ほじょ犬トイレ、非接触自動ドア、座ったままトイレができる車椅子。〜障害者に優しいトイレ〜 

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

身体が不自由な方の大切な相棒として横にいる補助犬。そんな補助犬は、『ほじょ犬トイレ』と書いてある場所では、多機能トイレでもトイレが出来るってご存知でしたか?

今回はそんな『ほじょ犬トイレ』と、最近の障害者向けのトイレサービスなどに関してお伝え致します。

補助犬の『ほじょ犬トイレ』。

目の不自由な人が安全に道を歩くことを誘導する盲導犬。身体の不自由な人のために、ドアの開閉や落とした物を拾うなど日常生活をフォローする介助犬。そして耳の不自由な人に音をお知らせしてくれる聴導犬。これらを総称して補助犬といいます。

補助犬は身体の障害を補い日常生活を豊かにしてくれる、頼れる相棒です。

そんな人間の相棒である補助犬のためのあるものが、駅に設置されていると話題になっています。

犬の顔と一緒に「ほじょ犬トイレ」と書かれています。そう、これは補助犬用のトイレです。

中が少し見えますが、広いスペースとなっていて、シャワーも付いているようです。

場所はJRさいたま新都心駅の構内で2019年4月1日に使用が開始されました。

参考:駅の“優しい”トイレが話題…「補助犬用トイレ」知ってますか? FNNプライムオンライン(2019年)

駅をご利用される身体が不自由な方が、駅を快適に利用できると考えての設置で、まだこの頃はほとんど普及していなかった様ですが、近年は他の都道府県でも設置がされている様です。

参考記事

渋川市の公共施設に補助犬トイレ 「障害者 外出しやすく」 県内初 東京新聞(2020年)

補助犬の多機能トイレ使用理解を 自治体に受け入れ促進要望へ 神戸新聞NEXT(2021年)

補助犬 トイレのマナー完璧です 法律で保障、入店拒否しないで 東京新聞(2023年)

画像・引用:政府広報オンライン

また以前別のライターさんが書かれていた、補助犬(盲導犬)の記事もご紹介させて頂きます。

バリアフリー型のトイレの自動ドア

ナブテスコ株式会社 住環境カンパニーは、「NABCO(ナブコ自動ドア)」ブランドで展開する自動ドア事業において、ユニバーサルデザインが好評なバリアフリートイレの自動ドア用押しボタンスイッチ HDS-4iαの「非接触タイプ」をラインアップに追加しました。

既存製品で好評をいただいているユニバーサルデザイン、光と音声による操作案内などの機能はそのままに、バリアフリートイレの接触感染対策ニーズに応えるため、開閉ボタン部分に手をかざしていただくと非接触でドアを自動開閉できる機能を追加しました。

当社は「さあ、これからのだれでもドアをつくろう」というブランドビジョンのもと、「だれにとっても分かりやすく、使いやすいトイレスイッチ」HDS-4iαの製品ラインアップ拡充により、建物のバリアフリー化やコロナ禍の社会ニーズに応えてまいります。

画像・動画・引用:バリアフリートイレの接触感染対策強化に。自動ドア用スイッチHDS-4iαから非接触タイプを発売 PR  TIMES(2021年)

私の住む県内の都会エリアで以前見た事あるタイプだなと思って読んでいくと、私が見た接触自動ドアではなく、非接触となったタイプの自動ドアだったんですね。ここ最近それがあった場所には何年も行っていないので現在では分からないのですが、もしかしら今はその建物も非接触タイプになっているかもしれません。

座ったままトイレが出来る車椅子

丹波貿易株式会社(東京都北区東十条6-5-21丹波貿易本社ビル)は、ご高齢の方、お体が弱った方がご自分でトイレに行くことに特化した高機能車椅子(インドのアルカトロン-モビィリティ社製)を日本最大の応援購入サービスサイトMakuakeで、8月17日より先行販売致します。製品特徴として、撥水加工で車イスのままシャワーに行ける。自走式⇔介助式に変更可能。分解してコンパクトに輸送可能。工具不要で簡単組み立て。高さなど調整可能などあらゆるシーンを想定したデザインとなっております。製品はISO規格準拠。

Arcatron SSS-100はご高齢やお身体がご不自由な方が、ベッドから車椅子に容易に乗り移ることができ、そのまま車椅子ごとトイレットルームの便器に覆い被さり、用を足すことができる高機能の車椅子です。インドの企業アルカトロン・モビリティ社が開発しました。弊社丹波貿易は日本市場で独占販売契約により提供いたします。

画像・動画・引用:【新商品】座ったままトイレで用が足せる車椅子「Arcatron SSS-100」。撥水加工でそのままシャワーもできる! PR  TIMES(2021年)

現代のトイレ、洗浄用のボタンが多すぎる問題

視覚障害のある人にとって、個室トイレの数あるボタンの中から、ボタンの1つである洗浄ボタンを探すのが凄く大変だという、便利になった分機能が増え過ぎた事により生じた大きな社会問題もあります。ボタンをわかりやすくするために文字・図記号が見やすいように背面との明度・彩度の差を大きくすることなどがこちらの記事に明記されています。

参考:現代のトイレ、ボタン多すぎ? 障害者だけじゃない…洗浄ボタン問題 withnews(2021年)

様々なトイレ問題。

この記事は前に書いた非接触の記事で、色々検索している時にその時に一緒に検索で出て来て、着目を置いて書こうと決めた記事でした。こうやってみると、トイレ1つに関しても色々な取り組みがなされている事が分かりました。

私は特にまだ実際に観た事がない『ほじょ犬トイレ』が、もっと全国的に、色々な場所に普及してくれたら、補助犬を頼りにしているユーザーにとって、移動するのも困らないと思います。沢山早く普及します様に。。。

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noteでも買いています。よければ読んでください。

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も2交代制で担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。