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「ベンゾジアゼピン系の使用中止で離脱症状!?」うつ病viviのお薬の話
はじめに
2020年1月17日
「ベンゾジアゼピン系の睡眠薬や抗不安薬の中止で離脱症状!?使用歴が長い人ほど高リスク」
<時事メディカルより>
こんなニュースがviviの携帯に飛び込んできました。
興味深い記事でしたので紹介します。
ベンゾジアゼピン系?どんな薬かなと調べてみると・・
ソラナックス錠、ワイパックス錠、メイラックス錠、デパス錠、マイスリー錠、レンドルミン錠など・・
・・と覚えのある薬の数々。処方されたことのあるお薬の名前が出てきました。
記事をよく読んでみました
睡眠薬や抗不安薬としてよく用いられているベンゾジアゼピン(BZ)系薬は承認された用量を使っていても薬をやめた時に手の震え、動悸、発汗、頭痛、けいれんなどの不快症状が表れることがある
「BZ離脱症候群」と呼ばれ、長期使用者や多剤併用者で起こりやすいようです。
中でも個人的に注目したのは、「ソラナックス錠」
半年前まで不安時の頓服薬として処方されてました。
一週間分を二、三日で飲みつくすほどです。
一日6錠までと言われてましたが、12錠くらいは飲んでいました。
今は中止になっていますが、10年くらいこのペースでした。
減らしたい、やめたいときは?
まず短時間型や作用の強いBZ系薬から投与量を減らします。短時間型のBZ系薬を一旦長時間型に切り替えてから減量するのがよいでしょう。
自己判断で急に服用をやめると離脱症状が生じることがあるため「漠然とした長期の使用を避け医師の指示の下でゆっくり時間をかけて減らしていくことが大切です」とのことです。
viviの場合、替わりにBZ系薬でない「コントミン糖衣錠25mg」を処方されました。
コントミン糖衣錠
・吐き気やしゃっくりを止めたり、また、痛み止めや寝つきをよくする薬の効果を高める。
・不安感やイライラする症状などを改善する。
・脳内の神経伝達物質(ドパミンなど)の産生や放出を調整し、不安や緊張をやわらげる働きがあります。
多くの診療科で頻繁に処方
BZ系薬は脳内で神経伝達物質の作用を強め、気分を落ち着かせ、不眠や不安を早く確実に改善する効果があります。
筋緊張を和らげる作用もあるため、不眠や不安の他に、けいれん、頚椎症、腰痛、筋収縮性頭痛、肩こりを訴える人にも使用されています。
様々な診療科で頻繁に処方されており、日本でのBZ系薬の処方率は世界的に見ても極めて高いとのことです。
BZ系薬の使用が広がった理由
例えば不眠であれば、早く効果が表れ、同時に眠れないことに対する不安も軽減し、症状も改善すると考えられています。
ただ問題点も多く、脱力、転倒、認知機能の低下、せん妄(急性の脳機能障害)などを引き起こす可能性があり、長期使用に伴う依存性や、急な減量や中断による離脱症状が認められているそうです。
その為、長期使用を控え、投与量を抑えることが重要で、症状改善後は慎重に減量・中止をする必要があるという。厚生労働省は、BZ系薬の長期使用や多剤併用を減らす対策を打ち出しているが、成果はまだ十分とはいえないということです。
おわりに
viviの場合、ソラナックス錠というBZ系薬を服用してました。
この薬は、10年くらい不安時の頓服薬として一日に数回4錠ずつ飲んでいました。
それが昨年から服用回数が減ってきていたので、主治医から中止を促され替わりにコントミン糖衣錠が処方されたのです。
それは、多分、上記にもある離脱症状が出ないようにするためだったのかもしれません。
急に中止にすれば、離脱症状がでる可能性があります。
タイミングよく服用回数が減ってきていた時に別のお薬に置き換え、その結果、離脱症状が出ることなく服用をやめることができました。
しかしながら、時折、ソラナックス錠を飲みたくなる時があります。
なぜかというと、コントミン糖衣錠では何か物足りない気がするからです。
だけど、ここで中止にしているお薬を復活させるわけにもいきません。
長い間、依存してきたソラナックス錠。
すべては生きづらさから始まりました。
ソラナックス錠などの頓服薬を飲まずにいることができません。
お薬はviviのエネルギー源。
でも、いつかは断たないといけません。
いつになるかはわからないけど、お薬に頼らない生き方をしていきたいと思います。
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