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卵が高い
先日、スーパーで卵を買おうとしたら300円以上の値札が貼られていた。思わず、二度見して驚いてしまった。それで、買うのを諦めた。
他のスーパーでも、この値段だったのか知りたいところだったが時間がないので、寄り道せずに自宅に帰った。
卵ってついこの間まで、1パック99円くらいで買えましたよね。
「価格の優等生」と言われていた卵。なぜ、こんなに値上がりしてしまったかというと鶏達が食べるエサ代が上がってしまっているからだそうだ。
鶏たちが食べるエサはほとんどが海外からの輸入でまかなわれている。小麦の一大産地であるウクライナが戦争中のため、エサとなる小麦が輸入できない。
それに輪をかけて深刻な原因としては鳥インフルエンザにより、約1,000万羽以上の鶏が殺処分されてしまった。
エサ代の高騰と、鳥インフルエンザの影響もあって、卵の値段は非常に高くなっている。
下記は近年の配合飼料の価格変動をまとめたグラフだが、令和2年以降、いずれも急激に価格が上昇していることがよく分かる。
画像引用:配合飼料価格に影響を与える要因の価格動向
価格高騰に対する国の対応
困った。卵ぐらい好きに食べさせてほしい。料理で卵が使えないとなると味もそっけもない料理ばかりが増えてしまう。ハンバーグや餃子のつなぎに一体なにを使えばいいのか。卵の代用品などない。
この状況に手をこまねいているばかりではいられない。
配合飼料価格安定制度により、価格高騰を抑えようと国も生産者も必死の努力をしている。
配合飼料価格安定制度とは、暴騰した飼料代を国や生産者、飼料メーカーが資金を出し合うことにより、価格高騰を緩和させようとする措置である。
<参考サイト>配合飼料価格安定制度の概要
わたしたちにできる対策
この状況がいつまで続くのか、半年後か1年後か、今、ヒナである鶏が卵を産めるまで成長を待つしかないのかもしれない。
その一方で元々値段が高いブランド卵は値上がりしていないので、これを機に買ってみてはいかがでしょうかという意見もある。
いやいやいや、貧乏人のわたくしには死活問題である。ブランド卵なぞ手が出せない。
植物性の卵なるものもあるそうだが、それもまだまだ値段が高い。
主な材料に国産のこんにゃく粉、タピオカスターチなど植物由来の成分で作られているのだそうだが、果たしておいしいのだろうか?
ビーガン料理が今注目を集めている。この機会に植物性の卵がもっともっと流通するようになれば卵アレルギーの方には朗報なのかもしれない。
<画像引用参考サイト>UMAMI UNITED 製品について
物価高騰
それにしても最近の物価の上がり具合には困ったものである。給料が上がらないのにこのまま物価が上がり続ければ生活が破綻してしまう。
大手企業の給料は上がっているらしいが、中小企業の給料まで上がるかどうか疑問に思う。そこまで行く前に大手企業の給料が上がるせいで、ますます物価が高くなるという試算も出ていると聞く。
経済をうまく回すには、やっぱりコロナ収束とウクライナ戦争の終結など社会情勢の安定も重要だ。それを待っているだけでなく、我々庶民ができることはないのだろうか?
まあ、地道に働くしかないとわたくしは思うわけで。このような稚拙な文を書いてお給料がもらえるだけでもありがたいといえばありがたい。
皆様と共に
これを最後まで読んでくださっている読者の方ともども、励まし合いながら、この物価高騰を乗り越えましょうと申し上げるしかほかないのである。
参考サイト
相次ぐ食品の値上げラッシュ。「たまご」の価格の現状は | 藤野屋 (fujinoyaweb.co.jp)
生卵が高騰している原因の簡単まとめ | これ知っておけばOK!(簡単にすぐ分かる!) (broadcreation.com)
卵の価格高騰はいつまで続く?「高すぎて買うのをためらう」「それ以前に売っていない」の声 – macaroni (macaro-ni.jp)
noteでも書いています。よかったら、読んでみてください。
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