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こんにちは、翼祈(たすき)です。
この記事をご覧の皆さんは、【特別支援学校】に通う子ども達をどう思いますか?
「障害があるから仕事ができない」「とても配慮が必要」…。
そう思う方もいらっしゃるかもしれませんね。
昔【特別支援学校】に通学していて、就職を希望しても、勤務先が卒業まで見つからず、「家事手伝い」として卒業する方もいるなど、選択肢が限定的で、なかなか希望の仕事に就くことができませんでした。
ですが、今は学校の担任の先生が時々様子を見に来たりなど、【特別支援学校】でも積極的に企業への実習を行ったり、そこから就職した人もいますし、以前の様に卒業後の進路が限定的というわけではありません。
それは、私は特に、2025年1月に2週間、TANOSHIKA CREATIVEに実習に来られた方からも感じておりました。
どう感じたかは、最後の自分の感想にて綴ります。
今、少しずつ、【特別支援学校】でも、通常の学校では当たり前にある経験もできる取り組みも行われる様になりました。それが、この記事で紹介したい『スペちゃれクラス』です。
【特別支援学校】・特別支援学級へ通学する子ども達が「遊び」からサッカーに触れて、挑戦することの達成感を感じてくれたら―。子ども達をサポートする活動を、愛媛県今治市でプレーをするJ2のFC今治が、『スペちゃれクラス』という名前で続けています。
「スペシャル(特別な)」と「チャレンジド(挑戦のチャンスを与えられた人)」をかけ合わせた造語で、子ども達は月1回、1時間のサッカースクールのクラスを満喫しています。
今回は、いつからFC今治は【特別支援学校】の子ども達にサッカーを教えているのか?、参加費は幾ら位なのか?などについてアナウンスします。
FC今治が【特別支援学校】にサッカースクールを始めたきっかけは?対象となる子ども達は?費用は?

FC今治の運営会社は2020年から、特別支援学校などの児童・生徒を対象にしたサッカースクールを開催。それまでは年1回だったが、24年度からは通年で月1回開いており、参加者に挑戦の場を提供している。
スペちゃれクラスの対象は特別支援学校・学級に在籍し、保護者から離れて活動できる児童・生徒。参加費1回1500円(初回無料)。FC今治の公式サイトから申し込める。問い合わせは同グループ(090・2789・2119)。
私が【特別支援学校】の生徒さんに感じた可能性
2025年1月、一人の【特別支援学校】の生徒さんが、実習に来られていました。
「ずっと同じ姿勢で座り続けることができない」と、ライターの支援員さんから聞いており、後から私がnoteで書いたこともある難病があることを知りました。
実は、元々AKARIの企画として取り上げられる、ライターズインタビューで、私に対して他のライターさんが考えた質問を、その生徒さんが使って、インタビューをすることになっていました。
ただ、長時間は座れないので、20分位に収めるという話が上がりました。
その後、『その生徒さんは、思っていた以上に自分で文章が書ける』ことが分かって、インタビューではなく、AKARIの記事を1本、課題として書くことになりました。
仕事内容は、最初の1週間がデザインの体験で、後1週間が主にライターの体験をしました。
『ライターの皆さんは、その人に記事の書き方とか、WordPressの仕方とかを教えて下さいね』と言われていましたが、私は外での仕事が重なって、仕事を教える日ができませんでした。
最終日の前日、1本の記事を書き上げました。
それは、自分自身の難病について述べた記事でした。
その記事が実習を終える日に、AKARIに掲載されて、驚きました。
「未経験から、この短期間で、ここまで書けるんだ‼︎」って。
凄く短い期間でしたが、この記事は努力の結晶だと思いました。
その生徒さんは、DMの仕事など、幅広くTANOSHIKAでの仕事を経験されて、実習を終えました。
その生徒さんの姿を通して、【特別支援学校】に進学しても、多くの可能性を秘めていると感じました。
きっと、その生徒さんのことなので、素敵なお仕事を今されていると思います。
この記事の本題の『スペちゃれクラス』も、「障害が壁ではなく、個性なんだ」と感じさせてくれました。
人は障害を抱えていることで、つい可能性を狭めようとしてしまいますが、実際には凄い力を持っている子も沢山います。
そのことが、障害に関係なく、サッカースクールを開催してくれる、JC今治の皆さんが理解されているのだろうな、と思った、今回の記事でした。

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noteでも書いています。よければ読んでください。
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