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こんにちは、改めましてM. Jです。
今日は、忘年会の日「おいしいビールをみんなで飲みましょう!カンパーイ!」
「ちょっと待ったー!」 なぜ、忘年会の最初は「ビール」と決まっているのでしょうか?
コロナ禍以前の社会では、ほとんどの場合、「冬は必ず忘年会」「参加は強制」「1杯目は必ずビール」でした。場合によっては「俺の酒が飲めないのか!」という始末です。
これに加え、忘年会にはものすごく「厳しいマナー」があり、守らないと「上司との人間関係」が著しく悪くなっていきます。また、忘年会の後も「泥酔者の介抱」などの業務が待っています。
そんなコロナ禍以前から行われている忘年会にこの記事をご覧の皆さんも「違和感」を感じていませんか?人によっては、忘年会が「仕事以上の重荷」になるという方もいると思います。
そんな苦痛を伴う忘年会を「コロナ禍」をキッカケにして、見直してみませんか?真剣に「忘年会の在り方」について考えていきたいと思います。
この記事をご覧の皆さんに、一部でも共感していただけたらとてもありがたいです。
今回は「新しい時代の忘年会」という視点で考えて、以下の内容に沿って書いていきます。
- 約8割の人が望年会に「参加したくない」と感じている
- 忘年会のマナー
- 飲酒してケンカすると誤解された忘年会(実際)
- 今どきの忘年会もあるものの・・・
- 素敵な忘年会! ➡️ より良い提案
- 冬の苦痛軽減に向けて!
次の項では、忘年会に関する意識調査について書いていきます。
約8割の人が「忘年会に参加したくない」と感じている
忘年会への参加について、会社員の人たちはどのように思っているのでしょうか?
BIGLOBE(東京都品川区)の「2022年の忘年会に関する意識調査」によると、アンケートに答えた約8割の人が忘年会に「参加したくない」という意見を出したそうです。
参加したくない理由については、
「気をつかいたくないから」(40.2%)が最多で、次いで「お金がもったいないから」(37.1%)、「時間がもったいないから」(34.0%)、「勤務時間以外で関わりたくないから」(33.8%)、「コロナ禍だから」(30.0%)という結果になりました。
参加してコミュニケーションを取りたいという人もいる一方で、世間の多くの方は色んな理由で参加したくないと考えているようです。
次の項では、ものすごく厳しい忘年会のマナーについて書いていきます。
忘年会のマナー
忘年会は酒がほとんど飲めない人にとっては「苦痛」が多いイベントです。
先ほどの理由の1位にあった「気をつかいたくない」というものの中には、忘年会の厳しいマナーも関係していると思います。
まずはそんな「忘年会のマナー」についてどんなものがあるか見ていきましょう。「忘年会のマナー」は以下の通りです。
【忘年会のマナー】
《1》忘年会には、基本的に遅刻しないこと。
《2》忘年会の後の仕事は、絶対に遅刻しないこと。休むことは問題外。
《3》新人は宴席では部屋の奥の上座に座らないこと。
⚫️一番入り口に近い席:下座に座らなければならない。
《4》最初の1杯は「ビール」など注文をみんなに合わせる。
《5》乾杯時グラスの高さは「上司よりも低く」すること。
《6》必ず、一度はお酌をすること。
《7》「ビールを注ぐ時・注いでもらう時」は、絶対に両方の手で持つこと。
《8》「相手のグラスが減った時」、ビールを注がなくてはならない。→基本
《9》グラスを満たせないほど「少量」の場合、自分で飲むまたは放置する。
《10》 おしぼりを配る時や料理を取る時は、「上司のぶんから」にすること。
《11》忘年会に「無礼講」はないと思うこと。
《12》 人の悪口やグチなど「雰囲気を悪くする話題」は絶対禁止。
《13》忘年会の日時は「管理職以上の人」に合わせること。
《14》幹事をする場合:
⚫️「計算機」または「計算機の機能のついているスマホ」を絶対に持参すること。
ハッキリ言って「めんどくさっ!」と思っている方が多いと思います。私もその1人です。
上記のマナーにもし違反した場合は、翌日から上司や同僚ににらまれて、人間関係が悪くなります。
場合によっては、会社に居づらくなり「退職」に追い込まれることもあります。
「忘年会のマナー」を学んだり守ることが要求されるような「強い緊張が続く会」では楽しいものも楽しめないという人がいてもおかしくありません。
忘年会で「人間関係を円滑にすること」より、「こじらせないほうに気をつかわないといけない」。そんな形になってしまったのは、上記のような「マナー重視」が原因だと考えられます。
また、泥酔者への対応は、忘年会の時「飲酒をしていない人」がしなければならないのです。これに加えて「泥酔者を家まで送ること」もしなければならないのです。著しく「生命の危険」がある場合は「救急車を呼ぶこと」も必要です。
これらの「苦痛」があるので、私は忘年会からは「逃げたい!」と強く思っています!
今後、何とか「昔の忘年会のスタイル」が無くなっていくことを強く願っています!
