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こんにちは。Mrs.Rでございます。
過日、3月20日地場産久留米にて「発見!久留米かすり市」が開催されました。
駐車場は満車で、会場は大盛況!久留米かすりのお祭りで、
かなりリーズナブルな価格設定になっている上、最終日、更に割引されて、
私めにも手が届くお値段になっているのが嬉しい!
お年を召したお姉さま方が駄菓子でも買うかのように選んでいく。
景気回復に貢献してます、地場産久留米の久留米かすり。
久留米絣(かすり)は井上伝という一人の女性の手によって編み出された染め方をしている織物です。
『加寿利』(後の久留米絣)は、江戸時代後期1800年頃、久留米藩の城下に生まれた井上伝(1788年-1869年)という13歳の少女により考案されました。着物をほどき、1本1本の糸を調べていると、糸が所々白くなっているところを見つけます。これをヒントに、白糸の染めたくない部分を糸で括って藍汁で染め、紺と白のまだらの糸で織ることで『加寿利』を生み出しました。
久留米絣は、筑後川に育まれ肥沃な大地に恵まれた綿花栽培の盛んであった久留米地域において、木綿絣産地として発展してきました。
また、40歳の時には弟子が1,000人以上いたともされ、女性事業家でもありました。
久留米かすりムービー「お伝さん~久留米かすり物語~」
地場産久留米が井上伝の話を久留米かすりムービー「お伝さん~久留米かすり物語~」として製作しております。こちらもよければご覧になってください!
引用:久留米かすりムービー「お伝さん~久留米かすり物語」 | KurumeKasuri Story | 地場産くるめ (jibasankurume.jp)
詳しい井上伝さんについてのお話は、地元観光サイトの中でも書かれています。
関連サイト:久留米物語 | 久留米公式観光サイト ほとめきの街 (welcome-kurume.com)
ここで、井上伝女の唱歌をひとつ。
久留米の市の名産と、もてはやさるる紺絣
織り始めしはお伝とて、まだ十二なる少女なり
砕きし心のあられ織、名も美しき絵絣や
十字がすりの品高く、受けたる誉れは幾度ぞ
千機八千機立て並べ、八しは八千しほ染めなして
あせぬ色香をたてぬきに、織り出す高は百万反
少女の細き手先より、世にあらわれて国富ます
技の巧みは天の下、人のかがみと光るなり
工夫をつまば何事か、なして成らざる事あらん
功を立てよ諸人よ
熱い詩です。各織元の品評会です。眼福です!
こちらの記事に注目!
久留米絣に、マスク、ネクタイなど現代風なアレンジを施し、大牟田市から海外へ販売する事業を展開された、イタリア人ディサント・ダニエレ氏のプロジェクト「Kimonissimo」
洗練されたアイテムの数々。是非イタリア、ローマの感性と久留米絣のコラボをお確かめください!
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戦利品。春のコート。
仲良くさせていただいているショップさんから、春用のコートを購入しました!
今回買わせていただいたショップさんの情報
TEL 0943-32-0224
福岡県八女郡広川町大字広川231
まとめ
SDGsのファストファッションも可愛らしいですが、
久留米絣は、流行は敢えて追わず、オリジナリティや着物文化が融合した、
MADE IN JAPAN 綿100%
真のサステナブルファッションですよう。
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