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どうも、ゆたです。
今、学生の中で、様々な理由から学校に行くことが困難な方々が増えていると言います。
実は私も不登校だった時期がありますので、気持ちはわかります。
私は行きたくても行けないタイプだったので、根っこから学校を嫌っている方とは少し違っているかもしれませんが、何かの参考になればいいなと思い、記事にさせて頂きます。
不登校で悩んでいる人の数は年々増え続けている?
私の調べたところによると、小中学での不登校児童生徒数は全国で30万人弱います。
前年と比べても22%ほど増加し、過去最多です。
感覚の話ですが、クラスに一人二人は、不登校の子がいるような人数かと思います。
不登校になった原因ですが、私は勝手にいじめとか、嫌なことがあって行かなくなった場合が多いかと思って調べていたのですが、意外にも「無気力」が最上位にランクインしていました。
私も無気力になって、学校に行く元気がなかったりしていたので、共感できます。
続いて多かったのは「遊び・非行」です。
ゲームが辞められない、夜遊びが楽しすぎる、そういった方々もいるのでしょう。
今の時代ネットがあるので、同じ趣味だったり、似たような感覚・状況の人と簡単に巡り会えますもんね。羨ましいです。
私が学校に行きたかったのは友人と会うためでした。当時、インターネットがあまり普及してなかったので、友達と連絡がなかなか取れない、だから学校に行きたいって思ってたんです。
ただ、ネット内で友人が作れるなら、正直あまり学校に魅力を感じないのも仕方ないかなと思います。
3位は「学業不振」で、要は勉強について行けないということです。
私も頭はさほど良くないので、はなから勉強は諦めていましたが、真面目な子は勉強をがんばります。
親からも先生からもプレッシャーをかけられ、頑張らないとと気を張って、でも結果が出ない。
そんな状況で学校生活が楽しいわけがないです。
このように子どもたちは色んな思いを胸に学校に行かない、行けないという状況になっています。
学校に行けない、本当の理由。
ここから当てはまる人もそうじゃない人もいるので、核心をつくような意見ではないですが、学校に行けなくなる人で多いのが真面目で完璧主義で頑張りすぎる人です。
え、でも、非行とか遊んでばっかの人もいるじゃん、と思う方もいるかもしれませんが、それについては私が精神科病院の方に聞いた話があります。
『学校に行けなくて非行に走ってしまう子どもって、ただのサボりではなく心が折れてしまった人なんだよね』
夜遊びやゲームに依存してしまうのは学校生活で上手く行かなかった人なんです。
なので、サボりたいとか怠けたいとかいう気持ちより、学校というコミュニティーから逃げたいという気持ちなのです。
それではなぜ、学校から逃げ出したいのでしょうか。
それは結果が出ないからです。
学校の学問は残念なことに一つの特徴に秀でていても、全てをオールマイティーにこなせる人の方が優秀とされています。
さらに言えば、学校で学べる範囲外に秀でた才能があった場合、学校での評価はありません。
勉強も運動も、コミュニケーションも苦手で何をしても成果が出ない。でも、クラスのみんなは卒なくこなして、結果を出してる。
自然と周りと比べてしまい、結果を出していない自分があまりにも情けない、そんな気持ちに苛まれ卑屈になってしまいます。
そして、そんな不満が溜まった結果、学校から逃げ出して、自分の世界に逃げ込むのです。
また、無気力になってしまう人の中には「燃え尽きてしまった」人も多くいます。
「真面目に頑張って勉強したけど、散々な結果だった」
「友人との関係を繋ぎ止めるために尽力したけど、結局、仲が悪くなってしまった」
その時張り詰めていた糸がプツンと切れてしまうのです。
もうどうでもいいや、そう思ってしまいます。
私自身、退院して授業に参加した時、周りがあまりにレベルが高くなっていて、全く授業についていけない状況でした。
その状況で授業を受けるのは何とも言えない孤独を感じてしまいます。
その結果、学校に行きたくないというマインドになっていくのです。
参考:学校がつらいあなたへ|元不登校の私が伝えたい「学校がつらい」との向き合い方
終わり、私からのメッセージ。
ここからは私の持論になりますので、参考になるかわかりませんが、これを見てくださった学生の方がいるのなら是非、聞いてほしいです。
今、学校生活が上手くいかず、孤独に苛まれている方がいらっしゃるかと思います。
それはきっと、頑張ってもダメだったから諦めている、そんな一面があり得ると思います。
ただ、残念というか、意外かも知れませんが、この世のほとんどの人はそこまで熱心に頑張りません。
もちろん、タイミングごとに頑張る人はいますけど、仕事や日常的に、頑張り続ける人なんて、いません。というか、できません。
そんなことをすれば体が壊れてしまうことを大人は知っているからです。
あなたが今、疲れて、どうしようもなく無気力になっているのは、日々を頑張りすぎて、エネルギーが完全になくなってしまったからです。
充電がなくなったスマホがあれば、充電器に刺して、電気を溜めますよね?
それと同じで、あなたはあなた自身を充電しなくてはなりません。
充電の仕方は人それぞれで色々違うかも知れません。
たくさん睡眠をとることで充電するかも知れないし、ゲームや好きなことをすることで充電されるのかも知れません。
せっかく、学校を休むのであれば、今できる範囲でやりたいことをたくさんやりましょう。
それに加え、学校は体や精神がボロボロになってまでいく場所ではありません。
ただ、学校に行かなかった、行けなかった人が社会に出ることができず、引きこもってしまう可能性が高いと言われているため、親や周りは学校に行かせようとしてしまいます。
そういった周りの声なんて、本人が痛いほどわかっているもんなんですけどね。
それは置いといて、とりあえずは、やりたいことをやって、充電がある程度できたのなら、学校に行きましょう。
人生はそう直ぐには終わらないので、学生のうちの1、2ヶ月の休みなんて、いつでも取り返せます。
ただ、一年ほど休んでしまうと、授業が全く理解できなくなるので、おすすめしません。これは体験談ですね笑
なので、長期的に休むのではなく、小分けして休むことがいいのではないかな、と私は思います。
疲れたら、休む!
これは、人類が当たり前にしていることなのです。
なので、休んでしまった自分を責める必要もないし、親からの言葉も先生からの言葉も気にする必要はありません。
あなたのことを一番理解しているのはあなたなのですから、きついなら休みましょう。そして、充電できて、行けそうな時に行けばいいと私は思います。
今回はここまで。
一人でも多くの子どもたちが幸せな人生を送れることを願っています。
ちょっと、カッコつけすぎですかね?
ですが、誰かのちょっとしたきっかけになれたら本当に嬉しいです。それでは。
以上、相手はゆたでした。
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