日常生活に困るほど不器用、運動が極端に苦手、『発達性協調運動症』DCDとは?

飛び跳ねる子どもたち

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こんにちは、どうも、ゆたです。

私は子どもの頃から体がものすごく硬く、運動が凄く苦手でしたが、小学校高学年のときに、ソフトテニスに出会って、スポーツが大好きになりました。

ただ、中には極端に運動が苦手な子どももいたり、日常生活で困るほど不器用な子どももいます。

それは、もしかしたら、その子が抱えている障がいなのかも知れません。

DCDとは?

慌てて走る子ども

今回はご紹介するのは発達性協調運動症――DCDという発達障害です。

主な特性としては、日常生活で困るほど過度に不器用であったり、運動が苦手だったりします。

しかし、この障がいは、個性なのか見極めが難しい一面もあり、先生だけの判断ではなかなか気付きにくいと言われています。

DCDの有病率は、5〜11歳の約5〜6%といわれています。男女比は2:1〜7:1で男の子のほうが多いと言われています。

仮に有病率が5%とした場合、35人クラスだとそのうち1〜2人はDCDに該当するという計算です。

またDCDは発達障害の一種ですが、ほかの発達障害と併存しているケースが多くあります。

ASD(自閉症スペクトラム症)の約80%、ADHD(注意欠如・多動症)の50%以上にDCDが認められたという報告があります。

環境因子や遺伝的要因があることも分かっています。

引用:HugKum 35人クラスの1〜2人はDCD(発達性協調運動症)!? 日々の生活に困るほど不器用な発達障害の一種。就学後、影響が出ることも【専門家に訊く・前編】2024.10.16

どうやって判断するの?

DCDはその特性上、人より不器用な場合が多いです。

同年代の子と比べて、苦手が目立つ場合、DCDの可能性があります。

参考に下記のような場合は例に挙げられます。

DCDの症状例
1)食事に時間がかかる。食べこぼしが多い

2)コップに飲み物を注ぐとこぼす・コップで飲むとこぼす

3)着替えに時間がかかる。ボタン・ファスナーに手間取る

4)ぶつかったり、転んだりすることが多い

5)お遊戯・ダンスについていけない

6)縄跳び・球技・鉄棒などが苦手

7)走り方が気になる

8)靴ひもが結べない

9)はさみ、じょうぎ、コンパス、楽器などの道具を上手に使えない

10)なぞり書きが苦手・マスから字がはみだす

引用:HugKum 35人クラスの1〜2人はDCD(発達性協調運動症)!? 日々の生活に困るほど不器用な発達障害の一種。就学後、影響が出ることも【専門家に訊く・前編】2024.10.16

このような場合、悩んでいるのは子ども自身です。

無理に叱りつけるのは逆効果です。

「もっと上手にできるようになりたいことはある?」などと聞いてみましょう。子ども自身もどうしていいかわからずにいるかも知れません。

焦らずに早期に療育すれば、徐々に苦手なこともできるようになる可能性が十分にあります。

そのため、専門家のサポートは必須です。

親御さんも一人で悩まず、積極的に医療機関に頼っていきましょう!

終わりに。

私が子どもの頃は運動が苦手な子がいても特に何かをいうことはありませんでした。

DCDである可能性を疑うことはほとんどなかったと思います。

ですが、それは子どもにとって、学校に行くということが辛くなる要因になりかねません。

今は、DCDだけではなく、他の障がいの知名度も上がり、早い段階で子どもたちの障がいに気づくことができるようになりました。

それは多くの子どもたちにとって、生きやすくなるきっかけにもなりますし、早い段階での療育は苦手だったこともある程度までできるようになります。

もちろん、絶対ではないですが、大人になってからだと、仕事に就いたときとんでもないミスをしたり、そこから治そうと努力してもなかなか、上手くいかないことが多々あります。

なので、早い段階で療育することは凄く大切なことだと思います。

そのためには学校の先生だけの力では難しく、やはり親御さんの協力が必要不可欠です。

自分の子どもにもし、違和感を覚えても、悲観的にならず、一度、専門機関に相談してみてはいかがでしょうか?

今回はここまでです。以上、お相手はゆたでした。また次回の記事でお会いしましょう!

noteもしていますので、良ければ遊びに来てくださいね♨

まとめ記事もあります、お時間がある方は是非!

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