いろんな個性が集まった!~「unico (ウーニコ)2026カレンダー」が販売されています~

unicoのいろいろなカレンダーの絵

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はじめに

こんにちは!mako です。
そろそろ来年のカレンダーをどれにするか考える季節ですね。みなさんはもう準備されていますか?
せっかく買うのであれば、日付だけのものもいいですが、アートカレンダーはいかがでしょうか?

アートは生活に取り入れることで、メンタルヘルスにいい影響を与える研究結果がでています。
実際に、病院などで積極的にアートを飾る取り組みがあります。

今回ご紹介するのは、そんなアートカレンダーの中でも、障がい当事者の方が描かれたアートを使った、「unico (ウーニコ)2026カレンダー」です。

「unico(ウーニコ)2026カレンダー」をご紹介!

「unico(ウーニコ)2026カレンダー」は、社会福祉法人安積愛育園で創作活動をしている利用者を支援するプロジェクト「unico(ウーニコ)」で作られたカレンダーです✨

いろいろな「Unico2026のカレンダー」

画像引用元:はじまりの美術館 online shop

どれもカラフルだったり、ユニークなデザインもあり、温かみを感じる作品です!

作品は、クレヨンで重ね塗りをすることが得意な方、緻密な模写が得意な方、足で絵筆を握って絵を描く方、文字を書くのが得意な方など、一つ一つの作品に作者の個性と魅力がいっぱい詰まっています。

こちらは、いろいろな事業所の利用者さんの作品を募集し、その中から一般投票で採用作品を決めているそうです。

「unico(ウーニコ)とは?

「unico(ウーニコ)」とは社会福祉法人安積愛育園で創作活動をしている利用者を支援するプロジェクトのことで、イタリア語で”唯一” ”個性的” ”ひとつ”という意味を表します。

障がいがある・ないにかかわらず、誰もが唯一の存在であり、障がいを含めた様々な”個性”が集まって一つの社会があるという思いが込められています🍀

福島県の猪苗代町に「はじまりの美術館」があります。
築140年の酒蔵を改修されて造られた小さな美術館で、福祉とアートが共存するユニークな美術館です。

もと酒蔵だったこともあり、天井には大きな梁がかけられていてカフェも併設されている素敵な建物です。
ここには、社会福祉法人安積愛育園(あさかあいいくえん)の当事者の方たちの自由で楽しいアートが展示されています。

「はじまりの美術館」ミュージアムショップのオンラインページで、「unico(ウーニコ)2026カレンダー」は販売されています。

カレンダーの種類は3種類!

カレンダーのタイプは3種類あります。

A:卓上タイプ…¥1,210(税込み)
予定を書き込むことができるタイプ。
絵柄を切り離してポストカードとしても再利用OKです!

B:壁掛けタイプ…¥1,540(税込み)
日付は半透明の用紙に印刷され、絵柄の用紙に重なっているタイプ。
絵柄が別なので額に入れても上質なインテリアとして飾れます!

C:ポスタータイプ…¥770(税込み)
事前に全国からWEBでの投票でグランプリになった作家の作品を両面に印刷したタイプ。
グランプリ作家の魅力を味わうことができます。また気分によって、裏表を替えて楽しむことができます!

TANOSHIKA CREATIVE諏訪野でも購入してみました!

ここ、TANOSHIKA CREATIVE諏訪野でも職業支援員さんが購入されて、事業所に置かれることになりました!一部ご紹介いたしますね。


【makoが撮影したため色味がうまく出せていませんが、どのページも素敵です✨】

TANOSHIKAの支援員さんとメンバーの感想です!

島川:今回カレンダーを購入させていただいて、メンバーさんや同僚の支援員にも見ていただきました。皆さん、自分で好きな絵を好きな月にカスタマイズができるアイディアに感心していました。

また、色んなパターンのアートに出会う中で、自然と表情がほころんだり、歓声があがったり、口々に感想を言い合ったりと、アートには人を元気にさせる力があることを改めて感じました!

絵だけでなく、文字でも参加している方もいて、できる形で皆さんに参加してもらおうとされる部分も素敵だなと感じました。ぜひ文字にも注目していただけたらなと思います。

Pink:素直に、自由に描かれている絵に感動しました。それぞれの個性が表現されていると思います。絵とカレンダーが1枚ずつに分かれているので、組み替えが出来る発想はすごいと思います。
また、購入した本人が、自由に自分だけのカレンダーを作れる楽しさもあると思います😊

個人的に好きだと思った2点の作品についての感想です。
①3月(土屋康一さん)ピンクや赤の色遣いが素敵で、自由や楽しさが感じられます。何の花かなと思っていたら、「梅」の花のようです。(下記:ひだり)

②9月(あいさん)猫と女の子、うさぎが描かれていて、まるで一つのストーリーのような構成がすごくて、見ていると楽しくなってきます。なぜ「無題」なのか気になるところです。(上記:みぎ)

私は絵を描くことが苦手なので、とてもうらやましく思いました。手描きの良さも出ていると思います。

mako:それぞれの絵にはアーティストの視点や気持ちがこもっているのが感じられ、ページをめくるたびに、次はどんな世界が広がっているんだろうとワクワクしてきます。私のお気に入りはこちらです。

TANOSHIKAで購入したカレンダーは、下でご紹介しているBタイプ壁掛けタイプの商品です。
それぞれのアーティストが書いた絵の上に日付が書かれた薄い紙が載せられていますが、これが柔らかい雰囲気を出していて、お部屋の壁などにかけるといい感じになりそうでインテリアとしてもオススメです!

メンタルヘルスに問題を抱えるあなたにも

私たちが働くTANOSHIKAもですが、メンタルヘルスの問題を抱えながら働く人は少なくありません。冒頭でも述べたように、アートは見る人の心を豊かにします。

何かとすさみがちな心を潤し、無機質だった壁を明るく染めてくれる存在です。

こうしたアートカレンダーをお家やオフィスに飾ることも検討してみてはどうでしょうか?

購入してみようかな?と思われた方はこちら!

はじまりの美術館内ショップ、もしくはオンラインショップ:【はじまりの美術館 online shop】にて販売中です!

オンラインショップでは、カレンダーの他、書籍、ピンバッジやステッカーなどの販売もあります。是非、のぞいてみてはいかがでしょうか?

売り上げは、創作活動のための画材などの購入費や作者さんへの謝礼に充てられます。アートを通して、作り手とのつながりを持ってみませんか?

はじまりの美術館:〒969-3122 福島県耶麻郡猪苗代町新町4873 TEL:0242-62-3454 

参照元:「はじまりの美術館」公式ホームページ 

参照元:社会福祉法人安積愛育園 公式ホームページ

関連情報

☆デザインが見れる場所:unico file – さがす・であう はじまりアーカイブス

☆別のメディアからの取材:unico(福島県) | ストーリー | DIVERSITY IN THE ARTS TODAY

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