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こんにちは、翼祈(たすき)です。
2023年は、自分自身が不登校だった経験から、幾つかAKARIで不登校の記事を取り上げてきました。特に多かったのが、『不登校特例校』(学びの多様化学校)と呼ばれるタイプの不登校の子ども達向けの支援でした。
それが下記の2つになります。↓
元々不登校経験者であっても、『不登校特例校』について知らなかった私。
この2つの記事を書いてから、『不登校特例校』で検索すると、色んな県で開校を予定していると知って、改めて不登校の子ども達の支援が求められているんだなと感じています。
この記事で紹介したい『不登校特例校』は、神奈川県鎌倉市となります。
初の【分校型】だといいますが、今回は2025年4月に鎌倉市が開校する、『不登校特例校』について紹介したいと思います。
鎌倉市の『不登校特例校』って、どんな感じになる?
2023年11月15日、鎌倉市教育委員会は2025年4月開校に向けて準備中の『不登校特例校』について、全国で初となる【分校型】で設置すると明らかにしました。【分校型】にすることで、管理職も含めた教員を層が厚く配置できる見込みがあるといいます。
『不登校特例校』は、不登校の子ども達が特別な教育科目で勉強できます。
【分校型】の以外にも、特例校が独立した「本校型」と、一般的な学校の分教室として設置される「分教室型」の3つがあります。文部科学省によりますと、日本各地にある公立14校、私立10校の24校の中で、15校が「本校型」、9校が「分教室型」だといいます。
鎌倉市教育委員会によりますと、これまで市立御成中学校の分教室として検討する予定でしたが、より手厚くサポートできる教育環境を根差して、【分校型】に切り替えました。
不登校である子ども達の増加傾向を背景に、【分校型】の居住地は神奈川県鎌倉市由比ガ浜3丁目を予定し、近隣の市立御成中学校の「分校」として、トータル3学級を設置します。一般的な中学校より授業時間を減らすことで、各々のペースに合わせた、柔軟なカリキュラムを編成します。体育館や運動場がないこともあって、必要時は市立御成中学校へ移動します。
不登校児童生徒を対象とした探究学習プログラムの一環である「かまくらULTLAプログラム」の要素を取り入れた新教科を導入することも検討しているといいます。
参考:鎌倉市の不登校特例校、全国初「分校型」に 教員手厚く、25年開校 朝日新聞デジタル(2023年)
神奈川県内にある公立の『不登校特例校』は、大和市に次いで2校目の『不登校特例校』となる見通しです。『不登校特例校』への入学(転入)方法に関しては、現在検討中だとします。
渦巻いていた感情
私はこの記事を書く前に、noteである場所の『不登校特例校』の記事を書きました。その時に、自分が蓋を閉めて、封印していた不登校になったきっかけの1つのことを思い出しました。
久々に過去の記憶がフラッシュバックして、思い出しました。詳しくは、下記まで↓
大学時代も今でも、相部屋の人と仲良かった隣の部屋の同じ学科の人は、今でも名前をフルネームで言えます。
その忘れていた記憶が蘇った時、一気にグワッと暗闇に引き込まれて、ドロッとした負の感情が湧き出て、過去に引きずり込まれそうになって。noteを書いた日の夜は、自分が疫病になって、苦しんでいる悪夢を観て、うなされていました。
今は仕事が充実していて、自分が忘れている位だったのでだいぶ気持ちが落ち着いている方だと思っていましたが、ふとした時に過去の自分に戻りそうになる怖さを感じました。
今の私が学生で、あの当時の私だったら、多分『不登校特例校』に転入か入学していたと思います。
これからも不登校の記事も発信していきたい。でも書くことで過去の自分に戻りそうな怖さもある。そんなことを考えたのがこの記事と、noteでした。
noteでも書いています。よければ読んでください。
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