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今回は、厚生労働省のデータをご紹介したいと思います。内容は、精神疾患患者数と日本人口に対する割合です(日本人口1億2700万人として割合を算出)。なお、平成23年度のもののみ、ご紹介させていただきます。
【1】精神疾患の患者数と日本人口における割合
てんかん
21万6千人
(0.17%)
薬物・アルコール依存症など
7万8千人
(0.06%)
不安障害など
57万千人
(0.45%)
うつ病など
95万8千人
(0.75%)
統合失調症など
71万3千人
(0.56%)
参考データ:厚生労働省
http://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/data.html
【2】どれだけ身近なのか?
例えば、あなたが高校生で同級生が200人いたとします。
すると、そのうちの1人はうつ病を、同じく1人は統合失調症を発症するかもしれません。
例えば、あなたが従業員200人の会社にいたとします。
すると、やはりそのうちの1人はうつ病を、同じく1人は統合失調症を発症するかもしれません。
200人の知り合いがいるのなら、うつ病の人と統合失調症の人がひとりずついてもおかしくないのです。
それだけ、あなたのそばには、精神疾患で苦しんでいる人がいます。
【3】まとめ
上記の患者数は、あくまで病院を受診している人の統計になります。なので、精神疾患のような具合の悪さを持ちつつも病院に通っていないような、いわゆる潜在的な人口を考えると、実際の人数はもう少し多くなるとされています。精神疾患で苦しんでいる人は、意外と身近にいます。そのことを、健康な人に知ってもらいたいということが、統合失調症を患うわたしの主観です。
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