折り紙で作ったゆるキャラを全国に展示したいー。北永健人君のあくなき挑戦、クラウドファンディングへ。 

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こんにちは、翼祈(たすき)です。山口県に生まれながら心臓の難病を持つ男の子が作った47都道府県のご当地キャラの折り紙が、今話題となっています。その男の子は、2020年春から図書館で借りた本を観ながら折り紙を作り始め、本に載っていなかったご当地キャラも独学で製作されたそうです。

男の子の作品は地元・山口県で展示会が行われ、その後全国の図書館を巡回しています。男の子のお母さんは、「もっと全国の人に観て欲しい」とクラウドファンディングを始めました。今回はその男の子と折り紙の必然的な出逢いについて、ご紹介してきます。

北永健人君が折り紙を始めたきっかけ

先天性の心臓病の難病と闘う山口県山陽小野田市に住む小学3年の北永健人君(9)が、折り紙で全47都道府県のゆるキャラの作品を製作しました。「病気には負けない」と一生懸命励む姿勢が世間の共感を呼び、地元・山口県の図書館を始め、奈良県の公共施設などでも健人君の折り紙が掲示されています。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で通学できない日もありますが、健人君は「今後も、色んなものを折り紙にしたい」と前を向いています。

健人君は心室を隔てる壁に穴が開く「ファロー四徴症」という難病指定の心臓病で、生まれてすぐに人工血管を挿入し、3歳で腹部にペースメーカーを埋め込む手術をしました。3歳までに3度の手術をし、腹部が圧迫されるため鉄棒やマット運動、器械体操などの運動が出来ません。母親は「毎日、健人にはただ元気に生きていて欲しいと祈り続けました」と当時を振り返ります。

小学2年生の頃には健人君は「なぜ、僕は友達と同じことが叶わないのか。こんな心臓欲しくなかった」と大泣きした経験もありましたが、両親は健人君の「できること」の可能性を伸ばし続け、優しい両親に見守られ育まれてきました。

折り紙の楽しさに気付いたのは、2020年春に新型コロナウイルス感染拡大で約1ヵ月半、自主的に学校に行かなかった時のことです。母親が「健人にもこれなら出来るのでは」と図書館で見つけた1冊の本に全47都道府県のゆるキャラの折り紙が掲載されていました。

健人君は毎晩黙々と折り続け、熊本県の「くまモン」や山口県の「ちょるる」、埼玉県の「ふっかちゃん」、滋賀県の「ひこにゃん」、奈良県の「みくちゃん」などを次々と完成させました。図書館で借りた本には15県分のゆるキャラが掲載されていませんでしたが、それまでに習得した技術を注いで全47都道府県分を2ヵ月余りで完成させました。そのゆるキャラは健人君が日本地図を描いた1・8メートル四方の台紙に添付されています。その台紙には、「コロナにまけるな」と健人君の強いメッセージも綴られています。

参考:折り紙 心臓病に負けない 全国ご当地キャラ制作…山口の小3男児、共感呼び県内外で展示 読売新聞(2022年)

2022年1月、山口県で作品展開催

難病の心臓病と懸命に向き合っている山口県山陽小野田市に住む小学3年生の北永健人君が作った47都道府県のゆるキャラの折り紙が、山口県高取町のリベルテホールに展示されました。同高取町の男性が健人君の活動に共感して発案した展示会で2022年1月20日まで開催されました。2022年1月21日~2月4日には、山口県御所市のアザレアホールでも開催されました。

母親がどこかで健人君の折り紙を紹介が叶わないか?と山口県知事への「提言箱」に投書すると、2021年11月、山口県山陽小野田市内の図書館で健人君の折り紙の展示が叶いました。

この展示のことを新聞記事で健人君の作品について認識した高取町の保険代理店経営の男性が「病気と闘いながら、頑張って折り紙を製作している姿を紹介したい」と感銘を受けました。「世の中がコロナ禍で、幼児虐待などの事件が絶えない暗い世界で、難病に負けずに懸命に生きている男の子がいることを広く知って貰いたい」と健人君の折り紙の展示会を発案しました。

