スマートウォッチでできること~心拍数・血中酸素濃度・睡眠測定など~

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今回眺めていたのはgoogleです。。
おそらくダイエット的なものを検索していたからかもしれません、検索ボックスの下に「スマートウォッチおすすめランキング」のようなものが出てきました。

スマホで時刻を確認するのが面倒くさいと前々から思っていて、安い時計でも買おうかなとちょうど思っていたところでした。

スマートな時計?
何がスマートなのかな…と思って調べてみると、「あ、ほんとにスマートだな」って時計だったのです。

何ができるの?

時刻を確認できるのは言うまでもありません。
ウェアラブル端末といって、Wearable(=身に着けることが可能)な情報端末のことです。
日本では先駆け?的な、Apple Watchをイメージしてもらえると分かりやすいかもしれません。

種類により様々で、腕で心拍数を測定できる機能はほとんどの時計に搭載されています。
歩数もカウントできますし、身長や体重などを設定すると、一日の消費カロリーの計算もしてくれます。
他にも、心拍数から導き出せるストレス指数も計測できますし、睡眠の質を測定する機能が搭載されているものも多くあります。
最近では、血中酸素濃度を測定する機能があるものも多く発売されていますし、進化し続けているのです。

電話やSNSの通知なども設定できます。
まさにスマートな時計なのです。

「え?時計付けるだけで心拍数とか血中酸素濃度とかわかるの?」と思いますよね。
わたしもそう思いました。
なぜそんなことができるのか、どうやったらできるのか、いろいろ調べてみましたよ!

①心拍数測定の仕組み

スマートウォッチの背面は、緑色の光が発光します。

ヘモグロビンは青や緑の光を吸収し赤い光を反射するから赤い」ということらしいのです。
手首に付けた光を照射することで、血中のヘモグロビンの動きを感知します。(光学式心拍センサーといいます)
脈動のたびに光の吸収量が変化するため、緑色の光を当てて変化を測定すれば、心拍数がわかるというわけです。

緑色に光る理由はお解かりですね?

②血中酸素測定の仕組み

血中酸素濃度というのは、動脈血内の酸素に結び付いたヘモグロビンの比率を表す数値で、体に十分な酸素を供給できているかどうかを表す指標となります。
理科の授業で習いましたよね。

血液中のヘモグロビンが酸素と結び付くと赤くなる(静脈内は酸素が少ないため黒っぽくなる)ことから、心拍数と同じく緑色の光を血管に当てて色を見ることで、血液中に含まれるヘモグロビンの何%に酸素が結合しているか(経皮的動脈血酸素飽和度、SpO2)を計測します。
これはパルスオキシメーターという仕組みです。
病院などで指に機械を挟まれた経験をされた方はいらっしゃいませんか?
最近では新型コロナウイルスの流行で、パルスオキシメーターの需要がアップしたことも話題になりました。

スマートウォッチでの測定方法も、これとほぼ同様となります。

わたしが発作みたいな咳が出た時に測定してみたら、やっぱり数値が低かったので、信憑性はあると思います。

③睡眠測定の仕組み

最近のスマートウォッチの特徴的な機能の1つは、睡眠の質の計測ができること。
スマートウォッチを腕に装着して眠ると、自動的に睡眠時間が測定され、睡眠の質を分析してくれる。
健康管理にはとても役に立つ機能です。

実は、光学式心拍センサーと、腕の動きを検知する「加速度センサー」の両方を使用して睡眠状態を計測、分析しています。
心拍数で算出しているのですが、心拍数だけで睡眠と判断してしまうと、睡眠状態と目が覚めた状態での心拍数低下の状態との区別がつきません。
このため、睡眠状態の判別には、腕の運動量を検知する加速度センサによる一定時間の運動量の計測も併せて使用しています。
つまり、心拍数が安静時より低く、かつ一定時間の運動が検出されなければ、睡眠状態と判断できるのです。

以前睡眠測定ができるアプリをご紹介する記事を書きましたが、充電しながら使わないと厳しいものばかりでした。
スマートウォッチはその必要はないのですが、それでも消耗はします。

可視化されて健康に気を遣うようになった

ピクミンブルーム(また出た。笑)をプレイして以来、とにかく健康を意識するようになって、スマートウォッチの存在を知ってしまったら、やっぱり欲しくなっちゃいます。

Amazonで調べると、4千円代で購入できるものから、3万円以上するものまで様々です。

いまいちよくわからなかったわたしは、安いものを選んで購入しました。
当然時間はわかりますし、心拍数も血中酸素濃度も睡眠も測定できました。
カロリー計算もできますし、スマホアプリと連携して記録することもできます。

しかし、値段相応です。
一度体験したら、もっといいもの…もっといいもの…と求めてしまうんですねー。
もう一段階、15000円のものを購入してみたのですが、やっぱり値段相応なのかな?と思いました。
中にはsuicaに対応していたり、googleやAlexaに対応しているものもあります。

必要な機能が搭載されているものを探してみてください。

 

 

スマートウォッチは、医療用に開発されたものではありません
あくまで目安です
例えば、「すごくリラックスできてるけど、今の心拍数はどのくらいなのかな?」「運動してバクバクしてるけど、今の心拍数はどれくらいなのかな?」「夢ばっかり見てたけど、ちゃんと眠れてたのかな?」くらいの感覚です。
本格的に体調が悪い方は、ちゃんと病院で検査してください。
健康管理に役立てるくらいでお願いします。

ほどほどの性能、お求め易い価格が魅力なのです。

 

と、まぁ、わたしは更に健康になろうとしている訳です。
老いてきた両親に、誕生日やら、父・母の日やらに、プレゼントしようかな、と考えています。

 

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