パンダハウス。〜小児がんなどの難病と闘う子ども達とその家族を支援する福島県の施設〜 

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

福島県の病院の施設内に小児がんなど難病と闘う子ども達と、その家族を支援する【パンダハウス】という滞在施設が存在します。今年で創設25周年を記念し、2022年12月にバーチャル展示会「病と闘う子どもの作品展」の開催を企画しているそうです。

今回はそんな【パンダハウス】の活動をするNPO法人と、その【パンダハウス】を助ける支援のことについてお伝えしていきます。

パンダハウスとは?

パンダハウスは、福島医大病院で小児がんなどの難病の治療中の子どもとその家族が利用可能な福島市蓬莱町の滞在施設です。同NPO法人パンダハウスを育てる会が1997年に同病院の近くに設立・運営しており、病院で治療を受けている方と、そのご家族なら誰でもご利用できます。

2021年9月末時点で、6805家族、延べ4万1610人に利用されてきました。

参考:認定特定非営利活動法人(NPO)法人パンダハウスを育てる会

2022年12月のバーチャル展覧会に向けたクラウドファンディング

画像・引用:闘病中の子ども達に「楽しいひと時」を届けたい!病室から参加できる作品展を開きます – CAMPFIRE (キャンプファイヤー) (camp-fire.jp)

認定NPO法人パンダハウスを育てる会は闘病中の子ども達の芸術作品を集め、公式ホームページ上の仮想空間で体感して欲しい、バーチャル展覧会「病と闘う子どもの作品展」を企画しています。

2022年でオープンから25周年を迎え、記念事業の作品展は2022年12月に、【パンダハウス】のすぐ近くにある県立医大付属病院の院内学級に通学する子どもや、同県立医大附属病院に通院中の子ども達が描いた絵や、紙粘土の工作物などを設置し、多くの人に活動を知ってもらう機会とします。

クラウドファンディングを活用し、2022年5月31日までインターネットで開催資金の寄付をお願いしています。募集金額は200万円に設定しました。施設は企業や団体、個人の会員からの寄付やチャリティーバザーで賄っていましたが、新型コロナウイルスの影響でバザーはほとんど開催が出来なくなり、街頭募金などの活動も制約され、【パンダハウス】への会員確保のための機会が減少しています。

支援の輪を広げるため、2021年からは、福島市で子ども達の絵で展示会をする催しにも取り組んでいます。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大もあり、入院中の子が【パンダハウス】の展示会の会場に足を運び、展示されている自らの作品を実際に目にするのは難しいです。

そこで、今年2022年は福島市内での通常の展示に加え、ネット上の仮想空間でも「バーチャル展覧会」を開催することにしました。闘病中の子ども達にも自分が描いた絵の展示を楽しんでもらうことを目標にしています。同NPO法人パンダハウスを育てる会の事務局長は寄付を呼びかけ、「子ども達が、作ること、描くことの喜びを感じられるような展覧会にしたい」と意気込んでいます。

参考:闘病の子ども作品仮想空間に 福島・パンダハウス、ネットで資金募る 福島民友(2022年)

クラウドファンディングでは、これまでに68万円が集まりました。資金はバーチャル展覧会の開催費用、出品してくれた子どもに贈るポストカードの作製費用などに充てられます。

関連記事

闘病の子ども・家族向け施設 東邦銀行が認知向上へ支援 日本経済新聞(2022年)

東邦銀行の働きかけもあり福島交通(福島市)は2022年4月1日、路線バスの最寄りの停留所名を「本泉公園前」から【パンダハウス】に変更。バス車内の音声案内や液晶パネルで施設紹介の画像、ポスター掲示などを掲載するなどして会の活動をPRします。

パンダハウス応援マスク販売中。

民報印刷(福島市)は、難病と闘う子どもたちとその家族が利用できる福島市の滞在施設「パンダハウス」を応援するためのマスク販売を始めた。

福島市の公式キャラクター「ももりん」と「ブラックももりん」に疫病退散のアマビエをコラボデザインした医療用レベル高性能フィルター付きマスクで、同社のオンラインショップ「ぷりもの」で扱っている。マスク1枚売り上げごとに、パンダハウスに100円を寄付する。

マスクフィルターはナノレベルで不織布マスクを超える高性能という。ウイルスなどのろ過効率(VFE)99%カットの性能を有する。5回洗っても性能が変わらない。白地の「ももりんwithともビエ」、グレーと黒のツートーン地の「ブラックももりんwith悪☆ビエ」、4匹勢ぞろいした白地の「全員集合」の3種類で、1枚1100円(税込み、送料別)。

引用:パンダハウス応援マスク販売 民報印刷 売り上げの一部寄付 福島民報(2022年)

日本人はパンダが好き。

日本人は昔からパンダが好きですよね。私もかなり昔にパンダを東京に当時住んでいた親戚に会うのに合わせて、上野動物園に観に行きました。

私も当時は発達障害とは分からなかったのですが、歩くのが遅いとかで療育施設に行っていましたが、知らないだけで何処にでもこういう病気とか抱えている子を診て貰える施設は沢山全国にあるんだなと、改めて思いましたね。

こういう支援施設はどこも今コロナ禍で経営が難しくなっていると思いますが、地域の病気を抱える子ども達の支えや支援の場が失われない様に、何とか継続して頂きたいですね。

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認定特定非営利活動法人(NPO)法人パンダハウスを育てる会 利用者メッセージ映像紹介

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も2交代制で担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。