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こんにちは、翼祈(たすき)です。
日立製作所は、2022年度内に週休3日制の導入をする事を発表しました。給料は週休3日でも減らないそうです。この取り組みは従業員が育児や介護、趣味など家族や自分の時間を確保でき、企業側にも人材の確保、生産性や効率の向上などが期待されています。
今回はその仕組みに導入を始める日立製作所に関してと、既に導入している企業の事などについてお伝えしていきます。
日立製作所、週休3日制導入へ。
給与は現状維持で、週に3日の休みを選択が可能な新たな働き方を取り入れます。日立製作所は、2022年度中に給与を落とさずに週に3日の休みが選択が可能な、新しい働き方の取り組みを入れようとしています。
対象となる社員は、およそ1万5,000人。勤務時間を自分で調整し、1ヵ月で決められた勤務時間を仕事をすれば賃金を現状維持できる仕組みです。
また、パナソニックホールディングスやNECも週に3日の休みの制度の取り組みを検討している最中ですが、企業側が働き方を柔軟に社員に選択できるようにさせることで、多様な人材を呼び込む目的があります。
参考:日立もパナも 企業に広がる「週休3日」 多様な働き手確保 産経新聞(2022年)
普及の理由
今回の日立製作所の場合、1日約8時間、月の総労働時間を変えることなく、自由に就業時間を調整。例えば、一部の就業日の労働時間を増やすことで、休日を捻出することが出来る様になります。
そして、労働時間は変わらないため、給与も下がることはありません。Twitterの声:「時間をやりくりできるようになっただけか」「労働時間は同じでも、自分でコントロールできるメリットは大きい」
こうした働き方の変化にはSNSやオンライン会議ソフトの普及があります。国会でも、岸田総理大臣「選択的週休3日制度を導入している企業等の好事例の収集提供等により、企業における導入を促進し…」と話しています。
新しい働き方
社員が自ら就業時間を決められるフレックスタイム制で、日立製作所は今年2022年の春闘で労組と合意しており、導入時期や制度の詳細を今後詰めました。柔軟な働き方を後押しし、人材確保につなげます。
フレックスタイム制ではこれまで週5、6日の勤務日は、1日最低30分は働く必要がありました。例えば、月曜の勤務時間をゼロとする代わりに、火~金曜に9~10時間働くことで総労働時間を確保し、給与も維持できます。新制度では1カ月の勤務時間を満たせば、自身の判断で1日当たりの勤務時間を増やし、有給休暇とは別に追加で休みを確保することができるようになります。
1日に3.75時間は働くという最低勤務時間を2022年度中にも廃止するということです。この“新たな働き方”により、例えば、金曜日の所定勤務時間を月曜日から木曜日に振り分ければ、給与は変わらずに週休3日にすることが可能となります。
早朝と夜に働いている従業員は育児や介護、趣味など家族や自分の時間を確保でき、企業側にも人材の確保、生産性や効率の向上などが期待されています。
参考:日立、週休3日可能に 最低勤務時間を撤廃 産経新聞(2022年)
既に週休3日を取り入れている企業で働く人の声
女性「(昨日は)久しぶりにアウトレットにでかけて。本当にメリハリができます。3日間お休みいただいたからこそ、翌週パフォーマンスあげていこうとなる」
週休3日を求め、2か月ほど前に転職したというこの女性は、「休みが増えたことで、友人と会うだけでなく、自己投資の勉強やゴルフなど、新しいことに挑戦できるようになった」と話します。
この企業の広報担当者は「コロナ禍になってから、働き方が変わってきていると思う。(週休3日制は)やりたいこととあわせて、両立できるような働き方ができているので、『働きやすい』という声は頂いている」と説明しました。
私自身の考え。
私の会社はA型事業所という福祉施設なので、休みを連続で取りたい方はその様にシフトを入れたりと、休みの自由な組み合わせが利く方だと思います。私も連続で休みを取ろうと思えば休みを希望出来ますが、基本的にコロナ禍となり余り長く外に出たいとも基礎疾患もありますので思わないですし、休みが2日あると完全に生活のリズムが崩れ、2日のうち1日はダラダラとした無駄な時間の使い方をしてしますので、何か予定が入っている時以外は、基本的に土日連続で休もうとは思っていません。
休み入れて次の日仕事、その次は日曜日だから休みとかの方が私には、生活のリズムとか仕事のリズムが整っていくと思っています。最近は体調も良いですし、仕事も休まず来れているので、今のリズムが体には適しているのかなと。何より通勤で、日光を浴びているのも良いかと思います。
noteでも書いています。よければ読んでください。
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