ディズニー社が国立成育医療研究センターなどに、病気の子ども達へ病衣の贈りもの。 

ディズニー 病衣 寄付

この記事は約 9 分で読むことができます。

こんにちは、翼祈(たすき)です。

ディズニーランドやディズニーシーなどは、夢の国と言われていますよね。私は近場ではないですし20年以上行っていないので、遊びに行った記憶もほとんどなく、「夢の夢の夢の…国」という果てしない遠い感じになっています。

そんなディズニー社ですが、実は病気の子ども達のために、色んな社会福祉をしていることが明らかになりました。

病気と闘う子ども達の不安を和らげたいと、ディズニーの人気キャラクターをデザインした病衣トータル2400着を、東京都千代田区にある国立成育医療研究センターなど日本国内6病院に提供したと、東京都港区にあるウォルト・ディズニー・ジャパンが明らかにしました。日本での病衣の提供は今回が初でした。

ディズニー社は病気と闘う子ども達をサポートする、アメリカの病児支援NGO「スターライト・チルドレン・ファンデーション」と連携し、2018年から世界各地で500以上のこども病院や小児医療施設などに病衣を提供してきました。

「こども病院プログラム」の長期的な可能性などを世界中で拡げていくため、今回アメリカ以外の一部地域でも試験的に提供されました。国立成育医療研究センターなど日本国内6病院以外にも、フランス、台湾、シンガポールの病院で行います。

日本国内の病院での提供は、ディズニー日本法人のウォルト・ディズニー・ジャパンと認定NPO法人難病ネットワークが賛同して行いました。専門家の助言やアドバイスを参考に、病衣を提供する6つの病院を選定しました。

今回はその病衣を贈り物として提供された病院の話、2022年から始まっていたディズニー仕様の病院など、ディズニーの社会福祉をお伝えしたいと思います。

2023年6月より、ディズニー社が日本の6病院にディズニー仕様の病衣を贈り物

今回の病衣は、ディズニーの人気キャラクター「ミッキーマウス」「ミニーマウス」「ドナルドダック」「グーフィー」をイメージしたデザインがされた病衣で、XS、S、M、Lの4サイズを用意しました。2023年6月より順次各6病院で導入し、子ども達が検査や処置、手術を受ける時に着用します。この度テスト導入として東京、岩手、神奈川、群馬、静岡の5都県6病院に提供し、これから先アンケートなどを行います。

どうしてディズニー社は子ども達に病衣を届けるのでしょうか?実は、ディズニー社は世界的に、病気と闘う子ども達が病院で快適に過ごすための時間に楽しい思い出を作り、子ども達に安らぎと快適さを届けるための活動をスタートさせていました。

病衣を介した子ども達へのサポートが本格的にスタートしたのは、2018年、アメリカからでした。アメリカではスター・ウォーズ、マーベル、ピクサー、ディズニープリンセス、ミッキー&フレンズなど、お馴染みの人気キャラクターで、子ども達自身が好きなデザインの病衣を選択し、検査、手術、診察、入院する時に着ています。

これを世界中に拡げていくために、日本を含んだ世界の国と地域で、「こども病院プログラム」として病衣が提供される様になりました。

現在の病衣の提供という活動はここ最近からですが、ディズニーが病気の子ども達をサポートする歴史は90年以上と長いといいます。サポートの歴史は1930年代まで遡り、ディズニー社の創業者であるウォルト・ディズニーは生前に、ディズニーのキャラクターやアニメーターを同伴させて、入院している子ども達のもとを訪れていました。

これ以来、ディズニーは長い間、病気の子ども達と家族のためのサポートを実施しています。

2023年6月21日に現物が届き、群馬県立小児医療センターは早期に、子ども達に病衣を着て欲しい考えです。「子ども達が大好きなディズニーのキャラクターの病衣を着ることで、安心して手術に臨んで貰えたら嬉しく思います。ディズニー社からの提供はありがたいです」と語りました。

群馬県立小児医療センターでは2022年、子ども向けのクリスマスプレゼントをディズニー社からプレゼントされた縁もありました。

参考:ミッキー、ドナルド…ディズニー社が病衣2400着を提供 国内6病院 毎日新聞(2023年)

この度病衣を提供された日本国内の病院の詳細

<テスト導入に参加いただく病院様>

 – 岩手県立中央病院

 – 岩手県立中部病院

 – 神奈川県立こども医療センター

 – 群馬県立小児医療センター

 – 国立成育医療研究センター

 – 静岡県立こども病院

  ※五十音順

画像・引用:<最も必要とされるときに、安らぎと楽しいひと時を子どもたちへ> スターライト製ディズニーデザインの病衣を日本で初めて提供 岩手・群馬・東京・神奈川・静岡の国内6病院でテスト導入を開始 ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社(2023年)

