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こんにちは、翼祈(たすき)です。
拒食症は、痩せたいという想いが強いことで、痩せている体型であっても、極度の食事制限をし、命に関わる位、痩せてしまうことがある精神の病気です。
私は逆に過食症なのですが、どちらも自分では痩せ過ぎているとか、そういうことを判断することができないので、周りの支援が必要となります。
先日拒食症について、最新の研究結果が出たという記事を読みました。
太ることを怖がり、食事を極端に制限してしまう、「神経性やせ症」、いわゆる拒食症に関して、国立精神・神経医療研究センターの関口敦室長などの研究グループが多くの患者さんの脳の画像を詳しく調べた結果、症状の重さに関係する脳の部位「腹側前頭前野」と「後部島皮質」を突き止めたと発表し、拒食症をさらに正確に診断する技術に結び付く結果として注目が注がれています。
今回は拒食症にまつわる最新の研究結果について説明します。
拒食症に影響を与えるのは、「腹側前頭前野」と「後部島皮質」?
国立精神・神経医療研究センターの研究グループでは日本各地の5つの病院で拒食症と診断された女性103人の脳のMRIの画像を詳細に解析し、健康な女性の脳の状態と比べました。
すると、拒食症の患者さんでは症状が重くなればなるほど、脳の2つの部位「腹側前頭前野」と「後部島皮質」の体積が増えていることが判明しました。
脳の「腹側前頭前野」と「後部島皮質」の2つの部位はそれぞれ吐き気などの感覚を処理したり、食欲や感情を抑制したりする時に機能する部位です。
拒食症は初期では患者さん自身が気付いていないケースも多く、正常な「痩せたい」という願望との区別が困難なことで、国立精神・神経医療研究センターの研究グループではより正確に拒食症の診断を行う技術への活かすことに期待が持てるといいます。
参考:拒食症 “症状の重さ関係する脳の部位をつきとめた” 発表注目 NHK NEWS WEB(2024年)
関口室長は「拒食症は精神の病気の中で突出して亡くなる確率が高い病気です。客観的な検査で診断可能な様にして、治療体制を拡充させたいです」と説明しました。
私は、
痩せ型ではありません。基礎疾患の悪化で、ご飯の食べる量を昼と夜の毎食80gにしたら、少しずつではありますが、体重が減って来ました。
私の身長だと可愛らしい感じの方が多いです。私もすぐには無理ですが、モデル体型並みになれたら良いなと淡い願望を抱いています。(多分そこまでは無理ですが、)
私が去年の通院で、「⚪︎kg台になれる様に目指しています」と話すと、主治医の先生が困惑されました。「俗にいうモデル体型は、私の様な基礎疾患がある人にとっては、血糖値などがコントロールできず、悪化してしまう、良くない体重だから」だそうです。
私の基礎疾患は、標準体重という体重が、健康を維持するためには、必要な体重だそうです。
今回の拒食症の研究も、本当に知らないことだらけでした。
自分では判断できなくても、悩んでいる方はいると思います。そんな人に寄り添う研究成果ではないでしょうか。
noteでも書いています。よければ読んでください。
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