この記事は約 7 分で読むことができます。
こんにちは、翼祈(たすき)です。
皆さん、ちゃんと眠れていますか?
9月3日は関係団体が定める「秋の睡眠の日」です。経済協力開発機構(OECD)の調査によりますと、日本は先進国の中で、睡眠時間が最も少ない傾向でした。
OECDによる2021年版の調査では、日本人の平均睡眠時間は7時間22分で、33ヵ国の中で最も短かった傾向でもありました。
寝床にいる時間と実際に寝ていた時間が区別されていない点には注意が必要な調査だと言えますが、最も睡眠時間の長い南アフリカは9時間13分、平均値でも8時間28分で、日本の睡眠時間の短さが際立った形です。
厚生労働省の国民健康・栄養調査によりますと、1日の平均睡眠時間が6時間未満の割合は、男性が37.5%、女性は40.6%となりました。
参考:日本人は「睡眠不足」 女性の4割が睡眠6時間未満 先進国で最下位 朝日新聞デジタル(2023年)
眠りの浅い日本では、枕やパジャマ、ベッドのマットレスなどを変えて、日々いかに質の良い睡眠を確保するか、努力している人も多いと思います。
今回は、最新の睡眠にまつわる機器や、研究成果、快眠効果があるとされる、2つのトレンドのアイテムを2つ紹介と、多角的に取り上げたいと思います。
移動式の睡眠検査施設、【移動睡眠ラボ】
睡眠研究で最先端を走る「筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)」と、トヨタ自動車株式会社 未来創生センターが手を取り合い、世界初となる移動式の睡眠検査施設の【移動睡眠ラボ】を共同開発しました。
日本には睡眠問題を抱える人が、5人に1人いると推定されてますが、不眠に悩む人たちにとって検査を受けやすい環境が用意できると期待が託されています。
「筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)」とトヨタ自動車株式会社 未来創生センターでは、筑波大学内に設立された「未来社会工学開発研究センター(F-MIRAI)」という共同研究拠点で、モビリティと睡眠の研究を進めてきました。
このタッグを組んだことで結実した【移動睡眠ラボ】は、トヨタ自動車株式会社 未来創生センターが開発した、ほぼ無振動・無騒音で大電力を供給可能な燃料電池バスに、睡眠検査ユニットを搭載させました。
このことで、【移動睡眠ラボ】の中で、睡眠障害の診断が可能な「終夜睡眠ポリグラフ検査(PSG検査)」が受診できる様になりました。検査施設が遠い、検査する時間がないなどと悩んでいる人たちには、画期的なきっかけが提供される可能性もあります。
PSG検査ができる施設は日本各地で700程ありますが、患者さんの数に対して十分な数ではないと危惧されていて、予約してから専門医を受診するまで3~4ヵ月必要な状況だとも言われています。
この画期的な【移動睡眠ラボ】は、PSG検査よりも厳しい条件を要求されるヒトの睡眠研究施設としても使用可能な高機能で、睡眠研究の最先端・「筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)」とトヨタ自動車株式会社 未来創生センターがタックを組んだからこそ実現できたと思います。
画像引用・参考:「睡眠障害に悩む人に朗報~移動式睡眠検査施設 茨城県内で実証実験へ~」 筑波大学 国際産学連携本部(2022年)
不眠症には、認知行動療法が有効的?東京大学発表
2024年8月27日、不眠症になった人が治療を受ける時は、睡眠薬を飲むより、不眠を悪化させている習慣を変える「不眠の認知行動療法(CBT-I)」から始める方が高い効果を得られることを、東京大学などの研究グループが発表しました。論文は、日本精神神経学会学術誌のオンライン版に載りました。
夜中に何度も目を覚ます、なかなか寝付けないなど不眠症状に悩む人は日本人の30~40%に達し、10%弱が慢性的な不眠症と想定されています。治療は睡眠薬を飲む以外にも、認知行動療法、認知行動療法と睡眠薬の併用が効果があるとされていますが、不眠症の治療を開始する時に、どの方法が長期的に1番効果的なのかは判明していませんでした。
精神神経科が専門の、東大大学院博士課程の古川由己さんなどの研究グループは、不眠症の初期治療に関して比較した臨床試験を網羅的に調査し、統計的に分析しました。
すると、薬物療法によって長期間、症状が緩和された人は28%でしたが、認知行動療法は41%と、より高い効果がありました。治療を途中で止めてしまう率は、認知行動療法の方が低い傾向でした。
認知行動療法と睡眠薬の併用は、睡眠薬だけの治療よりは効果がありましたが、認知行動療法だけの治療より効果が高いとは必ずしも言えませんでした。
参考:不眠治療「薬より認知行動療法」に軍配 41%に効果、東大チーム 朝日新聞デジタル(2024年)
快眠効果のあるもの❶リカバリーウェア『BAKUNE』
リカバリーウェアBAKUNEは、血行を促進し、疲労回復することで健康的な毎日を支える機能性パジャマ。
さらに快適な眠りに特化した独自の設計で、毎日の健康に重要な「睡眠環境」をサポートします。
自らの体温による遠赤外線を輻射させる特殊繊維「SELFLAME®︎」を使用。
血行が促進されることで血流を改善し、疲労回復が期待できます。
快眠効果のあるもの❷スリープテックで、スマートリング《b.ring(ブリング)》
2024年12月24日(火)より、ウェアラブルテック企業、株式会社APPOSTER JAPANは、初のウェアラブルデバイスとして、公式オンライン通販にて、スマートな睡眠習慣をサポートするスマートリング《b.ring(ブリング)》を販売中です。
《b.ring》は、消費者の睡眠パターン、活動量、心拍数、ストレスなど、多岐に渡って健康指標を総合的に判断し、健康的な生活を送れる様にサポートするアイテムです。これらのデータは専用アプリを介してリアルタイムで確認が可能で、消費者はいつの時間でも、どこにいても、あなた自身の健康状態を簡易的に追跡して管理ができます。
画像引用・参考:TIMEFLIKを運営するAPPOSTER JAPAN、スリープテック市場へ初参入!健康的な毎日をサポートするスマートリング「b.ring」を発売。 PR TIMES(2024年)
私の酷い睡眠障害③
この記事では不眠症の中の過眠症のお話です。私は不眠症も過眠症もあります。最近外出を全くしない日曜日なので、日曜日はダラダラしています。
日曜日の朝は11時位に起きても、私が嫌いな番組を両親が観ているので、それが終わるまで、二度寝とか、ベッドの中で動画を観たりとかこの日最初の趣味に時間を割き、13時過ぎに朝ご飯を食べます。
それから又お昼寝1と趣味の時間をして、16時前後にお昼ご飯、お昼寝2と趣味の時間をして、19時半に晩ご飯を食べるのが、最近の私の日曜日の過ごし方です。
こんなに寝たら夜眠れないんじゃない?と思われるかもしれませんが、眠れます。次の日は仕事です。仕事のある日は、最低7時間15分は寝ないと、次の日の仕事がキツイです。
以前は日曜日になると、必ず出かけていました。ですが、最近は何も予定を入れず、のんびり過ごし、次の日の仕事に備える日も必要で、大事だと感じています。
noteでも書いています。よければ読んでください。
コメントを残す