高眼圧症、脂漏性皮膚炎、右手人差し指に汗疱、軽く両膝の軟骨すり減り、軽度に近いすべり症、坐骨神経痛などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。