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皆さんこんにちは。Pinkです。普段スポーツをすることも、観ることもあまりない私ですが、次のIDEAS FOR GOODのニュースの記事を読んで、色々と気付きがあったので、今回そのことについて書きたいと思います。
スポーツに参加できないのは「履ける靴がない」から。アディダス、ダウン症アスリート向けのシューズを開発
以上になります。
2024年パリパラリンピック
2024年のパリパラリンピックでは、車いすテニスの小田凱人選手や上地結衣選手が金メダルを獲得し、障害者スポーツへの注目が高まっているそうなのですが、実際のスポーツ参加率を見ると、一般の人々と「障害者」の間には今もなお大きな差があるとのことです。
2024年度のスポーツ庁の調査では、20歳以上で「障害」のある人のうち、週に1日以上スポーツを実施する人の割合は、2013年と比べてみると大幅に増加しているそうなのすが、同年の全国平均とは今もなお、約20ポイントの差があるそうです。
この背景にあるのは、健康上の理由だけではなく、次の要因が考えられます。
要因
- 運動する場所・機会の不足
- 家族や介助者の負担
- 経済的な負担
- 「精神的な障害」のある人々が身体的な理由から参加しにくい現状
- 「ダウン症」のある人は市販の靴では合わない場合があるため履ける靴がない
以上になります。
参照元:(IDEAS FOR GOOD)スポーツに参加できないのは「履ける靴がない」から。アディダス、ダウン症アスリート向けのシューズを開発(2025年5月21日)
以前、パラリンピックへ向けて練習に励んでいる、車いすバスケット選手を取材した番組を観たことがあるのですが、車いすバスケットのあまりの迫力に驚き、選手の向上心の高さに感心した記憶があります。
しかし、要因を見てみるとまだ多くの問題があるように思います。それをいかに解決していくのかが今後の課題になるのではないでしょうか。
「アディダス321」プロジェクト
前述の要因の中で、「ダウン症」のある人は市販の靴では合わない場合があるため履ける靴がないということがありましたが、そうした中、「アディダス321」プロジェクトが注目されているとのことです。
「アディダス321」プロジェクトとは、「ダウン症」のある人にとって、使いやすいスポーツシューズの開発で、試作品の開発には「ダウン症」のアスリート達が参加したそうです。それは、開発にあたってもっとも重要なことではないかと思います。
このようにして開発されたシューズは2026年の発売が予定されており、「アディダス321」ではシューズ開発以外にも、「ダウン症」のあるアスリートの社会的認知を高める取り組みも行っているとのことです。とても素晴らしいと思います。
参照元:(IDEAS FOR GOOD)スポーツに参加できないのは「履ける靴がない」から。アディダス、ダウン症アスリート向けのシューズを開発(2025年5月21日)
最後に
「アディダス321」プロジェクトの記事を読む中で、今までただ漠然とパラリンピックのことを知っていたつもりでいた自分に気づくことができてよかったと思います。これからは、より深く知りたいと思います。
そして、「アディダス321」プロジェクトで開発されたシューズが、来年販売されることを期待しています。
今回は「ダウン症」のあるアスリートのシューズの開発でしたが、他の様々な障害者スポーツで、「障害」を持つアスリートが必要としているものが、形になっていくことができればいいなと思います。
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