次の項では、コロナ感染症が出現する前(2018年頃)の忘年会で実際に体験したことについて書いていきます。
飲酒してケンカしていると誤解された忘年会(実際)
基本的に、私は忘年会で「良かった思い出」がほとんどありません。忘年会を機にいろいろと「悪くなった」経験はあります。
忘年会の後「人間関係が著しく悪くなり、居ないところでお互いの悪口をいう」ことや「人間関係が著しく悪くなり、その時に泥酔した人に対して誰も口をきかなくなった」ことなどを経験しました。
ここでは、2018年の忘年会で実際に起こった出来事について書きます。
以前いた会社での忘年会が、高級料亭でありました。基本的に全員強制参加でした。「上座」「下座」はなかったものの、抽選で座る場所が決まっていました。
私の左隣に座った人が、「私より年上で大量に飲酒をする男性のAさん」です。
忘年会の前からAさんはテンションが高く「会の前から飲んでいるのでは?」と思わせる感じでした。忘年会が始まると「俺に酒をつげ!」という感じでしたので、前述したマナーを基にお酒を注ぎました。いつも飲酒の量が半端ないので、グラスが空いたら「その都度注いでいく」しかなかったのです。
別の同僚の男性のBさんは、飲酒をしない時は「仕事ができて、私に対していろいろアドバイスをしてくださる方」でした。この方も飲酒すると「俺に酒をつげ」という感じでしたので、マナーを基にグラスが空いたら「その都度注いでいく」しかなかったのです。
忘年会が進むとAさんとBさんは互いに口調が強くなり「ケンカ」の危険性がありました。なんとか、Aさんはその場を逃れて離れた席に行きました。
Bさんはそれ以降も飲酒をしていましたが、トイレに行こうとしていたので、ほかの社員から「アイコンタクト」で動くように促されました。私はBさんと一緒にトイレに行き、暴れ出す危険性があったので、Bさんをなだめました。
しばらくした後「異様な様子」を見て、忘年会の幹事をされている上司のCさんがあわてた感じでトイレ付近の通路にやってきました。そこで、痛切なひと言を言われました。
「お前たちケンカをしているのか!」と・・・。その後「2人とも帰れ!」でした。
見ていただければわかる「誤解」をされてしまったのです。Cさんは状況や理由もきかず「その場から立ち去って」いきました・・・。立ち去って、その後対応しなかった理由はわかりません。
そんな出来事があり、私は「来年以降、忘年会に参加したくない!」「忘年会がなくなればいいのに!」と強く思うようになりました。
人によっては、忘年会でこのような「苦痛」を体験することがあるのです!
この記事をご覧の皆さん、忘年会はこのままでいいのでしょうか?
私は「忘年会の内容の変更」を強く願っています!
次の項では、今どきの忘年会について書いていきます。
今どきの忘年会の場合もあるものの・・・
今どきの忘年会はどのようなものでしょうか?今どきの忘年会の傾向は以下の通りです。
【今どきの忘年会の特徴】
◇少人数で行うのが主流となっている。
◇企業全体ではなく、部署やチームごとで忘年会を企画するようになっている。
◇参加者全員が楽しめるゲームやカラオケを行うことが増えている。
◇コロナ禍を経験したので、オンラインでの忘年会も増えている。
昔とは違って「ゆるい感じ」の忘年会も少しずつ増えてきているようです。
「俺の酒が飲めないのか!」といった発言は「ハラスメント」となるので、かなり減少しています。
「少人数」「気の合う人たちだけ」という傾向になっていることはいいことだと思います。
しかし、一部の人たちからは「コロナ前の忘年会の形式を望む声」も出てきています。
「忘年会は仕事と思って割り切ること!」「お酒の席になるとコミュニケーションがうまくいく!」と強く思っている人がもいますが、前述した通り「仕事以上の苦痛」「人間関係が壊れる」場合もあることは事実です。
「コロナ前の忘年会の形式を望むこと」は、必ずしもプラスだとは言えません。むしろ「短絡的」だといえるでしょう。
次の項では、忘年会の内容変更の方法についての案を示します。
素敵な忘年会にするために! ➡️ より良い提案
忘年会は、今までのやり方ではどうしても「冬の苦痛」としか思えません!
次のような形で忘年会の内容変更を提案します!
◎忘年会は「任意参加」とし、「強制参加」ではない形にする。
◎忘年会の一次会は「ソフトドリンク(お茶、コーヒー、ジュースなど)のみ」で行う。→二次会以降は飲酒希望者のみで行う。「お酒」の提供はあり。
◎忘年会の一次会の店は「お酒の出ない店」にする。
これに加えて、忘年会は以下のような「ゆるい方法」を導入してみてはいかがでしょうか?
◎基本的に飲み物は「自分で注ぐ」こと!→「厳しいマナー」に縛られないでいい!
◎他者への「過剰な配慮」を義務としない。
◎絡み酒や泥酔者への対応は、飲酒者で行う。→飲んでいない人が「体調不良者への対応」をしなくてもいいようなシステムにする。
◎忘年会による「人間関係が悪化する状況」を減らすことができるようにする。
上記のような形での「忘年会」なら、お酒が飲みたい人もそうでない人も参加でき、「デメリット」がかなり減らせるものと思います!
冬の苦痛の軽減に向けて!
以上、忘年会の形式変更の提案でした。
この記事をご覧の皆さん、忘年会が「冬の苦痛」である視点で考えてみましたか?
忘年会に参加することは、いろんなことに対して「配慮」しなければならないのです。
人によっては忘年会が「通常の仕事以上の重荷」になってくる場合もあるのです。
酒を通した「過剰な配慮」は、なくしていかなければなりません!
酒による「人間関係の悪化」は、防いでいかなければなりません!
できれば、忘年会は「昔のスタイル」がなくなっていくことを強く願っています!
この記事をご覧いただき、どうもありがとうございました。
今回の記事は、以下の文献を参考にしました。
NOEL:絡み酒をする人の心理・特徴! うざい絡みへの対処法
ビンゴマン:2022年の忘年会どうするべき? 最新の忘年会事情
今後について
興味があることや、今後書いていきたい記事のテーマとして脳卒中の予防:健康に向かうための食事法や生活など、発達障がい者への支援:勉強会で学んだ適切なサポートの方法、すい臓のケアは簡単ではない!があります。
皆さんに役立つ情報を届けていければと考えています。
今後ともよろしくお願いします!
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