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こんにちは、どうも、ゆたです。
私が中学生の頃はガラケーを使っていましたが、高校生になると誰もがスマホを持ち歩いていました。
当日はスマホでゲームをたくさん遊んでいましたが、それ以外でも色々なアプリが流行っていました。
その一つが『simeji』です。
simejiとは、バイドゥ株式会社が開発・運営しているandroidとiOS向けの日本語入力アプリです。
私が学生の頃から若い世代には絶大な人気のアプリでしたが、2023年10月時点で累計ダウンロード数は6,000万を突破し、z世代からも大人気なアプリです。
このアプリの特徴はキーボードを自分好みにカスタマイズできることにあると思います。
背景を好きなアニメの背景にしたり、フリック入力で音が出たり、最近ではコラボしたキーボードもあるので、そこもz世代に人気の理由かなと思います。
そんなsimejiですが、最近学生と共同開発し、新しい機能が追加されました。
これが若い世代にとっても、大人にとっても有意義な機能だと思ったので紹介しようかなと思います。
トラブルを防ぐ予測変換機能
今回紹介するsimejiの新機能は北海道函館西高等学校の探究チーム「ぶなしめじ君の冒険」と共同開発された機能です。
今、z世代の多くがコミュニケーションをチャットで行っている時代。
そんな中でトラブルになるのが、伝え方と受け取り方です。
文字だと声と違って表情やテンション感は伝わりにくく、そんなつもりはなくても相手に不快な思いをさせてしまったり、逆になんでそんな言われ方をされなくちゃいけないんだ!と腹を立ててしまうことがあります。
そういった勘違いされやすい表現を予測変換し、注意喚起をする機能が開発され、リリースしました。
注意喚起機能は「きもい」「消えろ」などを入力すると、「誤解を招く恐れがあります」というメッセージが表示される機能です。
勘違いされやすい表現(予測変換)機能では、相手に誤解を与えやすい表現を入力すると、別の返還候補を表示します。
例えば、「なんでくるの?」と入力すると、「なんで来てくれるん?」という変換候補を表示します。
ほかにも「しるかよ」→「いやー分かんないな」や「ひくわ」→「まじか、、、!」というように、相手に誤解を与えにくい表現を提示します。
実はsimeji以外でも似たような機能があるアプリがあります。
それは「誰も傷つかない」がコンセプトのAI搭載型新SNS『DYSTOPIA(ディストピア)』です。
以前、AKARIのライターで私の先輩でもある『salad』さんが記事にまとめていますので、こちらを見て頂けると詳しくわかると思います。
簡単に説明すると、DYSTOPIA(ディストピアはAIによって全ての投稿が監視され、不適切な投稿を自動的にAIによって「適切な表現」へと言い換えられるSNSです。
このアプリにも相手を傷つける言葉を変換する機能があります。
simejiはSNSとは違い、友人関係を変な誤解で良くない方向に向かわないよう言い方を変換してくれるものなので、全く一緒というわけではありませんが、今は文字で連絡を取り合う時代ですので、このような取り組みは今の時代だからこそ必要だなと私は感じました。
参考:こどもとIT 中高生に大人気のSimeji、トラブルを防ぐ予測変換機能をリリース
学生たちの想い。
8月15日開催された新機能発表会では、「ぶなしめじ君の冒険」のメンバーが同プロジェクトへの想いや開発経緯を共有しました。
メンバーの一人は、「高校の授業の一環で、自分たちが実際に困ったことをテーマにして解決策をSimejiさんに提案したことがきっかけでした。実際に機能として搭載され、多くの人に利用してもらえることをうれしく思います」とコメントしています。
参考:こどもとIT 中高生に大人気のSimeji、トラブルを防ぐ予測変換機能をリリース
終わりに。
私も学生の頃、言い方が悪くて、友人と喧嘩になったことがあります。
そんなつもりがなくても相手にどう伝わっているのか、それを送る前に気付くことができる機能として、とても面白く、助かる機能だなと思います。
また、この新機能は、全国のz世代3,516名から集められた調査結果をもとに開発しています。
なので、かなり多くの若者に使ってもらえる機能なんじゃないかなと思います。
スマホは便利ですがその分危険なこともいっぱいです。こんな風にアプリ側から制限や注意喚起があると周りの大人も安心できますし、何より子どもたちを守ることにつながると思います。
今後もsimejiを使う若者たちが嫌な思いをしなくていいよう、新機能の開発を学生たちと進めていってほしいですね。
以上、相手はゆたでした!また次回の記事でお会いしましょう!
noteもしていますので、良ければ遊びに来てくださいね♨
まとめ記事もあります、お時間がある方は是非!
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