2023年9月から小田急電鉄の不登校の経験を持つ運転手が、「オルタナティブスクール」開校。 

小田急電鉄 オルタナティブスクール

この記事は約 11 分で読むことができます。

こんにちは、翼祈(たすき)です。

「オルタナティブスクール」とは、一般的に公教育外とされ、子ども達に芸術や音楽など特殊性のある学びを提供する民間施設と呼ばれるケースが多いといいます。文部科学省は明確には、「オルタナティブスクール」の位置付けを定義していません。

「オルタナティブスクール」は、不登校の子ども達に居場所や学びを提供する[フリースクール]と似た形態となり、文部科学省の2021年度調査によりますと、小中学校で不登校の児童・生徒の数はおよそ24万5千人です。その中で3.7%が[フリースクール]など民間の団体・施設で相談などを受けているそうです。

「オルタナティブスクール」はこれまでの枠組みにとらわれない学びを提供する場で、認可外となりますが、子どもが在籍する学校が許可すれば、出席扱いに該当します。

そんな「オルタナティブスクール」を、東京都新宿区にある小田急電鉄が、2023年9月から開校する運びになりました。

小田急電鉄は、鉄道好きの不登校の子ども達を対象にした「学びの居場所」作りに取り組んでいます。2023年9月に神奈川県藤沢市内に、広さ130平方mの一室に本棚や机を置いて、鉄道をテーマとする教材や書籍などを揃え、電車の魅力に触れながら過ごせる居場所を、2024年8月末まで試験的に開校します。

この「オルタナティブスクール」を発案したのは、自身も不登校だった経験がある運転士である2人の男性からの呼びかけでした。2人の男性が勤務する小田急電鉄は「鉄道を契機にして、やりたいことや、好きなことに没頭していける居場所を創りたいです」と大きな期待を込めます。

今回は小田急電鉄の運転手2人の男性による、「オルタナティブスクール」について特集します。

小田急電鉄が開校する、「オルタナティブスクール」ってどんな居場所になる?

画像引用・参考:小田急が不登校児のためのスクール開設 当事者だった若手運転士2人が企画 鉄道が支えになった経験を生かしたい 東京すくすく(2023年)

小田急電鉄が運営する「オルタナティブスクール」は、神奈川県藤沢市にある小田急江ノ島線善行駅西口の商業施設内に開校する「AOi(アオイ)スクール」です。対象者は神奈川県藤沢市内に住む人や東京都内の沿線に住む人などを想定しており、小学4年生から中学3年生の子ども達で、鉄道の仕事や電車が作動する仕組みなど、好きなことを学習できる環境づくりを整備します。時間割は設置せず、子ども達の好きなことを聞き取りながら運営する方向性だといいます。

社員が関わりを持つ岡山県にあるフリースクール[無花果(いちじく)もえぎフリースクール]の運営をする会社と業務提携し、心を落ち着かせて過ごせる自由な居場所づくりに協業し、「オルタナティブスクール」を運営するための助言を受けています。

この「オルタナティブスクール」を発案し、講師としても務めるのは、別所尭俊さんと鷲田侑紀さん。2人は共に2017年に小田急電鉄に入社した同期の若手社員です。

別所さんは東京都内にある中学校に通学していた3年間ずっと、鷲田さんは東京都内にある高校に通学していた時に週に1日程度、学校に通学していませんでした。別所さんは「不登校だった当時の私を励ましてくれたのは、大好きな鉄道に関われた時間でした」と振り返ります。

中学校の不登校時代、趣味だった鉄道に没頭していきました。時刻表を読み込んでは、旅をしました。「旅に出るにもお金や時間の使い方など色んなことを自分の頭で考え、将来に向けて、考える学びの居場所になりました」と回顧します。

鷲田さんは不登校を経験した高校生の時、小田急線沿線を巡る間に混雑状況や運転士の仕事が自然と頭に入りました。鷲田さんは「『プチ不登校』で獲得した経験などをきっかけに、再度自分が将来なりたい夢と向き合い、小田急電鉄の運転士になることを志しました。結果的に見ると、入社した時には同期たちと比較しても圧倒的に知識を持っていました」と語ります。

運転手の2人の男性にとっての不登校だった頃の時間は、電車に乗ったり、鉄道に関して学んだりする時間ができて、鉄道に対する熱意がさらに上がりました。その後経験を積んだ運転手の2人の男性は特急[ロマンスカー]の運転も担当する様になりました。

鉄道を介して社会との結び付きを持ち続けた運転手の2人の男性は小田急電鉄に辿り着き、同期として出会いました。不登校の経験をベースに、2021年に行われた小田急電鉄の社内事業公募で「オルタナティブスクール」の開校を共同でプレゼンをし、採択されました。

別所さんと鷲田さんの現在の勤務は、運転士業務は週1日で、週4日を「オルタナティブスクール」の開校するための準備作業に時間を割いていて、運営や不登校の子ども達との関わり方や接し方を理解するために、最近は業務提携先の岡山県にあるフリースクール「無花果(いちじく)もえぎフリースクール」などの[フリースクール]や関連のNPOに見学に行って、「オルタナティブスクール」を開校するための勉強漬けの毎日を送っています。

別所さんは「車両であれば、電気や物理、駅であれば街の開発づくりに携われます。小田急電鉄のグループ会社には飲食や流通、小売りの部署もあります。鉄道を契機に子ども達の興味を拡大していきたいです」と言葉を込めます。

「オルタナティブスクール」を開校した後は、スタッフとして「AOiスクール」に常駐し、不登校の子ども達を支えながら、小田急電鉄の運転士としての仕事も週1回継続する方針です。

参考:鉄道に特化した「学びの場」 小田急が不登校児の支援スクール創設へ 発案したのは経験者の運転士 東京新聞(2023年)

