長時間のコンタクトの使用で、「眼瞼下垂」になりやすい。手術で治しても再発する可能性も。 

眼瞼下垂 コンタクト

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

皆さんはコンタクトをしてますか?眼鏡ですか?

私は今のところ裸眼で何とかなっています。

多くの人が使っているであろうコンタクトが、実は眼のある病気を引き起こすことが分かりました。

まぶたが下がって、上側の視野が狭まり、見えづらい状況の「眼瞼下垂」(がんけんかすい)。ハードコンタクトレンズを長く使っていると、「眼瞼下垂」のリスクが上がることも言われています。

専門家は「『眼瞼下垂』を予防するには、コンタクトを使用する時間を可能な限り短くした方が、将来的にも良いことでしょう」と発信しています。

今回は「眼瞼下垂」が起こる原因と、コンタクトとの関連性について、お話します。

「眼瞼下垂」とコンタクトの因果関係

「眼瞼下垂」で、1年間で150件前後の手術を行う岐阜県笠松町にある松波総合病院で、形成外科部長の男性は「まぶた関連の眼の疾患に携わる医師の間では20年以上前から、ハードコンタクトを使うことで、まぶたが下がるという共通認識を持っていました」と語ります。

研究データからも「眼瞼下垂」とコンタクトの因果関係をひも解きたいと、松波総合病院の形成外科部長の男性は2009年4月~2012年3月、「眼瞼下垂」で病院に来た30~60歳(平均年齢48.1歳)の女性51人を対象にハードコンタクトを使っている状況を調べました。およそ9割の46人にハードコンタクトの使用歴があった一方で、「眼瞼下垂」を持たない同年代の女性38人の中で、ハードコンタクトの使用歴があったのはおよそ3割の12人に当たりました。

この結果を統計学的に解明していくと、ハードコンタクトのユーザーは使っていないユーザーと比較して「眼瞼下垂」になるリスクがおよそ20倍高いと言えるとします。ソフトコンタクトのユーザーの場合でも、「眼瞼下垂」を罹患するリスクがおよそ8倍高い状況が、海外の論文で明らかになっています。

どうして、コンタクトが、「眼瞼下垂」に影響を与えるのでしょうか?まぶたの内側には瞼板と呼ばれる組織があって、瞼板を眼瞼挙筋と呼ばれる薄い筋肉が引っ張ることで眼は開きます。瞼板と筋肉は「挙筋腱膜」と呼ばれる薄い組織で繋がっていますが、まばたきをすることで、この「挙筋腱膜」がコンタクトで擦れます。「ヒトは1日に1万~2万回まばたきを行うので、摩擦で『挙筋腱膜』が伸ばされてしまうのでしょう」。

コンタクトを出し入れする時に、まぶたを引っ張ることで「挙筋腱膜」が伸びるという説もありますが、松波総合病院の形成外科部長の男性は「1日に1、2回引っ張った程度では、『挙筋腱膜』は伸びないのでは」と主張します。

「眼瞼下垂」の度合いは、黒目の中心とまぶたの縁の距離で分けられています。まぶたがかぶさって上の方が見えない場合は、おでこにある前頭筋を使用しながら眉を引き上げてものを眺めることになり、肩こりや頭痛、目の奥の痛みを発症します。

参考:コンタクトレンズの使用で眼瞼下垂になる?なりやすい原因も解説 真崎医院(2024年)

「眼瞼下垂」の治療は保険適用の手術が基本となりますが、手術の仕方は医師や医療機関によって違います。見え方で日常生活に支障がなければ手術をする必要もありません。さらに、手術後の見た目の問題もありますが、美容目的での「眼瞼下垂」の治療には保険が適用できず、全額自己負担です。

手術をして「眼瞼下垂」が治っても、コンタクトを使うと再発の恐れもあります。「ハードコンタクトしか着けられない人もいます。可能な限り、コンタクトの使用時間を短くして下さいと伝えています」と松波総合病院の形成外科部長の男性は説明します。

最近松波総合病院の形成外科部長の男性が気がかりなのが、若い世代に人気のカラーコンタクトでした。「見た目重視で、本来は要らないコンタクトを入れている人がいます。すると、将来的に見た目が悪くなる以外にも、視界が狭くなるリスクが高まることを認知していた方がいいです」と、指摘をしました

私とコンタクト。

私の中でコンタクトは怖いイメージがあります。中学生で塾に行っていた時、ある人が「コンタクトが、まぶたの裏に行きました。取っていいですか?」と言って、取り出しました。

「夜取るの忘れて寝たら、まぶたの裏に行った」とか、コンタクトのユーザーにはあるあるの話でしょう。ですが、私の家族に、コンタクトの人はいません。

なので、コンタクトのユーザーがいないことで、まぶたの裏に行ったコンタクトを取るという行為が未知数で、私自身が不器用なのもあり、あれ以来コンタクトが怖いです。

私は視力が下がったら、眼鏡しかしません。コンタクトはもちろん裸眼に近い状態ですが、自分は顔のパーツが地味で、コンタクトをしても映える顔にはなりません。なので、眼鏡一択です。

今回は「眼瞼下垂」というお話でしたが、コンタクトでまぶたが重たくなるとは知りませんでした。加齢でなるものだという認識しかありませんでした。

眼の手術も、加齢以外に、コンタクト使用での「眼瞼下垂」をする人も多いかもしれませんね。コンタクトをしていない私は、今回も未知なる領域の話でした。

noteでも書いています。よければ読んでください。

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎、右手人差し指に汗疱、軽く両膝の軟骨すり減り、軽度に近いすべり症、坐骨神経痛などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。