『ウニノミクス』。海の生態系の基盤・藻場を食べ尽くすウニを養殖し、地元の産業に還元!

ウニノミクス

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こんにちは、翼祈(たすき)です。

皆さんは、海鮮とかは好きですか?私は好きです。

ただ、今は地球沸騰化などによって、海の生き物は高温の海によって命を脅かされ、もしかしたら、ウニなど、色んな魚介類が入っている海鮮丼も、いつか食べられなくなる魚も出て来るかもしれない。

それ位、海の状況は、刻一刻と深刻なものになっています。

近年、磯焼けという地球沸騰化が原因で起きる海底の海藻類の減少が問題となっていて、藻場という海の生態系で1番下支えしているものが、ウニが食べてしまうことでより減ってしまうことも地元漁師の困りごとになっていました。

今回は、『ウニノミクス』を導入することで実現できることを4つ紹介したいと思います。

『ウニノミクス』で実現できる、4つのこととは?

開発された藻場を食い荒らす痩せ細ったウニを、短い期間でとても美味しく畜養していく技術『ウニノミクス』を導入したビジネスモデルは、磯焼けに悩む地域に新しい特産品、産業をもたらしながら地元の漁業を活発化すること、海の環境保全をすることも実現できるといいます。

ウニノミクスの概要について書いた画像

ウニノミクスは事業を通じて以下を実現します

増えすぎた利用価値のない痩せウニを買い取ります

ウニを減らすことにより、藻場を取り戻します

利用価値のなかった痩せウニを地域の特産品に変えます

新たな収入源と雇用を生みます

ウニノミクスでできることについて書いた画像

画像・引用元:ウニノミクス公式公式ホームページ

2022年、『ウニノミクス』というビジネスモデルは、国連の公式推薦を受けた技術となりました。今後も期待したいですね。

藻場に関しては、

先に掲載されました、こちらの記事の中でも触れております。

少しだけ抜粋すると、藻場は「海のゆりかご」と呼ばれ、魚たちにとっての産卵場所であり、稚魚が外敵から身を守るための成長できる場所であり、小さな甲殻類が成長する餌場として重要な存在です。

詳細は、下記の内容を読んで頂きたいです。↓

この記事で藻場という言葉が出て来た時、たまたま自分が「海のゆりかご」の記事を同時期に書いていたことで、藻場のことを理解し、この『ウニノミクス』の記事も書くことができました。

確かに、海の生態系を1番下で支える藻場を、痩せ細ったウニが食べることに関しては、本当に厄介かもしれません。

それでも、ウニも、貴重な海の資源の1つです。

食べ物になる生き物や植物は個体数を維持したり、品質を保つために、故意的に摘み取ったり、数を減らして育てたりします。

それでもこの『ウニノミクス』は、厄介だなと思ったウニを捕獲して、約2ヵ月間の短期間で養殖して、それを磯焼けで悩む地元の産業や特産品として還元している、綺麗な食物連鎖になっていると思いました。

厄介者だったウニが、地域を盛り上げ、私たちの身体を作る一部となる、本当に良い取り組みだと思います。

ウニも厄介だと思われるより、食べられても、役に立つ方が、きっと良いと思うと思います。

この方法が他の海の生態系に使えるかは分かりませんが、これからも『ウニノミクス』で、地域の発展と活性化に繋げ、賑わってくれたらと思います。

noteでも書いています。よければ読んでください。

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左耳感音性難聴と特定不能の発達障害(ASD,ADHD,LD全ての要素あり)、糖尿病、甲状腺機能低下症、不眠症、脂漏性皮膚炎、右手人差し指に汗疱、軽く両膝の軟骨すり減り、軽度に近いすべり症、坐骨神経痛などを患っているライターです。映画やドラマなどのエンタメごと、そこそこに詳しいです。ただ、あくまで“障害”や“生きづらさ”がテーマなど、会社の趣旨に合いそうな作品の内容しか記事として書いていません。私のnoteを観て頂ければ分かると思いますが、ハンドメイドにも興味あり、時々作りに行きます。2022年10月24日から、AKARIの公式Twitterの更新担当をしています。2023年10月10日から、AKARIの公式Instagram(インスタ)も担当。noteを今2023年10月は、集中的に頑張って書いています。昔から文章書く事好きです、宜しくお願い致します。