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PMDDをご存知ですか?
【PMDDに関する過去の記事です。】
PMDD=月経前不快気分障害、PMSよりも精神面の不調が重いのが、PMDDの特徴です。
海外では知られた病気ですが、日本ではあまり浸透していないのが現実です。
PMDDとは PMSの諸症状のうち、「イライラ」や「気分の落ち込み」「不安」「怒りっぽくなる」といった精神症状が主体で強いなら「月経前不快気分障害(Premenstrual Dysphoric Disorder)」が疑われます。
私の今までの治療法
私も、生理不順の治療でピルを飲み始めました。すると、だんだんとPMDDの症状がでてきたのです。
最初は、精神的な不安感で、寝込むほど体調が悪いのに、原因がわからない状態でしたが、しばらくして、体調の悪い時と、生理周期が関係していることが分かりました。
生理の前後一週間にわたって、精神的に不調が出てきて、一週間をすぎた頃には症状はなくなるのでした。
精神面の不調が続くときは、精神科の主治医と相談をして、頓服薬として「エビリファイ」を処方してもらいましたが、あまり効果がない時もありました。
それほど、PMDDの症状が重かった時期もありました。
現在の問題点
今までの治療法では、どうしてもピルの休薬期間中の精神的な不調がひどく、1週間は寝込んでしまう点が問題でした。
頓服を飲む回数も増えてしまうことも、私の中では不安でした。
休薬期間をなくしてみる=生理をとめる
生理がくるように、ピルには休薬期間というものが設けられています。
【ピルの詳しい記事はこちら】
私は、その休薬期間中に体調を崩すので、いっそのこと休薬期間をなくしてみよう=生理をとめようと思い立ったのです。
現在、服薬しているジェミーナは、連続で77日間服用することができます。
連続服用タイプ 国内では、ジェミーナのみです。 28錠タイプを2シート、21錠タイプを1シート、計77日連続して服用することができます。 ヤーズフレックスとの違いは、不正出血が起きても77日間までならば連続投与が可能なので、より計画的な連続投与が可能というこです。
引用:ピルの種類と特徴・違い
77日服用後は、7日間の休薬期間があるものの、約2ヵ月半は休薬期間にある、生理痛や倦怠感、精神的な不調はなくなるはずです。
私はさっそく、婦人科の主治医に相談して、ピルの連続服用を始めました。
生理を止めてみて
現在、ジェミーナを連続服用して2シート目が終わったところになります。
1回分の生理を止めてみたのですが、止めてみての感想は、本来の生理期間中に腹痛がありました。
あとは、生理があるときと同じような倦怠感があり、不安感もありますが、頓服と漢方薬でなんとか乗り切ることができ、仕事を休むこともなく過ごすことができました。
精神的な不調は、本来の生理期間(休薬期間)中のものと比べると、少しは改善されたような気がします。
連続服用は、3シートは飲まないと効き目が分からないので、あと1シート残っているのと、連続服用の後の休薬期間は、どんな変化が起こるのか、自ら人体実験のようになっていますが、次のステップの際も記事にしてお届けしたいと思います。
第二弾の記事ができました。
参考サイト
生理痛やPMSの自覚率、米国は日本の約2倍 ‐ 女性ホルモンの認知度も影響?
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