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こんにちは、翼祈(たすき)です。
子どもの事故が後を絶ちません。
それは勿論、遊んでいて、ボールが道路に飛んで、ボールを取るために飛び出した事故や、自転車、車との接触だったりもあります。
どれも心を痛めますが、私が特に「悲しいな…」って思う事故は、登下校中の子どもの列に、車が突然突っ込んできて、怪我する場合だったり、搬送時、状態が悪かったことで命を落とすこともある話です。
そういう時に、親御さんへの取材では、
「今朝まで、元気に登校していた。いつもの様に、『いってらっしゃい』と言った。あの時交わした言葉が、最後になるなんて…」
だったり、
「いつもは『いってらっしゃい』と言うのに、その日に限って、顔を見て、見送ったり、言葉をかけられなかった。娘を返して!昨日までの時間が戻って来て…」
という私は当事者ではないのに、胸が張り裂けそうな気持ちになる、悲痛の想いが書かれています。
「子ども達の事故を予防したい」、その様な環境づくりをしていくため、あるサイトが2025年3月に開設されました。
東京都では、確実に「防げる事故」を予防し、子供が安心して挑戦できる社会実現を果たすため、産官学民の連携の下、事故が発生しにくい環境づくりを推し進めています。
今回は、どうやってこの「子供の事故情報データベース」を活用するのか?、どんなことを知ることができるのか?などを、お知らせします。
情報を網羅した「子供の事故情報データベース」だからこそできる、子どもの事故を減らすこととは?
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① 事故情報を探す
事故情報を種別やキーワード等で検索することができます
② ニュース・論文を探す
Web ニュースや学術論文をキーワード等で検索することができます
③ 事故情報を見る
グラフや図表を使用し統計データ等を分かりやすく表示します
私たちができる、子ども達を守ること
2025年3月に、警視庁があるデータを示しました。
2020~2024年の5年間に交通事故で死傷した歩行者は19万5433人で、7歳が3436人(率にして、およそ1.8%)と、年齢別では最多だと、判明しました。
年齢別では7歳の次に、73歳が3151人と多く、8歳が3095人、72歳が3069人などでした。
事故原因では、幼児・児童共に「飛び出し」が3割超で最多を占めた結果で、幼児は「ひとり歩き」(およそ18%)、児童は横断禁止の場所を渡る「横断違反」(およそ17%)などの結果も判明しました。
参照元:読売新聞 新1年生は気をつけて、交通死傷事故は7歳の被害が最多…「下校中」「飛び出し」事故目立つ(2025年3月27日公開)
「飛び出し」が事故原因で最も多い結果でした。
詳細は参照元を読んで頂きたいのですが、お子さんの事故は、遊びだったり、登下校、散歩、買い物など、ごく普通の景色の中に潜んでいて、理由は色々あるといいます。
「子供の事故情報データベース」は、東京都が開設しました。
ですが、お子さんの事故が起きることは、東京都だけでなく、日本各地で起こっていることです。
「子供の事故情報データベース」では論文やニュースを検索できるとのことで、サイトに行って、検索してみました。
すると、東京都以外にも大分県だったり、それも地方紙も含めて、本当に網羅性の高いサイトでした。
事故を未然に防ぐことは、本当に一瞬の出来事、あと一歩遅かったら、と全ては難しいかもしれません。
「子供の事故情報データベース」が開設される前と後では、「こういう場所にこんな知らない事故があったんだ」と、事故情報を事前に把握できることで、親御さんも、お子さんに『ここに行く時は、こういうことに気を付けてね」と言えます。
そのことで、結果的に、お子さんの事故を全体的に減らせる、そういう社会になっていけると思います。
事故はお子さんだけに起こるわけではありませんが、この「子供の事故情報データベース」が開設されたことで、少しでも誰かの笑顔を奪う様な事件が減ります様にー。
noteでも書いています。よければ読んでください。
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