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はじめに
お疲れ様です。蒼生(あおい)です。
昨今、障害者に対しての考え方が変わってきているところがあるのではないでしょうか。もちろん、まだまだ受け入れられない当事者の考え方や第三者からの受け入れ態勢など課題はたくさんあると思います。
障害者という括り
障害者と一括りでまとめられてはいますが、たくさんの種類があります。視覚障害、聴覚障害、神経障害、知的障害、発達障害、精神疾患(うつ、統合失調症等)その他様々なものがあります。そしてその中にも細かく分類されています。
それぞれに苦しみがあり、困っていることも人により違います。
そして、それぞれにできることがあります。〇〇は苦手だけれど、△は得意だし◇はできる。他にも〇〇は☆☆を活用すればできる。
障害者自身にとっても、第三者にとっても決めつけや偏見は勿体無いことだと思います。
考え方が変われば当事者だけではなく、みんなが楽になるのではないか
心のバリアフリー
「心のバリアフリー」とは、様々な心身の特性や考え方を持つすべての人々が、相互に理解を深めようとコミュニケーションをとり、支え合うことです(「ユニバーサルデザイン2020行動計画(2017年2月ユニバーサルデザイン2020関係閣僚会議決定)」より)。
そのためには、一人一人が具体的な行動を起こし継続することが必要です。
調べていく中で 心のバリアフリーを実行する 気づこうとする心を持つこと なのではないかと思いました。
自身が視点を変え、もしくは教えてもらい気付く。気付くことができなければ行動に移すこともできない。
相手を思うことは自分自身を思うことに繋がります。よくよくは自分が楽になる考え方を見つけることができるかも知れません。
気付きからの実行ーユニバーサルデザイン
ユニバーサルデザインはご存じの方も多いかと思います。
エレベーター 自動ドア ペットボトルの凹み センサー蛇口等
これらは代表的なユニバーサルデザインです。
ユニバーサルデザインとは、7つの原則からできています。
【ユニバーサルデザインの7つの原則】
① 公平性…身体的・社会的な制限を受けずに誰でも公平に利用できること。
段差や設置場所などを改善して、誰もがストレスなく快適に使えるようにします。
② 自由性…利用者の状況にあわせて、使いやすい形で利用できること。
利用者が性別や利き手などの条件で製品や設備を適切に使い分けられるようにします。
③ 単純性…初めて使う場合でも、直観的に利用手順が分かること。
利用者の言語知識や経験則などに関係なく、すぐに使い方が把握できるようにします。
④ 明確性…利用者が知りたい必要情報に簡単にアクセスできること。
利用者の五感の能力に関係なく、必要な情報をスムーズに提供できるようにします。
⑤ 安全性…利用時に事故や身体に危害を及ぼすリスクがないこと。
利用時の意図しない行動で、ケガなどの身体への影響が起こらないようにします。
⑥ 省体力…少ない力で利用できて身体的な負担がかからないこと。
児童や高齢者など力の弱い方でも、容易に製品や設備を利用できるようにします。
⑦ 空間性…利用のための十分なスペースが確保されていること。
身体能力に関係なく、誰もが自由にアクセスできる空間を設計します。
【みんなに優しいデザイン】
誰もが使用できるデザインは実現することができ、とても実用的な代物だと思います。
そして、できたから使おう。ではなく、なぜできたのか。この場所はこういう風になるともっと使いやすくなるのではないか。それらを考えながら日常を過ごすと、様々な視点を持つことができ、ワクワクが増えていくように思えます。
どういう未来になりたいかじゃなく、どういう未来を作っていくかの段階へ
「こういう未来になったらいいのになー」から「こういう未来にしていこうよ!」「わたしは〇〇をする!」に思考を一緒にアップデートしていきませんか。
こうなったらいいなー から こうしたら良い、こうしよう の考え方を日常的することは生きている人たち全員に共通し大切なことだと思います。
私自身、「こうならないかなー。まあいっか」で済ませてきた人間でした。
そうするといつの間にか考えることを放棄する癖がつきました。実際、考えることが怖い、疲れてしまう、だったり、精神的状態で難しいことがあります。
そういう場合はしっかり休むべきだと思います。ですが、考えられそうな状態にいる人は是非やってほしいと思います。
おわりに
障害者、健常者という括りではなく、当事者、第三者、一人一人の思いがあると思います。それを共有していくことが大切です。
互いに怒鳴ったり、相手を追い詰めるような言い方ではなく、意見を言い合えたら、気付きも増えると思います。
今回の記事を書くにあたって、私は考えることができているのかと振り返ってみると、「ちゃんとできてるよ!」とは言えませんでした。
まだまだ未熟であるが故に、自分のことだけではなく、他人の今も大切に考えていこう。と思うことができました。
お付き合いただきありがとうございます。蒼生でした。
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