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あれから1年経ちましたね(salad)
去年、夏休み明けや長期休暇明けに学校に行くのがつらい、生きていくのがつらい。
そんな声が多いことを知り、私はなにかできないかと、AKARIのメンバーの皆さんに、「夏休み明けに学校に行きづらい、生きていくのがつらいという子供たちへメッセージを書きませんか?」とお声がけしました。
数人集まればいいかな?ぐらいの軽い気持ちでしたが、集まってみればほとんどのメンバーさんが、みなさんへのメッセージを綴って下さいました。
そして、それから1年が経ちます。
早いようで、遅いような気もします。
今年も夏休みがおわりますね。
これから、どうやって学校に行こうか、どうやって生きていこうか悩んでいる人もいるのではないでしょうか?
1年経った今、私から皆さんに贈りたい言葉は「1年間頑張ったね。」ということです。
去年は、つらくなくても今年になってつらくなってしまっている人には、変わらずに「逃げる」ということも大切だと伝えたいです。
逃げていい、苦しんでいい、悲しんでいい。ただ、生きていてほしい。
それが私、saladからのメッセージです。
譲れないものを持つこと。(ゆた)
私は学生の頃、人に嫌われることが本当に怖かったのです。
だから、兎に角、人の顔色を伺って、ビクビクしながら生きていました。
口から出る言葉もその場の空気を読んだだけの中身のないものだったし、行動もみんなに笑ってもらえるような悪ふざけばかりしていました。
ですが、どんなに優しくしていても、面白く自分を演じても、誰かには必ず嫌われます。
それに無理して周りに合わせていても、自分の意見ををしっかり言えるほうがよっぽど人気者になります。
とはいったものの、周りの空気だったり、無言の圧力を無視して自分の意見ばかりいうのは気が引けると思います。
それに、自分の意見ばかりを押し通そうとすると周りの友人と衝突しますし、きっと、嫌われてしまうでしょう。
なので、大人になった私からアドバイスするとしたら、「譲れないものを持つ」ことです。
これだけは絶対に譲れない、それは自分という存在を守ることにもなりますし、その思いは心を豊かにしてくれます。
譲れないものはなんでもいいです。部活を頑張っているならそれがあなたの大切な譲れないものになるだろうし、勉強を頑張っているならそれがあなたの譲れないものです。
それを一つでも持っていれば、誰かに嫌われようと自分という人間を否定せず、前向きに頑張ることができます。
学生のうちに自分の「譲れないもの」を見つけた人は大人になっても自分の心に正直になることができると思います。
皆さんも是非、誰にも譲れない自分だけの大切なものを手に入れてくださいね!
助けてくれた保健室の先生(SAKU)
自分は中学校ではあまり学校になじめずに保健室で過ごすことが多かったです。
保健室の先生は特に深い理由も聞かずに毎回受け入れてくれました。
その先生は臨時の保健室の先生で、元の先生が戻ってきて変わる前に感謝の一言を言えなかったことを今でも後悔しています。
保健室が自分にとっての逃げ場でした。中学校も高校も何とか卒業できました。
今の小中高生は自分の時代とは違って生きづらいと思います。
一人で悩まずに自分の胸の内を話してみてください。
助けてくれる大人がいるかもしれません。
8月31日は英語圏ではI LOVE YOUの日だそうです。
8文字の字で3つの単語で1つの意味というのが由来です。
いつか「俺は俺で」「私は私で」「僕は僕で」よかったと自信をもって言える日がくるかもしれません。それ以上にあなたを愛しているという言葉をかけてくれる誰かと出会うかもしれません。今は逃げてください、ただ人生をあきらめないでください。
いつか笑える日が来るまで(地平線)
あなたはお休みの間何をしましたか。何もしてないように感じているかもしれません。
しかし、それは体や心が休息を欲していたからです。
それに猛暑もありましたからその事で自分を責める必要はありませんよ。
想像する有意義な夏休みなんて幻想です。
のんびり出来たならそれもまた良い夏休みだったと私は思います。
休み明けに学校が怖くなるのは良く分かります。というのも私は少し前まで学生だったからです。休みが無限に続けばいいと思うことは何度もありました。
しかし、死の先に無限の休みは約束されていません。
だから休みたいだけ休めばいいし、逃げたいなら逃げれば良いのです。
一回、不登校になった事がありますが、いつの間にか休みが続くことの方が怖くなっていきました。
あなたが学校を怖がる理由を私は知りません。的確なアドバイスもできません。
しかし、あなたが学校が怖くて休みたいなら休めば良いし、家にいられないならサボっても良いのです。
ただ、いつか気持ちとか、環境とかそんな何かが変わって笑える日がくることを祈っています。
新学期、学校を明るく過ごせるために(叶夢)
あなたには学校や新学期の悩みはありますか?
授業内容が難しく追いつけづらかったり、先生やクラスメイトが嫌いだったり、なんとなくみんなに馴染めなかったり、クラス替えで友達が離れて行ったりなど…
新学期や学校で悩みがある人にはあるでしょう。
そこで「自分なんてみんなみたいにできないし」「私はこうだから…」と自信をなくす人もいると思います。
クラスでは成績や運動神経のいい人が良くて、クラスで人気のある人が皆にも人気があって、それに比べたら自分は大した存在じゃない、なんて思う事があるかもしれません。
でもそんなにみんなと比較したり焦らなくても大丈夫です。
みんなには分からなくても、せめて自分だけでもそんな自分を認めてあげてください。
自分にしか分からない自分のいいところや、お友達や家族、お世話になった人などから褒められたり認めてもらえるところ、それが1番大事なものです。
もちろん周囲の目が気になってそれでも自分を認められない、そんな自分は嫌だ、という人もいます。
でも学生の頃のその思いは大人になって成長してからも引きずる事が多いです。
たくさん悩んだり、暗い時間を過ごしてもいいですが、時には前向きに明るく過ごせるといいですね。
あなたが明るく日々を楽しく過ごせることを願ってます。
いま、この“AKARI“のサイトを読んでくれているあなたへ(mako)
毎日生きていくのが苦しくて、辛くて、そして誰かを頼りたくて、何かにすがりたくてここにたどり着いているかもしれません。
頼る人がいない。すがりたくてもすがれない。って自分ひとりで苦しんでいるかもしれない。
ただただ、真っ暗なトンネルの中にいるような気持ちを抱きながら、このサイトを読んでいるかもしれない。
でも、大丈夫!
真っ暗だと思っていた長いトンネルの先には、“あかり”がきっとあなたには見えてくるはず!
大人になったAKARIのメンバーたちも、わたし自身も、いろんな事があって時には苦しいことがあっても笑いながら、“いま“こうして生きています。
どんな事があっても、生き抜いてほしい!
あなたに1日でも早く、“あかり“が見えてきますよう、あなたに笑顔が戻るように心から願っています!
あとがき(SAKU)
今回、6人のライターが言葉を紡いでくれました。
過去の自身の経験や今この文章を読んでいる人に想いをよせ書いています。
何か一つでも、皆さんの心に残る言葉があれば幸いです。
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