会場には全47都道府県のゆるキャラ以外にも、健人君が完成させた七福神や十二支の折り紙も展示され、健人君が「びょう気にまけない強い気もちで、ぼくはぼくらしく、自分のために生きていこうと思います」と思いを綴った作文も掲出されました。

最近健人君は立体的な折り紙を製作を始めています。母親は「健人は折り紙は純粋に楽しんで製作しているみたいです。私は最初から健人の折り紙で展示会を開催しようと思っていたわけではありませんが、発案して下さった男性がご縁を結び付けて頂いたので、健人の折り紙が多くの人の目に留まりました。図書館で借りたあの1冊で私たちの世界が大きく変化しました。ご縁がどんどん1つの点から線へと拡がっていく」と感謝を口にすると、健人君は「沢山の人に僕の折り紙を観に来てくれて嬉しかった。これからも様々ものを折り紙で作りたい」と抱負を言いました。

参考:病に負けず 小3折り紙 読売新聞(2022年)

全国の図書館での折り紙の展示は、健人君の母親が奈良での展示会の時「全国の人に感謝の気持ちを伝えられたら」と考えたことが始まりで、図書館には健人君の折り紙の展示と合わせて心臓病や難病の啓発チラシなどを配布し、病気への認識にも繋がっています。

健人君は学校から帰った後、宿題を終わらせると、黙々と折り紙製作に時間を費やします。折り紙の励ましで自宅に共感した人から届いた手紙には、健人君は自筆で丁寧に「宿題と折り紙を頑張っています」と送ります。母親は「健人に共感して下さる方が全国に増えてくれたらー」と想いを込めます。

健人君の折り紙を日本全国に展示したいー、とクラウドファンディング実施中

心臓病と闘う山口県山陽小野田市立本山小4年の北永健人さん(9)が各地のゆるキャラを折り紙で作り地図に貼り付けた「日本全国ご当地キャラクター~コロナにまけるな~」の全国の図書館での展示を目指し、母千賀さん(46)が19日、費用をクラウドファンディング(CF)で募り始めた。次々に広がる支援の輪に対し、千賀さんは全国に感謝の思いを届けたいと思い立った。

プロジェクトのタイトルは「心臓病の息子の折り紙作品展示で難病啓発を全国に」。CFの目標金額は94万円で、作品の輸送費用に充てる。CFサイト「レディーフォー」で9月29日まで受け付けている。

引用:心臓病の小4が折り紙で作った「ゆるキャラ地図」CFで全国展示へ 毎日新聞(2022年)

こちらが健人君のクラウドファンディングの専用リンクとなります。詳細はリンク先をご覧頂けると幸いです。

関連サイト

健人君に関しては知っていました。

以前読んだ記事で、健人君が大好きな京都発祥のラーメンチェーン店「天下一品」の店員さんを模した折り紙を製作し、それをSNSに発信したところ、「天下一品」の社長の目に留まり、社長が健人君にサプライズで会いに行ったという記事を読んでいたので、知っていました。その記事を読んだだけですが、健人君がこんなに折り紙に情熱を持っているのは、最近読んだ記事で、「あ、あの天下一品の男の子だったんだ!」と驚き、ひたむきな向上心に胸が熱くなりました。

地元の山口県から始まり、今では全国の図書館で健人君の作品が展示されている訳ですね。私は折り紙を折るのが下手です。小学6年生の時、小学1年生のお世話で鶴を折る時、綺麗に折れなくて教えられず、同級生の子に私の分も折って貰ったので、私もどうしたらそんなに綺麗に折り紙を折れるのか教えて頂きたいですね。

母が昔折り紙のくす玉をよく作っていましたし、手先を使う作業は凄く脳にも良い影響ですからね。健人君のゆるキャラは、図書館で借りた本に載っていないゆるキャラも作られたということで、素晴らしい想像力と経験から生み出された、素敵な作品になっていると思います。私は手作りのものは温かみを感じられ好きなので、きっと健人君の折り紙を観たら感動すると思います。叶うなら実物を観てみたいですね。

noteでも書いています。よければ読んでください。

TANOSHIKA 翼祈|note

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。