『看取る』ということ~愛するペットのためにできること~

猫の後ろ姿

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我が家の愛猫はおばあちゃん

私のペンネームである「サラダ」という名前は、家の愛猫から拝借しました。

愛猫は、現在約16歳(捨て猫だったので詳しい出生日時は不明)です。人間でいうと、80歳をすぎたおばあちゃんです。

今では、すっかりお年寄りになったのか、動きがゆっくりになってきたような気がします。

近年、ペットの医療や、フードの改善などで、ペットが長生きするようになり、ペットの高齢化が進んでいるのはご存知でしょうか??

ペットの高齢化

2022年現在、

平均寿命

猫は、15.66歳

犬は、14.65歳

これは、業界団体が調べたペットの平均寿命です。

30年前に比べると、寿命が約2倍も延びたといわれています。

長寿化の要因はいくつかありますが、ペットの室内飼いが増え、事故やけんかで命を落とすリスクが減ったことと、ペットフードの質が向上したこと、病気の予防が浸透してきたことや、薬や治療方法が発達したことなどがあげられます。

ペットフードの質は、10年前に比べるとグンっとあがったのは、感じます。

10年前は、粗悪とまではいきませんが、猫のフードは種類が少なく、マグネシウムなどの含有量も、病院が推奨する基準値より高い物でした。

私は、もっぱら海外製のペットフードを与えていましたが、今では日本製の高齢猫用のペットフードなども、種類が増え、海外製の物に比べると価格も抑えられています。

やはり、ずっと同じフードだと「飽き」がくるのか、食べなくなった時期があるので、今のペットフードの種類の多さには、とても助けられています。

そんな風に、医療技術も進み、高齢化するペットが増えている中、重い病気になった時、どう介護し、どう看取るのかを、飼い主は悩んでいます。

看取るということ

ペットの老化が目に見えてきたとき、私たちができることはあるでしょうか?

できることなら、病気で苦しむことなく、眠るように逝ってほしい。と私は思います。

老衰とは、加齢に伴うさまざまな身体機能の衰弱を意味します。加齢とともに細胞も寿命を迎え、代謝や臓器、筋肉などに衰えや異常が見られるようになります。

引用:老犬の最期を看取るための心構え。お別れの時に飼い主ができること、準備するもの。 | ペトリィ 小さな家族のセレモニー

最期の時~愛猫の場合は~

人間であろうと、動物であろうと、最期は必ず訪れます。その時に、慌てないように、後悔しないように、心構えが必要となります。

  • 最期を迎える場所を決める

ペットを、自宅で看取るのか、病院で看取るのかを考えておくことはとても大切です。

基礎疾患や延命治療をするのか、愛猫の健康状態や残されるご家族の意見などを確認して、事前にかかりつけの獣医さんとどうするべきか相談しておくと安心です。

  • 飼い主は心の準備をしておく

老猫の老衰がはじまったら、余命はあまり長くないと思われます。

家族や飼い主さんは、愛猫にいつ最期の時が訪れてもおかしくはない。ということを理解し、心の準備が大切になってきます。

学校や仕事などで家を留守にする場合、必ず愛猫の最期に立ち会えるとは限らないでしょうが、残された大切な時間を愛猫と、悔いが残らないようできる限りのお世話や声かけをしてあげましょう。

  • 埋葬場所や方法を決めておく

最期を迎え、愛猫が亡くなった後は、どこに埋葬をするのかを決めておきましょう。土葬にするのか、火葬にするのかといったことを決めておくことも大切です。

庭付きの持ち家であれば庭に埋葬することも可能ですが、賃貸やマンションにお住まいの場合は、ペット霊園やペット葬儀社に依頼して、火葬した後お墓に埋葬という流れが一般的になります。

ペット霊園やペット葬儀社に頼む場合は、事前にお住まいの地域の業者を決めておくとスムーズに供養の準備ができるでしょう。

ペットロスにならないように

愛するペットの最期のことを考えると、頭では理解しなければと思いますが、心がギュー、と苦しくなります。今がずっと続けばいいのにとさえ思うことでしょう。

ペットロスを長引かせる一因が、「後悔」です。例えば、以下のような内容を良く耳にします。

「あの時、もっと構ってあげればよかった」

「もっと早く動物病院へ連れていくべきだった」

このような飼育時の後悔が、ペットロスを長引かせることになります。

ペットが元気なうちから、精一杯の愛情を与え、適切な飼育をおこなっておくと、ペットが亡くなった後も「やれることは全てやったので後悔はない」と、前向きな考え方になりやすくなります。

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さいごに

私とサラダさんとの付き合いは、ゆうに10年をこえています。それほど一緒にいたのかと、改めて驚くほどに、自然に私の生活の中に、彼女はいます。

私は、ペットロスにはなることでしょう。これほど長い間一緒にいた相棒を失うことは、すごい喪失感だと思うからです。

しかし、反対にそれほど長くいたからこそ、思い出が助けてくれるとも考えています。

「こんなことあったね、あんなこともあったね。」と彼女との思い出が沢山、私の中にはあるのですから。

 

参考サイト

高齢ペットの看取りをどう考える 安楽死の選択も 悩む飼い主 | NHK | News Up

自宅でペットを看取った際にするべきこと | PEDGE(ペッジ)

ペット火葬の費用相場|ペット葬儀の料金はどのくらいかかる? – トラブルブック

老犬の最期を看取るための心構え。お別れの時に飼い主ができること、準備するもの。 | ペトリィ 小さな家族のセレモニー

老猫の看取り方手引き|飼い主が見届ける愛猫の幸せな最期と介護ケア | ペトリィ 小さな家族のセレモニー

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ABOUTこの記事をかいた人

TANOSHIKAライター。うつ病、AC(アダルトチルドレン)、機能不全家族育ち。現代詩を勉強中です。セクシャルマイノリティ当事者。読みやすい、わかりやすいをモットーに様々な記事を書いていきます。