不登校の子ども達が、車両が作動する仕組みや鉄道会社の仕事など勉強したいテーマを自ら決定し、講師が鉄道の教材や自身の鉄道に関わる経験を交えながら、鉄道について教えていきます。週1回3時間のコースで、火曜日と木曜日の10~13時と14~17時のトータル4コースの開校となります。1コースにつき、定員は20人までで、「AOiスクール」の料金プランは1コース月額8000円です。

2024年8月末までの1年間をプレ開校期間と定め、その後は「AOiスクール」を常設させることを目標にしています。将来的には、全国からオンラインでも受講可能にしたいといいます。

「AOiスクール」を継続するかどうかは子ども達の利用人数や、運営状況を顧みて、2024年夏を目処に常設させるかを判断するということです。

お問い合わせはメール(aoi.school@odakyu-dentetsu.co.jp)まで。

2023年8月、

画像引用・参考:不登校経験を持つ現役運転士が企画・運営する、不登校を学びの可能性に変える場 9月5日、オルタナティブスクール「AOiスクール」をプレ開校 PR TIMES(2023年)

東京都新宿区にある小田急電鉄が、神奈川県藤沢市にある善行駅西口に2023年9月5日に開設する学校以外の学習する居場所「オルタナティブスクール」が2023年8月29日、公開されました。

中学、高校で不登校を経験した小田急電鉄の入社7年目の運転士、別所尭俊さんと鷲田侑紀さんの現役運転士2人が、好きな鉄道への関心が「それからの人生を変換させた」と自信を持ち、小田急電鉄の社内で意見を求めたのが始まりでした。小田急電鉄の「オルタナティブスクール」には定員の7割に該当する子ども達で埋まり、クラウドファンディングには日本各地に住む288人から目標を上回る259万円の寄付が集まりました。

善行駅西口に直結する商業施設内に2023年9月5日に開所されるのは、小田急電鉄の初めてのチャレンジである「AOiスクール」です。鉄道会社の社史や路線図、専門誌などの図書や地図鉄道に関する資料が揃った棚に陳列された環境の中で、カリキュラムは設置せずに、子ども達の関心をベースとし、探求学習を行っていきます。

沿線のまちづくりや車両の仕組みなど好きなテーマを学習することが可能です。例を挙げると、電車の車両や電車内のデザインに関心を持つお子さんがいれば、小田急電鉄で実際に車両設計を担当している関係者に話を傾聴しながら、本物さながらの知識を学習することができます。

2人はおよそ1年程度を要し、不登校の当事者への質疑応答や不登校のサポート団体との意見を交換すること、子どもに「AOiスクール」内でのイベントに参加して貰って実証実験を積み重ねていきました。

2023年5月に「AOiスクール」開設を明らかにした後、東京や埼玉、神奈川、茨城などの小中学生から「AOiスクール」に入学したいとの申し込みがあり、48人が通学する予定です。「AOiスクール」のスタッフは2人以外にも、小田急電鉄内の公募に対応した20~60代までの4人が加入します。自身のお子さんが不登校を経験したお母さんや、海老名駅の副駅長らも加入します。

「AOiスクール」の理念は「I’m OK!You’re OK!」。自分の「好き」が尊重できる体験を介して自分自身を見つめ、やがてそれ以外の人も尊重したいに思える様な好循環が重なる居場所にしたいとします。

別所さんは「子ども達が自分の興味があることをとことん好きな気持ちを突き詰めて、色んなことができる様にしていきたいです」と話し、「『AOiスクール』の運営は簡単なことではありません。でも僕たちが『好き』という気持ちをベースに、自分の周囲の世界が明るく見え出した体験をしたのは確かなことです。まずは子ども達みんながどんな時にワクワクするかを一緒に共有していきたいです」と述べました。

鷲田さんも「子ども達に世界の広さや『好きなこと』がある楽しさを理解して貰いたいです。好きなことを転機となって、将来の夢に結び付く学習ができる居場所になれば」と語りました。

参考:小田急のオルタナスクール、提案は運転士 「不登校の時間を学びに」 朝日新聞デジタル(2023年)

「AOiスクール」の公式ホームページには、以下のメッセージが綴られています。

“不登校”は、好きなことを突き詰めるチャンスなんだ、って。
学校以外のセカイでも、“学べる可能性”がある時間なんだ、って。
そう、伝えたいんです

公式Twitter

https://x.com/climbplatform17?s=20

私と電車。

鉄道には詳しくないので、私の高校生の時の電車通学の話をします。

私は中学時代まで家族と車で出かける以外、誰かと出かけることをしたことがなくて、電車に1人で乗ることも高校生になって初めてして、最初は切符の買い方も知りませんでした。

高校生の時の友達にも今は拒まれて、それは悲しくはありましたが、高校生になって誰かと初めて出かける経験もしましたし、別れは悲しかったし苦い思い出でも、それでも楽しかったって思い出の方が多かったです。

高校の通学で帰り道、駅で冬になると飲んだ、「自販機の、あの紙パックのココア、好きだったなぁ」とか、今でもあのココア、冬になると飲みたくなる位、好きですし。

私の高校生の時の電車の思い出はそんな感じです。

「オルタナティブスクール」に関しては、以前メタバースの時に書きました。不登校とかになると、興味のあるものではない限り、なかなか外から出られませんし、鉄道も立派な趣味の1つですし、好きな鉄道を通して外に行けることは素晴らしいと思いますし、何より元々専門的な知識を持つ方が携われていますし、楽しく学べるんだろうなとも感じました。

参考サイト

noteでも書いています。よければ読んでください。

→HOME

小田急電鉄 オルタナティブスクール

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。