ウォルト・ディズニー・ジャパンの広報担当者は「私たちの活動は、ディズニーが長い間ずっと励んで来た、新しい取り組みの1つです。病院で過ごす子ども達へディズニーの大好きなキャラクターの病衣を身に着けて快適さと安心、病衣を選択できる小さな楽しみを提供すると同時に、病気と闘う子ども達とそのご家族に前向きな感情や希望を届けたいと思っています」と説明しています。

2023年6月19日、ミッキー登場の病衣お披露目セレモニーを開催

子ども達が入院・通院する病院にミッキーマウスがサプライズで登場しました。

2022年よりこども病院をサポートする活動を実施しているウォルト・ディズニー・ジャパンは2023年6月19日、ディズニーのキャラクターが描かれ、彩られた国立成育医療研究センターをメディアに初公開しました。現地で行われたオープニングセレモニーには、ミッキーも駆け付けました。

この国立成育医療研究センターに通院している、ミッキーがあしらわれた病衣を着用した女の子は、「まさかミッキーが来るなんて思っていませんでした。病院なのに凄くワクワクしました」と笑顔を見せました。以前は採血が怖くてお腹を壊すこともあったそうですが、国立成育医療研究センター提供された壁紙やモバイル・ムービー・シアターを観て「病院がディズニーランドになったみたいです。病院に来るのが楽しみの1つになりました」と目を輝かせました。

また、ディズニーが大好きな男の子を国立成育医療研究センターに通院させているお母さんは「親としては助かる活動ですし、病院に通院する時に少しでも楽しいことが増えていくのは嬉しく思います。今後また息子が入院とか予定しているので、そういう時に息子の楽しみが増えるなって思うと嬉しいですね」と、息子さんと一緒に笑顔が弾けました。

国立成育医療研究センター病院長の笠原群生さんは、「定期での病院受診や入院治療で病院に通院することは、子ども達にとって大きな挑戦です。ですが、ディズニーキャラクターに彩られた空間は、患者さん達の喜びと癒しになる以外にも、治療に積極的に励むための“大きなエネルギー”も与えてくれると私たちは信じています。この様な子ども達へのサポートが日本中に浸透していくことを、心から願っております」と述べていました。

参考:ディズニーのキャラクターで彩られた“こども病院”にミッキーマウスが登場 ORICON STYLE(2023年)

ディズニー仕様の国立成育医療研究センターの魅力とは?

ウォルト・ディズニー・ジャパンが病院に向けて提供する「こども病院プログラム」は、「病気や障害を抱える子ども達とその家族に楽しいひと時と安らぎを届ける」ことを掲げ、病院を“ディズニー仕様”にあしらう活動です。

この活動の中で日本で最大規模となる活動が、日本で最大規模の小児・周産期・産科などがある国立成育医療研究センターで行われました。

今回の活動の一環では、国立成育医療研究センターの建物内に、ウォルト・ディズニー・ジャパンから提供されたのは、国内最長となる約80mのディズニーのキャラクターがデザインされた壁紙と、子ども達が集まれる場所として、日本で初めて導入となる、公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」から、最新作から公開中の人気作まで映画までを楽しむことが可能なモバイル・ムービー・シアターが設けられました。

ディズニーのキャラクターをデザインされた壁紙は、採血室や待合室、処置室などの壁には、ディズニーやピクサー、マーベル、スター・ウォーズのキャラクターが様々な場所にデザインされ、ミッキーやミニー、くまのプーさん、[アナと雪の女王]のアナやエルサなど人気キャラクター達が大集合しています。

これから先は、専用のアプリでディズニーのキャラクターがデザインされた壁にかざすと、絵が動き出したり、クイズや塗り絵が楽しめるユニークな仕掛けなども、壁紙は専用アプリと連動するリアルタイムな企画も導入します。

参考:ディズニーがなぜ〝病衣〟を届けるのか 背景にウォルトの支援の歴史 with news(2023年)

私には遠い国ですが、

先日ディズニーランドなどの入場料が今度から1万円を超えるとの記事を観て、あまりの高さに驚きました。後このことを知った時に、パレードも抽選に当たらないと観れないと知り、6歳当時の記憶しかない私は、「パレードもそうなんだ…」と思いました。

私の中でディズニーは、地方の人は近場の人ではない限り日帰りはしないイメージで、入場料を含め、旅費やホテル代、お土産代など諸々考えると、本当にディズニーは見果てぬ夢の国で、行けることもないだろうと思ってます。

今回のディズニーの病衣などの記事を読んで、ディズニーの社会福祉を知りました。この記事を書くに当たり色々読んで、私はディズニーランドなどには行けなくても、幼い頃からディズニーのアニメに慣れ親しんで育った、あの優しい時間を思い起こすことができました。

この記事を通して、ディズニーは社会福祉の面でも、夢を与え続ける国なんだと改めて分かって、嬉しかったです。

noteでも書いています。よければ読んでください。

→HOME

ディズニー 病衣 寄付

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎、右手人差し指に汗疱、軽く両膝の軟骨すり減り、軽度に近いすべり症、坐骨神経痛などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。