シトラスリボン。〜コロナでの差別や偏見を無くそうと、愛媛県で発案されたリボン〜 

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

コロナ禍で世界に新たな偏見と差別が生まれた中で、そんな偏見と差別を無くしていこうと、愛媛県から始まった『シトラスリボンプロジェクト』というリボンがあります。それから全国へ浸透し、多くの学校や障害者施設、老人ホームなどで【シトラスリボン】が作成され、医療従事者の方などに渡されています。

今回はそんな【シトラスリボン】が出来たきっかけ、発案者の声、学校で作られた取り組みの1つをご案内致します。

『シトラスリボンプロジェクト』とは?

コロナ禍で生まれた差別、偏見を耳にした愛媛の有志がつくったプロジェクトです。 愛媛特産の柑橘にちなみ、シトラス色のリボンや専用ロゴを身につけて、「ただいま」「おかえり」の気持ちを表す活動を広めています。 リボンやロゴで表現する3つの輪は、地域と家庭と職場(もしくは学校)です。

「ただいま」「おかえり」と言いあえるまちなら、安心して検査を受けることができ、ひいては感染拡大を防ぐことにつながります。 また、感染者への差別や偏見が広がることで生まれる弊害も防ぐことができます。

コロナ禍のなかに居ても居なくても、みんなが心から暮らしやすいまちを今こそ。 コロナ禍の“その後”も見すえ、暮らしやすい社会をめざしませんか?

画像・動画・引用:シトラスリボンプロジェクトfrom ehime

シトラスリボン発案者の声

新型コロナウイルス感染者や医療関係者などへの差別、偏見を無くすことを目指し、全国に浸透している『シトラスリボンプロジェクト』。活動を始めた愛媛県の市民グループ「ちょびっと19+」共同代表の松山大学准教授の女性にその想いについて聞きました。

「2020年3月に愛媛県内で初めてコロナの感染者が確認され、個人を特定しようとしたり、SNSでその人のコロナに罹ったまでの行動を批判したりする動きもありました。コロナから回復しても、元の生活に戻れない空気までありました。冷たい視線で見られていると感じている人が、何らかの形で、心を開放出来る目印を作れないかと考えました。」

『シトラスリボンプロジェクト』は、最初は少人数からスタートしました。「2020年3月下旬に知り合いに声がけして、会社経営者やフリーライターら6人で考案しスタートしました。愛媛発ということで、伝統工芸の水引の結び方に関連付けていて、色もみかんのかんきつ系の黄緑色。あえて一手間掛かる結び方を選んだのは、作成する過程でリボンの意味を考えながら、ゆっくり手を動かして頂きたかったからです。リボンを身に付けたりイラストを貼ったりすれば、プロジェクトに参加するきっかけとなり、誰でも参加しやすいことが良い事だったかもしれません」。

参考:全国に広がる「シトラスリボン」 発案者に聞く 神戸新聞NEXT(2020年)

『ただいま、おかえりって言いあえるまちに』を合言葉には、「最初は『おかえり』だけでしたが、私たちもいつ感染するか分からないよね、という思いで『ただいま』を入れました。ネガティブな言葉ではなく、柔らかく、ポジティブな言葉遣いにしようと話し合いました」と発案者の女性は説明しました。

【シトラスリボン】を作ろうin佐賀市

新型コロナウイルスに関係した差別や偏見を無くすべく『シトラスリボンプロジェクト』に賛同した、佐賀県探しにある小中一貫校三瀬校小学部の6年生の12人が2022年3月9日、自作のシトラスリボンを佐賀市の校区内の公共施設や保育園などに手渡ししました。

生徒たちは授業の取り組みで一生懸命約200個のシトラスリボンを作りました。黄緑色のクラフトテープを使って、中央の輪に安全ピンを付けて服やバッグなどに身に付けられるようにしました。【シトラスリボン】を今回作った小学6年生の女の子2人は、「三つの輪を同じ大きさにしたり、交差部分にクラフトテープの先を通したりするのが凄く難しかったです。コロナの差別や偏見が無くなる様に想いを込めたので、出来栄えは100点満点です」と笑顔を見せました。

参考:コロナの差別、偏見なくそう 三瀬校小学部6年生 自作シトラスリボン贈る 佐賀新聞(2022年)

【シトラスリボン】は、かんきつ類をイメージしたベースの緑色のほか、黄色のひもで作られる方もいらっしゃるそうです。

本当に素敵なプロジェクト。

私は別の記事を調べている時に【シトラスリボン】に出会いました。凄く素敵なプロジェクトだなと思いました。私は作った事はないのですが、行事の封筒に付いて来る、水引がモチーフになっているのも素敵だなと思いました。

今はコロナは増えて来ていて、基礎疾患のある私にとってはいつまでも気を緩められません。この間スマホのニュースサイトの通知で、コロナの私と同じ年代の方の後遺症の記事を読んで、「私だったら更に酷くなるんだろうな」と不安を感じました。ワクチン6回目を多分割と早く受けられそうなのが、少しだけ安心する部分です。

まだまだコロナへの偏見も多いですが、この『シトラスリボンプロジェクト』を通して、少しでも偏見が無くなって欲しいなと思いました。

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シトラスリボンで広がる支援の輪…企業で働けない障害者もイキイキと 奮闘続ける支援施設【静岡発】 FNNプライムオンライン(2022年)

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎、右手人差し指に汗疱、軽く両膝の軟骨すり減り、軽度に近いすべり症、坐骨神経痛などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。