この記事は約 4 分で読むことができます。
こんにちは、翼祈(たすき)です。
ラオスの子ども達のほとんどは、教科書以外の本に触れる機会は多くありません。
ラオスの子ども達の「もっと本を読みたい」に応える為に、ラオス語の絵本を学校などに寄贈し、一人でも多くの子ども達が本と出会えるように「書き損じはがき収集プロジェクト」を行っているNPO法人があります。
『はがき9000枚を集め、子ども達に人気の絵本3000冊寄贈すること』を目標に活動され、
はがき3枚分(約166円)が1冊分の出版資金となります。
今回はNPO法人「ラオスのこども」の取り組みについて、ご紹介します。
「ラオスのこども」とは?
特定非営利活動法人ラオスのこどもの目的は、子どもたちが自らの力を伸ばし、
人生を主体的に選択でき、公正で平和な地球社会づくりに貢献することです。
教育が十分に普及していない地域のひとつ、ラオスで活動し、ラオスと日本をはじめ人々の参加を通じて、だれもが成長の機会を得ることをめざします。
公式Twitter
https://twitter.com/laos_no_kodomo
2023年2月末まで、書き損じのはがきなどの寄付を呼びかけています。
東京外国語大3年の女性が、ラオスで十分な教育を受けることのできない子ども達を支援し、絵本を寄贈しようと、書き損じはがきなどを集めています。
東京外国語大の女性のインターンシップ先のNPO法人の取り組みの一環です。2023年2月末までに9000枚のはがきを集めることを目的に、ラオス各地の小・中学校の図書室にラオス語の絵本3000部を寄贈したいといいます。
女性は、マイナー言語を勉強することで、知る機会が余りない国や文化に触れられるのではないかと考え、東京外国語大でラオス語の専攻を決心しました。
そしてラオスへの理解をより深めたいと、2022年8月、東京都大田区にある認定NPO法人「ラオスのこども」でインターンをスタートさせました。
「ラオスは経済的には貧しい国ですが、自然が多く残っていて自給自足の生活をし、豊かさがあります。優しい人も多いですね」と、ラオスの印象を語っています。
同認定NPO法人「ラオスのこども」によりますと、ラオスでは小学1年生が2年生に上がるための試験に落第し、子ども達が学校に行かなくなる事例が多くあります。ラオスには公共の図書館や本屋がほとんどなく、本に親しむ機会が余りないことがその背景から見えて来ます。「小学校になってから初めて文字に触れる子がラオスには多い。そのことで勉強についていけなくて、離脱してしまいます」と女性は述べました。
書き損じはがき以外にも、未使用切手も募集しています。
画像引用・参考:特定非営利活動法人ラオスのこども
郵送先
〒143-0025
東京都大田区南馬込6-29-12、ミキハイツ303
認定NPO法人ラオスのこども
問い合わせ
03-3755-1603
数々の社会福祉の記事を書いてきたからこそ、
私は日本の社会福祉だけではなく、2022年12月からは世界への社会福祉の取り組みもいくつか書いて来ました。そんな私だからこそ、今回の「ラオスのこども」の活動も自然と目に入ったんじゃないかと思います。
学校事情で言うと、外国は小学校から落第があったりと、学問に対し厳しいところが多いなと思いますね。この間書いたトンガも昇級試験があったりと、日本の中学校まで義務教育とは色々違うなと感じます。
私は子どもの頃から本に触れて来たので、ラオスの子ども達が教科書以外本に触れる機会がないということはショックでした。なので、「ラオスのこども」の取り組みも良いなと思いました。カンボジアの社会福祉も書き損じのはがきなどを寄付に回す取り組みだったので、多分もっと沢山はがきなどを集めているNPOは多いと思います。今度自分の知らないNPO法人がないか、検索してみます。
noteでも書いています。よければ読んでください。
コメントを残す